ブログ「日々整体」

耳鳴り(耳なり)が3週間で止まりました

耳鳴り(耳なり)は一度なりはじめるととめるのに時間がかかる傾向があります。
ところが、先日、あっというまというか3週間で止まる人がいました。そこで、なにがよかったのか、振り返って考えてみると以下のような事がポイントではなかったかと思います。

1.飲酒を辞めた
体の状態をみたときにすぐにわかったのは毎晩飲酒をされているということでした。そこでお酒をやめるように指導をしました。すると素直にお酒をやめられました。

多くの方は、こうはいきません。
お酒の飲み過ぎで耳鳴りになることが理解できないからです。確かに、飲酒が直接耳に影響をあたえることはありません。しかし、飲酒は自律神経の働きを悪くしてしまいます。実際、日常的に飲酒をされている方は体をチェックするとすぐにわかります。

「1日1本だけです。」

とかいっている人はとくにその傾向が高いといえます。
そんな方には

「1日1本なら大丈夫とういのはいったい何を根拠にいっているのか?」

と質問しています。


2.早めに対応された
耳鳴り(耳なり)でいきなり命を落とすことはありません。
そのため、しばらく様子をみようという事になりがちです。そのためどんどん悪化させて、我慢できなくなったころには、かなり悪い状態になってしまっているのです。

この方の場合、自覚できる症状がちょっと重かったこともあり。早めに相談にこられました。体の問題は何事もそうですが、対処は早ければ早いほど回復は早くなります。


耳鳴り(耳なり)でお悩みの方はこの2点について振り返ってみてはいかがでしょうか?


耳鳴り(耳なり)は耳に感じる異常ですが、耳だけに問題があるわけではなく体に起こっている異常の警報のようなものです。

「火事の警報がうるさいので警報をとめてくれ。」

というのではちょっと困ります。
考えなければいけないのは火事を消化するということです。



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冷えは万病のもと

ここ1週間ほど、急に冷え込みました。
そのため、

「急に調子が悪くなった。」

そういって駆け込んでこられる方が後をたちません。

さて、冷やして体の調子を崩しているのですから整体としては簡単で、冷えとりと、冷えでいたんだところを整体してあげれば事足ります。

問題は、冷やしておかしくなった。

ということに大半の方が気づいていないことです。

冷えは万病のもと

どこからきた言葉かしりませんが、古くからある言葉です。どなたでも一度はきいたことがあるでしょう。

ところが多くの方は、体の調子が悪くなった原因を、

・姿勢が悪いから
・重い物をもったから
・体がゆがんでいるから

などなど。
というわけのわからない物にもとめてしまっています。

答えはいたってシンプルで、単に体を冷やしただけです。

体を冷やしてしまい、冷やしたことに気づけないにぶい体の感覚が根本的な原因というわけです。

冷えは万病のもと

この言葉は常に念頭においておくといいでしょう。
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冷えと胃の調子の関係

胃の調子が悪くなりやすい時期というのがあります。
春と秋がその時期になるのですが、季節の変わり目に胃の調子が悪くなりやすいのは冷えが原因です。

ところが、体を冷やして胃の調子が悪くなる。
ということにぴんとこない方がほとんどのようです。そのため、

・食べ過ぎたから
・なんでか調子が悪い

そんなふうにあいまいにしか原因が思いつかないようです。

さて、ここ2日ほどで、整体をさせて頂くすべての方が胃の調子を悪くしておられます。たいてい年末ぐらいから調子が悪いとのことです。振り返ってみるとそのあたりから急に寒さがきつくなってきたと思います。

人間の体というのは気候の変化に影響うけます。
体が冷えて調子が悪くなっているのに、その冷えをほったらかしにしては絶対によくなることはありません。

整体をさせて頂く方には、「まずは服を着てください。」といわざるをえないような方もすくなからずおられます。

話がそれました。

体を冷やすと胃の調子が悪くなります。
でも、おおくの方は暑さ寒さに対してとても鈍感です。そのために冷えたという自覚をほとんどもたないまま、胃の調子を崩してしまっているようです。
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整体は万能だけど万能ではない

自律神経がしっかり働いた状態の体の回復力は半端なものではありません。ありとあらゆる体の不調は改善してしまう。そういってしまっていいでしょう。しかし、自律神経を整える課程において、生活習慣がそれを邪魔してしまうことがあります。

不眠とめまいで整体をうけにこられた方の例を紹介しましょう。
体の状態を確認すると、自律神経の働きに問題がありました。そこで整体をおこない、2ヶ月程度で不眠とめまいはほぼ解消しました。

ところが、体の問題はすべて解消しませんでした。
ずっと首から背中にかけてつっぱりを感じるのです。私はその原因は、体の冷えにあると判断しましたので、冷えをとるための整体をおこない、

・首まわりと足先を冷やさないようにすること
・毎日足湯をするようにすること

という2点を指導おこないました。

ところが、背中のはりはまったく解消しないのです。おかしいとおもった私は、どのような生活環境下を詳しくきいてみました。

すると、気温管理されている職場で働いており、その温度がとても低いという事がわかりました。私はそれが原因だと指摘して、職場での服装などに注意を払うように指導をするのですが、現実問題としてなかなか難しいところがあっことと、ご本人が寒い環境といっても常温の範囲内だったために、冷え対策が徹底されなかったようです。

そのため、整体で体の改善をおこなっても、2週間もすれば職場で体が冷えてまたすぐに悪くなってしまうのです。

そんな状態が1~2ヶ月もつづいたところで配置換えという転機がやってきました。
仕事の内容がかわったと同時に低温の部屋での仕事がなくなりました。それと同時に体の問題が解消しました。

いくら整体で自律神経の状態をととのえても、その自律神経を狂わせる原因があるとだめということです。また、こういった原因はご本人は悪いと思ってやっていなかったり、わかっても生活習慣を変える必要があるのですぐには難しい場合もあります。整体だけしていればすべて解決する。そういうわけではないのです。



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不眠の整体

6年程度つづいている不眠にお悩みの方の事例をご紹介します。

ある程度年齢を重ねた女性の場合、すべての体の問題を更年期のせいにしています傾向があるようです。いくつかの対策はしてこられたようですが、更年期障害のためと安易に決めつけてしまって、適切な処置はなされないままで、ずっと困ってきておられたようです。その結果、眠るための薬を常用されておりました。

薬を飲んで寝るという行為にあまり違和感を感じない方が多いようです。


「寝ないと辛い。」


確かに、そのとおりでしょう。
ですが、実は睡眠をとるというのも体の力です。こういった力は使っていかないとどんどん衰えてくるものです。全く歩かないという方の足がどんどん衰えてくるように、寝るという行為も体の自然な働きで行っていなければ、眠る力はどんどん衰えてきてしまいます。

そのため、薬にたよった睡眠を続けている方はますます眠れなります。私は睡眠でお困りの方にはかならず最初にこの説明をおこないます。その上で、


「すぐに辞める必要はありませんが、どこかのタイミングで薬を辞める必要がでてきます。」


このことをお話させていただきます。
眠れるようになったら辞めるではだめです。眠れるようになるために薬を辞める必要があります。ここを乗り越えられるかが大きな分かれ道といえるでしょう。

さて、この方の場合は私のこの話に納得頂けたようでした。他にいろいろ試したけど全部だめだった。そういう経験があった事もあるでしょう。

この方の場合の不眠の原因は、交感神経側の緊張でした。不眠の原因としてはもっともシンプルなものです。ですから、過剰に交感神経が緊張している状態をやわらげて、バランスのよい状態にもっていくだけです。

経過としては1ヶ月ほどで、薬なしで眠れるように改善しました。
その後も整体をつづけて2ヶ月程度で眠りに対する不安がほぼ解消しました。

ご本人が薬をやめたい。

そういう強い気持ちを持っておられた事がよかったのだと思います。
最初みたときに体の状態を考えればとても早いペースで体がかわってきました。当初は年齢的なこともあり、もう少し時間がかかるかもしれない、そう考えいましたが、自律神経が整ったときの人間の回復能力の高さに年齢はあまり関係ないと思えます。



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