ブログ「日々整体」

汗の問題、めまいの整体事例

何年も耳鳴り(耳なり)とめまいに悩んでいた方の事例です。
鍼灸や整形外科ではなかなかよくならないということで相談にこられたのですが、体の状態を確認すると、

腰の痛み、無気力などなど

単純にめまいだけの問題ではありませんでした。

こういうケースで一番たいへんなのは、めまいや耳鳴り(耳なり)といった体の問題が解消するのが一番最後になるということです。
この方も同様で、大半の問題は3~5ヶ月程度で解消したのですが、めまいだけがなかなかすっきりしませんでした。

さて、この方の場合、最後まで残った体の問題は、

汗をかかない

というものでした。

汗というのは体の毒素を外に出すという働きをしているのですが、汗をかかないので、その毒素が体を悪くしていたのです。

汗をかけばいいのかと、


「それじゃ岩盤浴やサウナで汗をかけばいいのか。」


というと、そう単純なものではありません。
汗をかく機能というのは、背骨に異常があるとうまく働かないのです。いくら汗をかいても毒素が体の外にでていなければ何の意味もないからです。

「いい汗をかいた。」

という言葉がありますが、このいい汗をかいていなければいけません。

また、汗をかかないという状態は言い換えると、体が冷えている状態という事もいえます。冷えた体ではきちんとした汗はかけないのです。

結局、汗がでるようになるまでには半年以上かかりました。そして、汗がでるようになるとめまいは軽くなってきました。汗をかかないということが原因でめまいや耳なりがすることがあるのです。そして、冷えの解消にはそれぐらい時間がかかってしまうことも珍しくありません。



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それは体にききなさい

「どういう物を食べれば体にいいですか?」

よく頂く質問です。
しかし、残念ながら質問がすでに間違っています。そのために、適切なお答えができない質問です。

この事を説明するのに、私の体験を1つご紹介しましょう。

先日、スーパー銭湯にいったあとに、回転寿司に食事をとりにいったのですが、いつも食べている回転寿司なのになぜかかとてもおいしく感じました。

回転寿司をばかにするわけではありませんが、薄味が好みの私にとっては味付けが濃い、マヨネーズやチーズで味やうまみをごまかすことの多い回転寿司はあまり好きではありませんでした。

ところがこの日は妙においしく感じたのです。これはいったいどういうことか?答えは簡単です。

体が塩分をもとめていたからです。

普段、おいしいと思わない物でも、汗をかいて塩分が不足しているとおいしく感じるのです。ところが、いつもおいしいと思って食べていたものでも、この日はおいしいと感じないものがありました。

魚のフライでした。

どうしてかというと、私の場合、体に疲れがたまっていると油分がおいしいと感じるようです。ぴんとこない方は、油物を食べたいと感じるときの体の調子がどうか?と、自分を観察してみるといいでしょう。以前、おしいと感じたものでも、体の状態がかわるとおいしいとは感じなくなるのです。

さて、なにがいいたいかおわかりでしょうか?
普遍的に体に良い食べ物などないのです。体の調子、天候、そのほかによって、体が必要とする栄養が違うということです。

ですから、最初に質問にかえって考えてみましょう。

「どういう物を食べれば体にいいですか?」

その答えは、

「わたしなんぞに聞かないで、それは体にききなさい。」

と、いうのがより正解に近いということがいえます。
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整体をすると熱がでてきた

「整体をしたら熱がでてきた。」

そんな話は聞いたことがあるかもしれません。
多くの場合、整体師に問題があると考えてしまわれているようです。でも、実は逆です。整体師の技術力が高かったのでそういうことが起こったというのが本当です。

どういうことかというと、

風邪をひく

というのがどういう状態か?
というと、

・熱が出た
・喉が痛い
・鼻水がでる
・体がだるい

そういった状態になることこを風邪をひいたと多くの人が考えていることでしょう。しかし、本当はそうではありません。風邪をひいた状態というのは、背骨をみることで確認することができます。

具体的には、胸椎の3,4,5番を確認することで、風邪をひいているかどうかを判断することができます。

ところが、最近はこれらの骨に問題があるのに、

「熱もでなければ、のども痛くなっていない。」

そんな状態の方がおおくみられます。
どういうことかというと、風邪をひいているのに熱をだす体の働きがうまく働いていないのです。ですから、これらの異常を正せば熱がでてくるのは当たり前なのです。

ひとつ事例を紹介しておきましょう。

やたらと体と頭が重くて、めまいがする。

そういう方が相談にこられました。体の状態を確認をすると、明らかに風邪をひいている状態です。いざ整体をはじめようとすると、気分が悪いのでトレイを貸してほしいと言われたのですが、胃の中のものをもどしてしまうような状態です。背骨の状態から判断するに、のどに痛みを感じているはずなのに、違和感がないとのことでした。当然、熱もありません。、ですから、

「整体すると、熱がでてきますよ。そして、熱出したら体がすっきりしますよ。」

という説明をさせていただき整体おこないました。
後日、確認すると、私の説明させてもらったとおり熱がでてきて、熱がさがった後、体がすっきりとしてきたそうです。

自律神経の働きが悪いと、風邪をひいても熱がでないのです。



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体にいい運動とは?

体に良かれと考えて運動をしてかえって壊す。
合多いケースです。何も考えないで闇雲に体を動かして、膝や腰を痛めてしまうのです。

運動が、体にいいのは確かですが、知識や経験のない方が見よう見まねでやってしまうと体を悪くしてしまうことがあるのです。

ウォーキングという軽めの運動にでもそういう事が起こります。
実際、相談に来られる方はよかれと考えてほとんどの方が、ウォーキングをやっていたりしますが、ほとんどの方が歩き方に問題があって足首を痛めてしまっています。ただ、歩くという運動であっても体をこわすことがあるのです。

ちなみに、ウォーキングというと、デューク更家さんを思い出しますが、彼のやっているウォーキングは、私から見えてとてもよい運動方法です。知識や経験のない方でも間違いが起こりにくい事をやっていると思います。でも、

なぜ、あの歩き方がいいのか?

それがわからない方には、逆に何がダメかわからない可能性が高いと思っておく方がいいでしょう。

さて、こんな事を言い出すと、

「じゃあ、やらないほうがいいのですか?」

なんてことを言い出す人がいるのですが、まったくその通りです。
運動はやったほうがいいですが、無闇にやって体を壊すぐらいならやらないほうがいいのです。

ところが、最近、整体の師が、

「野球選手の体はいい体をしている。」

ということをいっていました。
プロのスポーツ選手なのですから、あたりまえですが、飛び抜けて良い状態ということがいえるよです。バットをスイングするという運動が、骨盤をしめる動作になっているようです。

こういう情報をきいたらやってみるのが一番です。
バッティングセンターにいって、バットを振ってみて体がどういうことになるか?自分の体でちょっと実験してみようと思います。
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やたらと体がだるくなりやすい時期

春から夏にかわろうとするときに、体に起こりやすいのは、

・体が重い、だるい。
・睡眠時間が足りているのにずっと眠い。
・食欲が止まらなくて食べ過ぎてしまう。
・体がむくむ
・急に腰が痛くなる

というようなことです。

こうなってしまう原因は、左側の骨盤が開きすぎてしまうからです。
上記のような様々な体の問題を1つの原因にまとめてしまう事に無理を感じるかもしれません。しかし、ほんとうに左側の骨盤が開くだけで体には様々な問題が起こってくるのです。理由は、左側の骨盤がひらいてしまうと、交感神経の働きが悪くなってしまうからです。

今回紹介する事例は、交感神経の働きがにぶいせいで、

・体がひどくむくんでしまっている。
・体がだるく、重い。

ということで困って相談にこられました。
体の状態を確認すると、さらに眠りが浅く、十分な睡眠がとれてない。体を冷やしてしまって汗をかけない状態になっているということがわかりました。

そこで、整体の方針としは、

・左の骨盤をしめて、交感神経の働きを高める
・不眠の解消
・冷えの解消

として、整体をしてゆくと、1ヶ月程度の体調がかわってきました。
具体的な成果としては、数時間しか眠れなかったのが睡眠時間が長くなってきた。むくみがとれて体が軽くなってきた。などです。

交感神経の働きがわるくなったときに体はどうなるのか?

そして、

1年を通じてどういう時期に交感神経の働きが悪くなりやすいのか?

ということを理解しておくだけでも、体調の整え方はずいぶんかわってくるものです。



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