
2012年04月25日
「耳鳴り(耳なり)をなんとかしたい。」
そういう相談をいただきますが、多くの方がこの時点で間違っています。
どういうことかというと、
「耳鳴り(耳なり)だけをとめるのは無理。」
ということです。
耳鳴り(耳なり)というのは耳の問題なのですが、
「体は完璧100点満点なのですが、耳だけがおかしい」
そういう事はありえないのです。
耳鳴り(耳なり)がする場合、体には、ほぼ間違いなく様々な問題があります。
多くの方は検査などをしても、
「耳には異常がない。」
そういう結果に多くの方がなってしまうのはこれが原因です。耳鳴りがするということで、首や腕、体の状態を確認されることはまずないでしょう。
また、人によっては、こういった問題の他に泌尿器などの問題がある方もおられます。こういう方は、難聴やめまいなどを起こしていることもすくなくありません。
耳鳴り(耳なり)は耳だけの問題ではありません。
耳鳴り(耳なり)をとめたい。そう思っている方は、この事をふまえて体の事を考えなければなりません。
2012年04月19日
頭が痛い、首が痛い、腰が痛い、また、背中が痛い。
などと相談にこられる人に、
「痛いのなら問題ない。」
という返事をすると、みなさん驚かれます。
たとえば、腕をとがったものでひっかいて傷ができたら、血がでてきた痛くなるのが正常な状態です。腕に傷ができたのに、血が出なくて、痛みもないとなればそれこそ一大事で、生き物として大きな問題を抱えているといわざるをえません。
繰り返しになりますが、痛いということは治ろうとする治癒力が働いているということです。
体の不調をかかえている方の多くは、この治癒力がうまく働いていません。だからこそ、体の調子が悪くなるのです。落ち着いて考えれば当たり前のことなのですが、
「この痛みを早く止めたい。」
と叩いたり、つねったり、薬を付けたり、飲んだりと慌てて痛みを止めようとしてしまいます。
痛みがあるのが治癒力が働いているとうことですから、痛みがなくなるということは治癒力がうまく働いていないとうことです。
体に異常があるのだから、痛いのは当たり前です。実際、痛みを感じるとうことは、治ろうとする治癒力が働いているということです。ですから、
「腰が痛くなってきた。」
なんてことをおっしゃりはじめたら、
「それはよかったですね。」
と私は安心します。
体がよくなる課程でみがでてくるということはとてもいい傾向だということは知っておくといいでしょう。
2012年04月17日
電話をかけてきて、
「○○なのだがよくなりますでしょうか?」
という質問をしてくる人がいますが、これは大変失礼な事です。どういうことかというと、
首がいたい、肩がいたい、腰が痛い、背中が痛いといったって体には個人差がある上に、背中を指さして腰が痛いという人までおります。
こういう事を見えないのに判断を要求してくるからです。
生き物いうのは、機械とは根本的にことなるものです。
人間を、構成する要素というと、水、炭素、アンモニア、石灰、リン、ナトリウム、塩素、硫黄、フッ素、鉄、ケイ素などだそうです。こういった原料をあつめて火を通したり、冷やしたり、お日様に当てたりして人間が生まれるかというとそんなことはないことは誰でもわかることでしょう。
生きているとうことは、機械的なものとはまったく別物なのです。
ですから、基本的に電話ではお返事はできないのです。
2012年04月13日
「急に調子が悪くなった。」
そんな相談にこられた方がいました。
体の状態をみると、単純に体を冷やしただけでした。どういうことかというと、
・温かくなったので薄着になったので冷やした
ということだけだったりします。
あと、
汗をかいて、それをほっておいたら冷えた。
そういう方も増えてくるタイミングです。
冷えは万病の元
という言葉があるとおり、体はちょっと冷やすだけで様々な体の不調がはじまってしまいます。
のど、鼻の調子が悪くなったり、尿の出が悪くなったり、近くなりすぎたり
そういう事にはなっておられませんでしょうか?こんなのはちょっと体をひやしただけだったりします。
気候の変化と体調の変化に無頓着だとこういう事にもなかなか気づけなかったりします。自分の体がどう感じているのか?少し注意を払ってみるだけでも、日々の生活は大きくかわってくるものです。
2012年04月12日
食べるということはとても大事なことです。
なぜなら、食事をとらないと人間は餓死してしまうからです。ですから、
「どうせいま食べてもまた後で腹が減ってくるから食べても意味がない。」
そんな理屈はとおりません。
生物として生きていくためにエネルギー補給はかならず必要なのです。
ところが、食べ過ぎるということになるとちょっと話がかわってきます。
お花に肥料を与えすぎると枯れてしまうように、人間の体も食べ過ぎるとバランスが乱れてきます
肩や首が凝る。
実は、なんていうのは、大半は食べ過ぎが原因なのです。たまに、
「わたしの肩こりはすごい。」
なんて威張っていう人がいますが、これは威張るような事ではありませんです。体を壊すぐらい食べているだけのことですから、ご自分の不摂生を自慢しているようなものです。
さて、食べるというこういにはエネルギー補給のほかにも緩ませるという意味があります。
ですから、けんかをしている人がいたら、けんかの前にまず腹ごしらえをさせます。食べ終えてから、
「さぁ、つづきをやれ。」
というと、絶対にはじまりません。
ケンカというのは緊張した体と体のぶつかり合いなので、緩んでしまったら喧嘩ができなくなってしまうのです。
このような食べるとうことは緩むということにつながります。
現代の人ですが、非常に多いストレスにさらされて緊張状態にあるといっていいでしょう。ですから、お腹が空いているわけではないのに、緊張をゆるめるために食べ過ぎてしまう。お腹が空いていないのに、食べますから食べ過ぎになって体をこわしてしまう人がとても多いのです。
私の整体を受けられた方のほとんどは「食べ過ぎだ。」という指摘を受けることになります。
「そんなに量は食べていない。」
そうはいっていても体は完全に食べ過ぎになっています。ですから、整体も食べ過ぎの調整だけですむことがすくなくありません。