ブログ「日々整体」

ストレッチや運動というのは難しい

ここ1週間ほど運動が好きな人が続きました。
不思議なもので、一人がこられると似たような人が次々とやってこられます。このような方たちとは、たいてい、


「ストレッチやこのような運動を日常的にやってきるのだが。」


というような話になります。
しかし、そのストレッチや運動がちゃんとできていないのではないか?というのはあまり考えないようです。

実は、ストレッチや運動など体を動かす事はかなり難しいものです。
ヨガなどのインストラクターなどをみればそれはわかるのではないでしょうか。見よう見まねで同じようなポーズをとってみても同じようにはできません。もっと身近なところで、野球のピッチャーで考えてみてください。


「野茂英雄の投げ方を真似して同じような活躍ができるか?」


まず無理でしょう。
野茂までいかなくても、高校生がやっている甲子園大会の1~2回戦で奮闘しているピッチャーの真似ならできるでしょうか?同じように投げて、同じことができるか?ほとんどの人はできないはずです。

そこから転じて考えてください。
体操やストレッチでも、指導をしているインストラクターの真似をして同じことができているとは思わないことです。腕を伸ばす、肩を回す、足をねじるといったようなすべての動作は同じようにやっているつもりでも同じようにはできてはいません。そこを探求したいという気持ちがあるのならいくらでもすすめるのですけどね。


「そんな見よう見まねの動作が本当に体にいいか?」


というと、私が見る限りは、


「そんな無意味なだけでなく、かえって体を壊すような事などやめてしまえ。」


という事がほとんどです。
これはかなり運動が好きでかなり本格的にやっている人でもその傾向があるというのを補足しておきましょう。

いつもお話することは、


「体にいいことなどやめてしまえ。」


ということです。
大して興味もないのに、体にいいといっている人がいるからという理由で何かに取り組んでも体にプラスになることなどなにもないのです。
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サイトの改修のお知らせ

今週から、サイトの内の文章をすべて書き換えてゆきます。
これを書いたのは1~2年前ですが、いま見返すと稚拙だと感じる部分が目立ってきてしまいました。経験を詰んでわかること、できることが増えたからだと思いたいところです。

ただ、そのせいでしばらくの間、内容に統一感がなくなりそうです。1~2ヶ月程度は、様々な矛盾もでてくるかもしれません
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リウマチのリハビリのお話

少し前の事ですが、リウマチについての記事を見かけました。
その結論は、


「関節が変形するとつい引きこもりがちになるので、運動をしたほうがよい。しかし、運動のやり過ぎで関節が痛みすぎることもあるので適切な運動量で。」


というものでした。
関西人なら、


「どっちやねんっ!」


ツッコミの1つもいれたくなるかもしれません。


「チョコレートを食べると癌を抑える効果がある!」


という極端なものも問題ですが、結論をぼかした先のような表現はやはり適切ではないと思います。


「適切な運動量ってどれぐらいですか?」


ということについても考えたって結論がでることはまずないでしょう。


私たちの通常の生活で考えてみましょうか。
親しい友人がとてもよい異性を見つけて結婚することになったとします。で、それが我が事のようにうれしかったので、結婚式と二次会でハメをはじして飲み過ぎてしまった。ほかでいうなら、ムシャクシャすることがあって食べ過ぎてしまったとか、会社で失敗をしてつい深酒をしてしまったとか、次の日になって体がずいぶん辛くて、ちょっと後悔するなんてことは誰にでもあることでしょう。

年齢を重ねてもそういうことはかわらないのではないでしょうか。
人は年をとったからといって喜怒哀楽がなくなるわけではありません。旅行で旅館などにいくと、大いに飲んで楽しそうにしているお年寄りなど珍しくもありません。

そういうのに対してを、


「体の事を考えて適切な運動と食事をしましょう。」


なんて助言は、人間らしさを放棄しろといっているように感じます。
誰にでもハメをはじしたくなることはあるし、控えめにしすぎたり、やり過ぎたり、そういう事があるから人生は楽しいのだと私は思います。その上で、


「じゃあ、どうしようか?」


というのを考えなければうまくいきません。

これを踏まえてリウマチのリハビリを考えるなら、


「体というのは過保護にすると弱くなる。」


ということを忘れてはいけないと思います。
ですから、痛いからじっとおとなしくしておけというのは駄目で、リウマチの事など意に介さないで旅行でも運動でもなんでもするというのを基本にどうするかと考えればよいと思います。運動のやり過ぎてでた痛みなど対処を間違えなければ3~7日程度ですぐに解消されるからです。


リウマチを患っている人は、副交感神経に異常が見つかります。
副交感神経の働きが悪いので、交感神経が過剰に働くせいであると考えて整体するとたいていすぐに痛みは和らいできます。交感神経が過剰に働くので、白血球が過剰に働いて自分の体を攻撃するようですね。

副交感神経というと、リラックスしたり、考えかたをどういうと安易に考えてしまう人が多いのです。しかし、リウマチの場合は、なんらかの理由で体をひどく冷やしている事が原因の場合が多いのでそれではうまくいきません。ですから、さしあたって整体で副交感神経の働きを整えて痛みを和らげ、その上で冷えとりに時間をかけて取り組むというのが一番うまくいく方法だと考えています。
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人間を構成する物質?

宇宙を構成する物質のうち人間がその存在を確認しているものはたった4%だそうです。
残りのうち25%ほどが重力を計算することによって存在するはずだということがわかっている物質があります。ダークマターといわれていますが、それがなにかはわかっていません。


「計算してみたら存在するはずだ。」


というような性質もので、ダーク、つまり暗黒物質と呼ばれているわけです。

さて、ダークマターというものがないと宇宙というのは存在できないようです。
なにかわからないけど重力の存在が確認できるということですから、存在がなければ宇宙は存在できないわけですね。もしあってもまったく違う形になっているはずで、我々人間が存在できたかどうかも怪しくなってきます。

ちなみに、残りの70%ほどは完全に謎の状態です。謎なのになにかあるはずだというのは、奇妙な話に感じますがアインシュタインの理論に間違いがなければ、


「なんかあるはずだ!」


という事のようで、宇宙レベルで考えると、人間が観測できる物質はたったの4%というわけです。

一方、人間を構成する物質はわかっています。
29種類の元素からできていて、60兆個の細胞から作られてるということです。しかし、最近では、100兆個という説も謳われだしているそうですから、結構、わかっているようでわかっていないのじゃないかと思ったりもします。

今更説明の必要もないでしょうが、わかっている材料を集めたって人間を生み出すことはできません。人間どころか生命を生み出すことはいまだにできていないのですから当然といえば当然です。

ダークマターの記述をみたときに、


「もしかしたら人間の体も同じなんじゃないか?」


と思ったわけです。
宇宙がダークマターのおかげで宇宙として存在していられるように、人間が人間として存在するためにも29種類の元素をまとめるダークマターのような何かが必要です。

宇宙の場合だと、理論からおいかけるので、目に見えない、観測もできないということがわかるわけです。ところが、目に見えて、手に触れられるとこにあるのに見つけられないから、ないものとして誰も関心を払おうとしない何かがあるのではないかなぁと思うわけです。

そんな事を考えていると、


「人の体について大部分の事をわかったつもりになっている。」


というのはずいぶん傲慢な事だなぁと。

将来、生物の誕生の秘密が解明されると、


「実は、人間を構成する物質で観測できているものはたったの4%だった。」


なんてことになるのではないかと思ったりします。

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腹筋運動やダンベルで筋肉をつけても意味が無い

「腹筋を鍛えれば腰痛が楽になる。」
「筋トレをして筋力をつければ元気になる。」


というような話はもう常識化しつつあるといっていいでしょう。
確かにこのようなトレーニングで腰痛が解消したり、元気になるようなことも少なくありません。でも、どうせやるならもう少し掘り下げてやればもっと効果的にできるのは間違いありません。

私がいつもいうのは、


「腹筋やダンベルで体に負荷をかけることにはあまり意味がない。」


という事です。
なぜかというとこのような運動で得られた筋力は実生活では全く役に立たないということです。

例えば、引っ越しをするとしましょう。
その時にダンベルなどの重りを持ち上げる要領で、家具や食器などを持ち上げたりはしません。そんな持ち方をすれば、すぐに疲れてしまって動けなくなるからです。どうやっているかというと、


「疲れないように、楽に持ち上げる。」


という持ち方をするはずです。
引っ越し業者に引っ越しを頼むと、たいてい1人ぐらいはもの凄く物を運ぶのが上手い人がいます。私も学生の頃には、引っ越しのアルバイをした経験があります。その時、冷蔵庫を持ち上げようとしている人がいたので手伝おうとすると、


「1人の方が楽だから。、」


といってマンションの3階まで軽々と冷蔵庫を持ってあがっていました。これは、体に負荷をかけるトレーニングとはまったく正反対の力の使い方といえるでしょう。トレーニングの目的というのは、たいていの場合、このような事ができることを目指しているはずです。


このことを踏まえているとトレーニングとうのはどういうことを目的するかわかるでしょう。


「腹筋運動は、楽に体を起こすための練習。」
「ダンベルなどのトレーニングは、重りを楽に持ち上げる練習。」


だというわけです。
まぁ、魅せるための筋肉をつけたいというのでしたら、今までのままでいいのですけどね。そんな筋肉だと引っ越しの時には、


「見た目ほど役に立たない。」
「すぐにばててしまう。」


ということになってしまいます。
ついでにいうと、このような筋肉は体への負担が大きいため怪我をしやすいし、病気にもなりやすくなります。
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