ブログ「日々整体」

あなた程度なら軽い症状なので我慢しなさいといわれる

パニックでお悩みの方には、


「あなた程度なら軽い症状なので我慢しなさい。」


などと専門家にいわれることがあるようです。ひどい症状の方の場合、通常の生活もままならないケースもありますので、嘘ではないでしょう。しかし、不安や動悸に悩まされながら生活しろとうのはどうでしょうか? 幸せに、元気に生活してゆきたいという気持ちを理解してもらえないのはかなり辛いことではないでしょうか。

さて、8年間、動悸と不安につきまとわれているという方がいました。
この方の場合は、それほ重い症状ではなかったのですが、毎週1回は仕事をやすまなければならない。その状態どう思うかは人それぞれでしょうが、私は

「それを我慢しろ。」

とは言えませんね。


背骨をみると、胸椎4番に問題がありました。
胸椎4番は心臓の働きに係る自律神経が通っている場所です。そのため、疲れたり、体を冷やしたり、ちょとでも体の状態が悪くなるとすぐに動悸がでてきてしまうのです。確かに、パニックの状態としてはそれほど深刻なものではないでしょう。しかし、それが健康な状態か?というとそんなはずはありません。

この方の場合、体の状態はそれほどひどくは整体をはじめて1ヶ月程度で仕事を休まないで済むように改善しました。ただ、受けられているご本人はなかなか実感できていないようでした。


「仕事をやすまずにすむようになったけど、体がどう変わったか分からない。」


そうおっしゃっておられました。

そのため、体にどういう問題があるのか?あと何をして、何に気を付ければいいのか?そんな指導をしました。2ヶ月ほどすぎた頃には動悸もなくなりました。



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体についての裏技

はじめてこられる方は、よくこんな質問をされます。

「こんな運動をすればいいとかないですか?」

あるにはありますが、まずできませんので、

「ありません。」

とお答えする事がほとんどです。

世間にでまわっている情報をみると、

○○すれば体にいい

的なものばかりですので、そういう裏技的な物があるのではないか?お手軽に体の問題を解決できないか?そういう気持ちになるのはわかります。しかし、専門家としてやるべきことは、

そういう裏技を使わせない

ということだと思います。

体がいい状態というのは、食べて快食、寝れば快眠、疲れても一晩ねれば翌朝すっきりというのがいい体の状態です。このために基本的な事は、

早寝早起き、腹八分目

というのがもっとも大切な事になります。

ところが、毎晩酒を飲み歩き、油物ばかりを食べ、ろくな睡眠をとらずにいて、体の状態が悪い。そんな方の体の状態を変えるのは、まずは生活習慣をかえるということがもっとも大切な事になります。

それなのに、そういう生活習慣の問題はほっておいて、裏技をつかってちょちょいのちょいで問題を解決しようというのは、残念ながらありえないのです。

労働の面でハードな環境で仕事をしている方もおおいので、早寝早起き、腹八分目というのを実現するのが難しいという一面もあります。でも、もっとも基本的なことを抜きにした裏技で体が整うということは絶対にありません。
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重い物をもって体が痛むことはない

体の調子をうかがうと、

「先日、重い鞄をもってから体がおかしくなった。」

なんていう事を言われる方がよくおられます。

確かに、筋肉を酷使してつかったために、体が痛くなるという事はあるでしょう。でも、それで本格的に体がおかくなることはありません。

いっている事が矛盾しているように感じるかもしれませんね。
これはどういう事かというと、

筋肉疲労は一晩寝ればとれる

ということです。

ですから、ちょっと重い物をもったということが原因で体がおかしくなれば一晩眠ればすぐに解消するのです。でも、実際に異常が数日すぎても解消しない事があります。

これはどういうことかというと、以下のような事が起こっているということです。

1.眠れていない。眠りが浅い。
2.もともと体がおかしかったのが、体を酷使することで表にでてきた
3.重い物をもった事は関係無しに体が痛んできた

ですから、

「先日、重い鞄をもってから体がおかしくなった。」

という方がこられたら、私は

「本当にそう思うのなら帰って早く寝てください。」

とお答えするだけになってしまします。

こういった事は、重い物をもったということだけではありません。
運動した。山登りした。などなど、体を使えば疲れるのは当たり前のことです。でも、疲れを何日もひきづってしまう。これは異常だということです。微妙な違いに感じるかもしれませんが、体を整えるためにはとても大切なことです。
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ここ1週間みなさん体を冷やしています。

ここ1週間ほどですが、整体をうけにこられる方の体はすべて同じ状態といっていいかもしれません。どうなっているかというと、

ほぼ全員が体を冷やしています。

そして、

「ここ何日かずっと調子が悪い」

そうおっしゃいます。
わたしからすれば体を冷やしたのだから、調子が狂うのは当たり前だろうと思うのですが、ほとんどの方は寒くなったせいで体調がわるくなったとは思わないようです。だからこそ、かなり悪くなるまで気がつかないし、冷えために体が悪くなったと思っていませんから、手足が冷たいままなのにずっと放置のままです。

「わたしは冷え性です。」

なんていう人がいますが、そんな体質はありません。
冷えに対して敏感か鈍感かの差はありますが、冷えやすい体というのはありません。冷え性というのは、体が冷えているのにずっと放置しているというだけの事といっていいでしょう。

体とういのは一度冷え切ってしまうとなかなか元にもどってきません。ちょっと横着をして冷えを放置するだけで深刻な病気になることもあるのです。冷えに対してはオーバーすぎるということはないといっていいでしょう。
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睡眠のお話

「こういう風な格好で寝ているんですがいいのでしょうか?」

よく頂く質問です。
残念ながら、質問がすでに間違っています。

人間、生き物にとってといいかもしれませんが、睡眠をとるという事は意識する必要がありません。むしろ、意識すればするほど眠れなくなります。

例えば、

「明日は大事な用事があるから早起きしなければいけない。」

なんていうことを考えて寝ようとする逆に眠りにくくなります。早く寝よう、寝ようとするほど眠れなくなるというのはどなたでも経験があるのではないでしょうか?

・上向きで眠りのがいい
・左側を下に眠るのがいい

なんていうのも同様です。
眠りはじめたときには、上向きで寝ていても、寝ている間にどのように寝返りをうっているか?なていうことは確認しようがないのですから、全く意味のないことだとは思わないでしょうか?

さて、これではなんの話か意味がわからなくなってくるので、人間は眠りで体の疲れをとるときどういう動きをするか?ということを説明しましょう。

人は、疲れている部分を上にして眠ります。
ですから、体の右側が疲れている場合は、右側を上にして眠ります。当然、前側が疲れていれば上向きになりますし、後ろ側が疲れていれば下むきに眠ろうとするのが自然な体の働きです。

ですから、「上向きで寝るのがいい。」なんていうのは意味がありません。

当然、日々の仕事や、体の使い方によって、体の疲れ方は傾向があらわれます。右側が疲れやすい人、後ろ側が疲れやすい人などいます。ですから、ある人が下向けに寝ると調子がいいからといって、それをまねしたってまったく意味はありません。

さて、よい眠りがつづいて体の疲れがとれてくると寝返りをします。
どういう寝返りかというと、次に疲れた部分を上にするように寝返りをうちます。ですから、右側が疲れている人が眠っているうちに疲れがとれて、左側の疲れが残っていたりすると今度は左側を上にするように寝返りをうつのです。人はそうやって寝返りをしながら眠ることによって、体の疲れを抜いていくのです。

さて、ここで振り返ってみて欲しいのですが、

「今日は、左側が疲れているので左を上にして眠ろう。」

そんな事を考えて眠ったことはありますでしょうか?

まず、そんな方はいません。
ですが、人間は無意識にそういう風に体を動かせるのです。

つまり、大事な事はそういう無意識の体の働きを邪魔しないことなのです。

・○○な布団、まくらならよく眠れる。
・上向きに眠らないと疲れがとれない。

などなどといった思考は、無意識の体の働きの邪魔をしてしまうのものです。ですから、余計な事など考えずに、ただ眠たくなったら布団に潜り込めばいいのです。

なお、よい眠りができた時は朝おきたときに上向きになっているはずです。そういう状態でおきれたときは、体の調子を感じてみてください。逆にいうと、おかしな格好でおきるようなときは体の調子がどこか崩れている可能性もあります。
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