
2013年04月12日
「大きな声をだすとストレス解消になる。」
そんな事をすすめている本がありました。
が、体の事をもうちょっとしっていると、声をだすだけではちょっと足りないことがわかります。
ストレスが消えるということはどういうことか?
考えたことはありますでしょうか?声をだすと、声といっしょにストレスが口からでていくと思うでしょうか?それとも、大きな声を出しただすときに、体の中にたまっていたもやもやがなんとなく消えてしまうと思いますでしょうか?それとも、ストレスが声にかわって体がからでていくのか?まぁ、普通はこんな事を考える人はいないでしょうけどね。
実は、ストレスは目から体の外にでていきます。
ですから、大きな声をだすときには必ず目をあけて叫ぶ。そうすることで、きれいにストレスが体の外にでていきます。
ストレス解消に合唱やカラオケをやっている人がいますが、とても効率のよいストレス解消法といえます。
目というのは、体にとても大きな影響をあたえます。
瞑想をするときは、目をつむったり、半眼といって目を半分とじた状態にするのですが、それにもちゃんと意味があったりします。
いま、思いついたのですが、ヨガに興味がある方なんかは先生に
「目はどうしたらいいですか?」
なんて聞いてみるといいでしょう。
ちょっと意地悪な質問ですが、ヨガについて深く理解している先生なら面白い返事が聞けるかもしれません。
2013年04月06日
3月24日の朝日新聞に掲載された記事によると、腰痛で悩む人は2800万人だそうです。40~60歳の40%は腰痛を抱えているそうです。
さて、こんな情報より私が注目したのは、3ヶ月以上腰が痛むときに推奨される薬は抗うつ剤だそうです。なんでかというと、ストレスが大きく影響するからなのだとか。
トンチンカンな事をやっているなぁと・・・。
私は腰痛の相談はあまり積極的には応じないようにしています。
なぜかというと、ほとんどの方が、
「とにかく痛みだけをなんとかしてくれ。」
という具合にやってくるからです。
腰の痛みや違和感は、原因を的確にとらえて改善すればすぐになくなります。
答えをいってしまうと、腰痛の原因など、たいていの場合、食べ過ぎか体を冷やしているだけです。男性の場合などは、単なる酒の飲み過ぎであることも少なくありません。
ところが、それを説明しても、
「酒はやめない。でも痛みはとってくれ。」
という具合にいってくる方がほとんどです。
酒の飲み過ぎで腰が痛くなってきているのに、原因はそっちのけで痛みだけをなんとかしようとします。だから、腰痛はなくならないんです。
「腰痛で死にはしないから、痛みは我慢する。」
そこまで覚悟を決めて生きていくのならそれもいいでしょうけどね。
私のところへ腰痛で相談にこられる方は、たいてい
「もう一生よくなりません。上手につきあって生きなさい」
と言われています。
そんな方でも、整体で腰痛がなくなり元気になった人はいくらでもいます。
本当に腰痛を感じない元気な体になりたいのなら、食事や生活習慣をまずは見直すことです。それをお、ほおっておいて体をどうにかしようなど、ただの横着なのです。
2013年03月31日
日々仕事をしていて、気づいた事があるので紹介しておきましょうと思います。
「今日は、体が重くて意欲がわかないなぁ・・。」
そんな時に、院内の掃除をしていると、もりもりと意欲がわいてきます。
これはどういうことかというと、骨盤がしまってきているということです。
自分の感覚で、掃除をしていると明らかに体に変化がでてくるのがわかります。私は独立して仕事をしていますので、商売に関するたくさん読んでいるのですが、
「繁盛しているところは、暇さえあれば掃除をしている。」
「信頼できる会社は掃除が行き届いている。」
なんていう話をよくききます。
一昔前は、銀行であの会社ちょっとかしいかもしれないなんていう話がでると、玄関とトイレを確認しにいったなんて話もあるぐらいです。
と、ここまでくると話がそれてしまいますが、せっせと掃除をして骨盤をしめて意欲をもって仕事をしていると商売は繁盛するっていうことですね。
掃除というと、勉強するのが嫌だから、つい逃避行動してやってしまうなんていうこともありますけどね。そうではなく自発的に、積極的に掃除をすることで、骨盤がしまって自律神経の働きが高めることができそうな気がします。このことをうまく活用すれば、多少の体のバランスの乱れはすぐ整いそうな気がします。
お掃除健康法として世に広まり!
ませんかね。
さしあたっては、体の調子がおかしい?
そんな方はご自分の部屋をチェックしてみましょう。散らかっているようでしたら、まずは片づけと掃除を。それが健康になる上でもっとも早い方法かもしれません。
2013年03月19日
「私はなんにも悪いことはないのに、体が悪いということはありません。」
私がいつもいっている言葉です。
肩こりがする、体の調子が悪い、つまづいて足を折った、花粉症が辛い、腰が痛い、耳鳴りがする、には必ず理由があります。それは、必ず自分のせいです。
仕事が忙しいせいでも、子供がいうことをきかないせいでも、姿勢がわるいせいでもありません。体が悪くなる原因は必ず自分にあります。
病気や怪我というのは、それを自分に気づかせようとする体からのサインです。
そのサインを見過ごしたり、よく考えたりしないで、放置していると、体はどんどん悪くなっていきます。すると、体がからますます強いサインが送られてきます。
「気がついたら癌で余命半年だった。」
そんな事は絶対にありません。
サインをずっと見逃しているからそんな事になるのです。体が悪くなるというのはたったこれだけのことです。
病気や怪我は自分を、自分の生活を客観的にみなおしましょうという体からのサインなのです。
2013年03月14日
先日、来院されて、
「ずっと体の調子が悪いのですが整体を覚えたら元気になりますか?」
と、質問してこられました。
それじゃあということで、いま無料で配布している小冊子を読むようにいいました。
すると、
「こういうの読むのが面倒くさくて・・。」
というお返事が帰ってきました。
この方は、人間の体がどういうものか?どうして調子が悪くなるのか?という事を知ろうともしないで、体を整えようというわけです。そんな事ができるわけありません。
これは、ただの横着です。
こういう横着をしている人は体を壊すばかりで健康になることはありません。
ちょっと言い方を変えましょう。
「○○すれば大金持ちになれる。」
そいういう話をきけばうさんくさいと思うはずです、
それなのに、
「○○すれば健康になれる。」
そういう情報に飛びつくのはただの横着です。
お金持ちになりたければ、せっせと働いてお金を貯めるしかありません。健康になるのだって同じです。横着して一攫千金みたいな考え方では、健康になれるはずがありません。