ブログ「日々整体」

人の生きる力ってなんだ?

今朝の京都新聞に、

『末期のがん入院と比較 在宅も寿命はほぼ同じ』

というものがありました。

簡単に説明すると、末期がんの方が入院した時と在宅で過ごした場合では、差がほとんどないという調査結果がでたそうです。2000人の方のデータに基づくものだそうですが、短期間でみた場合、在宅のほうが余命が長くなる傾向も数字から読み取れています。

そうだろうなぁと漠然と考えていた事ですが、改めてデータででてくるのは人の体についての理解や考え方が大きく間違えていないのだろうとうということでちょっと自信がでてきますね。


単純に考えてみてください。
末期がんでもう長くないということで病院で過ごしている人と、残りの時間を家庭で家族とともに過ごしている人とでは生きる力が全然違うとは思わないでしょうか?


「生きる力ってなんだ?」


ということについてはうまく説明する事が難しいですけどね。少なくとも点滴や薬を体にいれても生きる力が増大することはないのではないかと思います。

これは推測ではありますが、在宅での療養を選んだのは自らの意思だろうと思います。
それに対して入院というのは他人から強いられらものではないでしょうか。強いられたとういとちょっと角が立っているかもしれませんが、少なくとも自ら入院したいと思う人はあまりいないと思います。

人は自らの意思で行動を決めたときに生きる力が強くなるということは間違いないと思います。この事が、数字で表現されたといえないでしょうか。


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手技や療法は人で選ぶのがいいという話

「針がいいと聞いて鍼治療をやっていた。」
「漢方薬がいいと聞いてずっと飲んでいる。」


などという話は毎日ように伺います。この針がいいとか、漢方がいいという考え方はあまりおすすめしません。なぜかというと、針も漢方もその先生の技量によってきくかわるからです。

針でいうなら、肩こりに聞く針なんていういい方があります。
しかし、この表現はずれているといえます。同じ肩こりでも人によってその対処が違うのがあたりまえです。ですから、そこに針をうつとどうして効果があるのか?どのような変化が体に起こるのか?ということを踏まえて針を打っている先生と、わかっていない先生では同じ針でもまったく違う針だといえるでしょう。


漢方なんかでも、


「時間がかかるので1年は続けてください。」


なんていう話をよくききます。
しかし、私がしっている漢方の先生はたいてい1ヶ月、長くても3ヶ月もあればなんらかの成果を感じることができるようでした。漢方についての深い知識と経験があれば、漢方だってそれほど時間がかかるわけではありません。(残念ながらこの先生はもう亡くなられてしまったそうですが・・・。)


こんな事は車で考えれば当たり前のことです。
良い車を所有することができれば、運転が上達するわけではありません。一番早いF1マシンでも、それを操縦する技術が不足すればサーキットを1周することすらできないでしょう。でも、F1マシンを運転できるぐらいの技術をもったドライバーであれば、どのような車であっても自在に操ることができるのではないでしょうか。


「○○という療法がいい。」


のではなく、


「○○という先生がいい。」


そう言われるような先生を探すのがよいと思うのです。もちろんですが、私もそうあろうと切磋琢磨をしているわけです。
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1日15分の運動で健康になる方法

運動やスポーツの練習は反復する事が大切です。
しかし、なぜ反復することが大切かということについて掘り下げて考える人はあまりいないかもしれません。反復練習をすることですこしづつ上達してゆくというのは直感的にも感じるでしょう。それに最初できないことでも練習するにつれてできるようになるということは誰にでも経験があることでしょう。


ある武道家は、

「稽古するということは、脳のプログラミングを書き換えることだ。」

と、いっていました。
体を動かしているのが脳からの信号だとすると、その信号を適切にだせるように練習するというわけです。現実には、脳からの信号をまたずして反射で動くようにするということもあるかとおもうので、メカニズムとしては正確な表現ではないと思います。ただ、概念としてはこのようにシンプルに考えるのがよいのではないでしょうか。


さて、

「1日15分でできる簡単な運動で健康になる。」

といったお手軽で簡単なものがもてはやされる傾向があります。
もっと骨太な物が広まって欲しいとは思いますが、時代の流れとしてそうなってしまうのは仕方のないことかもしれません。

目に止まるものはいくつか注目をしていますが、別に嘘をいっているわけではないと思います。
しかし、ほぼすべての物があまりにも説明不足になっています。


お手軽で簡単な運動でも意識しなければいけないのは、


「プログラミングの書き換え」


です。
この書き換えを意識しないでやってもほとんど効果はえられないでしょう。そしてこの一番重要なポイントを説明しようとしたときに大きな問題が生じます。それはなにかというと、


「お手軽で簡単ではなくなる。」


ということです。
なぜなら、ほぼすべての人はどのようにプログラミングを書き換えればよいかということがわからないからです。だから、ほとんどすべてのノウハウは詳しい説明を省いてしまっています。ただ、このような事を頭において体を動かすだけでも随分違ってくるはずです。
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膝の痛みの話

「あるスポーツをやっているのだけど膝の痛みが辛くてできない。」


そんな相談を受けました。
随分長い間、ごまかしながら体を動かしていたそうです。そして、ついに歩くのも辛くなったということで、自律神経というちょっと毛色の違うものならということでこられたようです。ただ、歩くのも辛いというのは後日、再びやってきた時に聞いた話で、私が膝の様子をみたときは大した問題ではないと思っていました。

だから、初回、整体した時には、


「これなら足のこの部分の疲労を上手に抜いて、体の動かし方を変えていけば良いですよ。」


なんて軽い指導ですませていたのです。
しかし、本人にとってはそんな軽い話ではなかったようで、1週間後に再びやってこられたときに、


「整体を受けた帰り道ではもう膝の痛みが和らいで普通に歩けるようになり、今では膝の痛みはほとんどなくなった。」


といっていました。
この方の場合は何年も抱えるような膝の痛みはではなかったと思います。
まだ課題は残っているのでいまは一時的に痛みはやわらいでいるだけで、いくつかの課題をクリアしないとまだ痛みだしますよと説明しています。

世間というか、お医者さんの膝や腰の痛みに対する考え方は問題が多いと思います。
考え方とやり方を変えればすぐに楽になってくる人は少なくありません。一生懸命に研究をしている人もいるので、あまりこんな事をいってはいけないとは思うのですけどね。今回の方はその典型的な例といえるでしょう。

とりあえず軟骨がどうのこうのという考えにとらわれているうちは無用の痛みを抱えて生活する人はなかなか減らないのではないかと私は思います。


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スラックラインという競技がいい!

ある雑誌をみていたらスラックラインという競技を紹介していました。
一目見て、


「コレはいい!」


と思ったのです。
しかし、この世の常というか、本当にいいものはまず広まることはありませんね。万が一ひろまったとしてもすぐに廃れてしまいます。ちょっと前に流行った、岩盤浴とかゲルマニウム温浴などがいい例でしょうか。これらは本当にいいものだと私などは思うのですけどね。

結局のところ、いいものだから流行するというのではないのでしょう
気の利いた謳い文句と、見た目のインパクト、世の中の注目がうまく交わった時にブームというのが生まれるのかもしれません。ちなみに、こんな事を考えていたら、ふと白いたい焼きなんてのを思い出しました。

話を戻します。

私がこんな事をいうのは非常に珍しいのです。
スラックラインは非常に体によい運動といえそうです。なぜなら理想的な体の使い方できなければうまくできないスポーツだからです。

どんなスポーツかというと、ゴムのベルトの上で綱渡りをするという感じのものです。
上級者になれば、その上でぴょんぴょん跳びはねるようですけどね。そこまでやる必要はなく、ただ綱渡りのような感じであるくだけでよいと思います。

どうしていいかというと、見よう見真似でなんか変だけどとりあえずできているというようなことは絶対おこらないからです。

ヨガなんかがいい例でしょうか。
ヨガにとって大事なのは見た目のポーズではなく体の中の内臓や筋肉の働きなのですが、そんなものは外からみてもわかりません。テニスなどの球技でもそうで、ボールをうちかえすだけでよいなら上手にラケットを扱える必要はありません。テニスコートをのぞいてみれば、手打ちで試合を楽しんでいる人がすぐにみつかることでしょう。


まぁ、まだ体験していないのでもしかしたら私の勘違いという可能性もちょっとはありますが、まず間違いないでしょう。おしむらくは、本当にいいものは広まらないということでしょうか。なんとか、体験してみて身近で楽しめるようにしてみようかと思案中です。
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