ブログ「日々整体」

塩分控えめは体にいいのか?

塩分は体に必要なものです。

最近は、なんでもかんでも塩分控えめになっているので塩分は体に悪いと考えてしまっているようですが、塩分は人間の体に必要なミネラルです。ですから、分をひかえすぎて体がおかしくしてしまう人もいます。


その方は、


「塩分を控えるように。」


と指示をされたので、食べ物はすべて熱湯で煮沸するなどして全部塩分を飛ばすという食事をしていたそうです。そんな事をすればいっさい味がしませんが、


「これが体にいい。」


と考えて実践していたそうです。


一昔前には、にがりを飲むと痩せると聞いて、にがりをのみすぎて亡くなった人がでてなんていうニュースが流れていました。こういうニュースがながれると、


「にがりは体に悪かったのか。」


といってにがりを悪の手先みたいに扱いはじめたりする人もいました。


にがりは、塩などと同様にミネラル成分です。

ですから、人間の体には必要なものです。ですから、毒というわけではありません。塩だって、食べ過ぎれば体が悪くなってくるのです。こんな事をいちいち説明しなければならないという事に私は違和感を感じたりしています。

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うつの整体事例

最近は、簡単に自分の状態を確認できるようにということで、チェックリストを活用するところが増えているようです。企業なのでも、積極的に従業員の状態を確認して早期発見、早期治療というのをめざしているのでしょう。チェックリストを配布して確認させているところもあるようです。

しかし、このチェックリストがとんでもなく曲者です。なぜかというと、元気な人まで、病気にしてしまうらです。

この方の場合、親類に不幸があって、心身共に疲れていたのでしょう。
そのタイミングでチェックリストを利用すると、うつ症状であるという判断がされました。そこで、会社の指定する医師に診断を受けてみると、

「確かにうつ傾向がありますね。」

という診断で、薬を処方されました。

ただ、この診断がいまひとつ不満だったようです。その足で、私の所に相談にこられました。

体の状態をみると、確かに多少のくたびれはみられたのですが、うつの状態ではないと私は判断しました。そこで、

「ちょっと疲れがでているだけですね。うつではありません。すぐに薬をやめてください。」

そう伝えました。
義理堅い方のようで、医師にもそうつたえて実際に薬を辞めたそうです。すると翌週には元気になりました。


私は整体という技術を通じて、背骨の状態をみます。そうして、今、体の状態がどうなっているか?という判断をします。

チェックリストというのは、素人の方が黄色信号の状態の方をみつけるためには便利な物です。ところが、しかしこういったツールの結果を鵜呑みにしてしまうと判断を誤ることがある。そういうことは知っておくといいでしょう。
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体の冷えと耳鳴りと

耳鳴りのある方は難聴傾向もある方がすくなくありません。
そんな方の事例です。

この方の場合5年前から難聴と耳鳴りがあるとのことでした。
ただ、いつもいわせていただくことですが、耳だけがおかしいということはまずあり得ません。体の状態を確認してゆくと

・不眠傾向がある。ずっと夢をみているような状態で眠りが浅い
・パニック傾向
・肩こり
・胃のもたれ
・体の冷え

以上のような問題点がみつかりました。

箇条書きにすると、すべて別々の問題に感じるかも知れませんが、原因は1つです。
その原因とは、

・冷え

です。
体を冷やしてしまっているので、それが原因で体のあちこちに異常がでてきてしまっていのです。

整体としては、いつものように自律神経を整える事、耳の調整をおこないますが、同時に胃と冷えとりの整体も行います。

耳鳴りが気にならない程度におさまってくるのに2ヶ月ほどでした。
5年間なんの変化もなかったものが、2ヶ月です。きっちりと原因をおさえて、整体をおこなっていけば耳鳴りはきちんとかわってくるものです。

もう少し体には問題が残っていますので、整体はつづけておられますが、不眠、パニックなどの問題はすでに解消しておりますので、残りは時間の問題といえるでしょう。



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汗の話

人間は汗をかいて悪い物を体の外に出しています。

デトックスなんていう言葉はきいたことがあるでしょう。汗でなければ、外にでない有害物質というものがあるので、汗をかかないと体を壊してしまいます。つまり人間は汗をかいて体を整えているということがいえます。


さて、このことをふまえて考えると汗に関わる体の問題が二通りあるということがいえます。


まず、1つめは汗をかけないという問題です。

真夏でも汗をかかないという人がいます。この様な方は、汗をかくという体の働きがうまく働いていないということがいえます。


「汗をかかないから楽だ。」


なんていっている人までいますが、こういう方は体を間違いなく壊してしまいます。汗をかけない場合に壊れるのは泌尿器です。ただ、こういってしまうとわかりにくいですから、体がどういう具合に変化するかを説明しておきましょう。


汗をかかないで有害物質が体の外にでないと、人間の体は他の方法で体の外に出そうとします。どうするかというと、尿でだそうという働きがはじまります。ですから、トイレが近くなるという現象がおこります。しかし、先にも述べたとおり、「汗でなければでないものがある。」といったとおり尿では処理しきれませんので、汗がでない状態がずっとつづいてしまうと、やはり体を壊してしまいます。


泌尿器にくると、体がだるい、体が重い、むくむというようなことになります。

こまできて気づいた人もいるかもしれませんが、クーラ病なんていうのはこれのことです。エアコンをつけて汗をかかないようにしていると、体がおかしくなってくるのです。また、皮膚に油薬などを塗ってしまって汗にふたをしてしまうようなケースもあります。皮膚にでる問題の多くは、体の中の毒を外に出そうとする働きなので、2重に体をこわしてしまうことは知っておくとよいでしょう。



2つめの問題は、汗をかいたのにそれを放置して冷やしてしまうケースです。

熱がでたときに、


「風にあたるといけない。」


なんていうことは聞いたことがあるでしょう。

熱がでるというのは、体温をあげて汗といっしょに体の中の有害物質を外にだそうとする体の働きです。汗というのは必要に応じてどんどんかけばよいのです。


ところが、汗をかくからといって、涼しいところで寝ていたりすると体の調子が悪くなる。


「寝冷えをした。」


なんていうのはこれにあたります。つまり、風にあたって体を冷やしていると汗をかく働きがうまく働かないのです。

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5年前からの耳鳴りと難聴

5年前から、耳なりと難聴に困っている方の事例です。

耳なりに困っている方にとても多いのが、

「耳なりだけをなんとかしたい。」

という相談です。

残念ながら、体のしくみを理解すればこれが不可能に近いということがわかります。実際、耳なりの以外にもいくつかの問題がみつかりました。箇条書きにしてみると、

・不眠
・パニック傾向あり
・慢性的な胃炎

などです。

こういった事は体の状態をみすとすぐにわかるのですが、多くの方はこういった事を私が確認するまでおっしゃってくれません。耳なりと関係ないと考えているからでしょう。

これらの問題の原因は、食べ過ぎと冷えでした。

ですから、えと食べ過ぎのによって狂った体を整えるのがメインの整体です。それをおこなった上で生活習慣の指導をおこないました。

経過としては、1ヶ月程度の胃の調子が改善。2ヶ月目で、耳鳴りが苦痛でないぐらいにまでおさまってきました。

ここで注意がひとつあるのですが、多くの方は、「すこしづつよくなる。」というのを期待するのですが、多くの場合は、ある日突然によくなるという風に感じます。この方の場合もそうでした。

まだ、静かなところにいくと少し鳴っているということですので、完全におさまるのはもう少し時間がかかるでしょう。

しかし、何をしたら体が壊れるのか?体の調子が狂いはじめたときに、どう自分が感じるのか?ということを理解し、感じ始めているので改善してくるのは時間の問題といっていいでしょう。



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