ストレッチや運動というのは難しい
2016年03月22日
ここ1週間ほど運動が好きな人が続きました。
不思議なもので、一人がこられると似たような人が次々とやってこられます。このような方たちとは、たいてい、
「ストレッチやこのような運動を日常的にやってきるのだが。」
というような話になります。
しかし、そのストレッチや運動がちゃんとできていないのではないか?というのはあまり考えないようです。
実は、ストレッチや運動など体を動かす事はかなり難しいものです。
ヨガなどのインストラクターなどをみればそれはわかるのではないでしょうか。見よう見まねで同じようなポーズをとってみても同じようにはできません。もっと身近なところで、野球のピッチャーで考えてみてください。
「野茂英雄の投げ方を真似して同じような活躍ができるか?」
まず無理でしょう。
野茂までいかなくても、高校生がやっている甲子園大会の1~2回戦で奮闘しているピッチャーの真似ならできるでしょうか?同じように投げて、同じことができるか?ほとんどの人はできないはずです。
そこから転じて考えてください。
体操やストレッチでも、指導をしているインストラクターの真似をして同じことができているとは思わないことです。腕を伸ばす、肩を回す、足をねじるといったようなすべての動作は同じようにやっているつもりでも同じようにはできてはいません。そこを探求したいという気持ちがあるのならいくらでもすすめるのですけどね。
「そんな見よう見まねの動作が本当に体にいいか?」
というと、私が見る限りは、
「そんな無意味なだけでなく、かえって体を壊すような事などやめてしまえ。」
という事がほとんどです。
これはかなり運動が好きでかなり本格的にやっている人でもその傾向があるというのを補足しておきましょう。
いつもお話することは、
「体にいいことなどやめてしまえ。」
ということです。
大して興味もないのに、体にいいといっている人がいるからという理由で何かに取り組んでも体にプラスになることなどなにもないのです。
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