膝の痛みの話
2016年03月29日
「あるスポーツをやっているのだけど膝の痛みが辛くてできない。」
そんな相談を受けました。
随分長い間、ごまかしながら体を動かしていたそうです。そして、ついに歩くのも辛くなったということで、自律神経というちょっと毛色の違うものならということでこられたようです。ただ、歩くのも辛いというのは後日、再びやってきた時に聞いた話で、私が膝の様子をみたときは大した問題ではないと思っていました。
だから、初回、整体した時には、
「これなら足のこの部分の疲労を上手に抜いて、体の動かし方を変えていけば良いですよ。」
なんて軽い指導ですませていたのです。
しかし、本人にとってはそんな軽い話ではなかったようで、1週間後に再びやってこられたときに、
「整体を受けた帰り道ではもう膝の痛みが和らいで普通に歩けるようになり、今では膝の痛みはほとんどなくなった。」
といっていました。
この方の場合は何年も抱えるような膝の痛みはではなかったと思います。
まだ課題は残っているのでいまは一時的に痛みはやわらいでいるだけで、いくつかの課題をクリアしないとまだ痛みだしますよと説明しています。
世間というか、お医者さんの膝や腰の痛みに対する考え方は問題が多いと思います。
考え方とやり方を変えればすぐに楽になってくる人は少なくありません。一生懸命に研究をしている人もいるので、あまりこんな事をいってはいけないとは思うのですけどね。今回の方はその典型的な例といえるでしょう。
とりあえず軟骨がどうのこうのという考えにとらわれているうちは無用の痛みを抱えて生活する人はなかなか減らないのではないかと私は思います。
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