ブログ「日々整体」

子供の整体

小さな子どもに整体をするとテキメンに体がかわってくるので非常に面白かったりします。
そういうことを踏まえて考えると、大人になると、ひねくれてしまって素直に成果が上がらないのだろうと、冗談抜きで思ったりします。子供というのはそれぐらいすぐに体が変わってきます。

小さな子供でよく相談いただくのは、

・花粉症
・無気力

の2つでしょうか。
ただ、相談頂く場合たいてい両方です。

「花粉症じゃなくて、副鼻腔炎です。」

とかいう人もいますが、私に言わせると大した違いはありません。
こんなこというと乱暴に感じるかもしれませんが、本当にやることは対して変わりません。樹木に例えて考えるなら、

「葉がしおれているか、花がしおれているか?」

という程度の違いです。
そんなとき、どうするか?というと、考えるのは根からちゃんと水が吸えるようにしてあげることです。体質によって多少やり方は変わってきます。もちろんその木の種類によっては、手入れやり方は多少かわると思います。ただ、大元の考え方はそんなにかわらないのです。

さて、体を壊している子供の体をみていると、ほぼすべての子供にいえるのは、

交感神経の働きが非常に悪い

ということです。
交感神経はすべての元気の源です。それがうまく働いていないから、体のありとあらゆるところに問題がでてきます。

特に最近よく聞くのが免疫系の異常です。
私には5歳の息子がいますが、何万人に一人の病気なんていう子供が5~6人います。

「たいへんだ。困った。」

と、途方にくれているようですが、なんのことはない、たいていは交感神経の働きが悪いだけです。



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明日は自律神経についての勉強会です。

明日の勉強会のテーマは交感神経についてです。
多くの人がいかに副交感神経をたかめるか?ということを一生懸命に考えていますが、だから自律神経が整わないのです。

実は、明日の交感神経についてが全6回のうちでももっとも大切な内容といってしまっていいと考えています。
会場の都合でGW中にやることになってしまいましたが、たまたまGWに予定がなかったという人にとってはとても価値のある時間にしてもらえるのではないかと思っています。

さて、サイト経由で何人かの方から勉強会の申し込みを頂いていたようです。
ようですというのは、実は、メールフォームに不具合がありまして、当方に申し込みの通知がまったく届いておりませんでした。今朝気がついて修正をしたのですが、その後には申し込んで頂いた方もいるのでもしかしたら、思っていた以上にこられる方いるかもしれません。だったらいいなぁというところですけどね。

さて、そういう事情がありますので、もし申し込みと同時に質問などを頂いていた場合、こちらにその質問が届いておりませんので返事ができておりません。
もし、なにかしら事前に聞いておきたいことがあった場合などはお手数ですが電話にてお問い合わせください。
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5月病の話

5月病というと、新しい環境に慣れて気が緩んでくるのがその原因と考えているのではないでしょうか?

残念ながら間違いです。
本格的に春めいてくると、骨盤が開いてくるので、交感神経の働きが悪くなります。その結果、意欲や気力が湧きにくくなるのが5月病です。

今日、にこられる人の体をみていると、くたびれ方にちょっと変化が感じられました。どうやら体が本格的に春になったようです。

無気力とか言われている人は、今の時期が一番しんどくなるはずですね。
骨盤が開いて交感神経がの働きが悪くなります。だから、もともと交感神経の働きが悪いような方は体の調子が悪いと感じることでしょう。ゴールデンウィークということで、外食するような機会が増える方はなおさらといえます。

なお、別に骨盤が開くからといって体に悪いことばかりではありません。
体の調子がよい人なら春の陽気にぼけーっとすごすのがとても心地よい時期でもあると思います。

体の状態がよい人にとっては心地よい時期ですし、悪い人にとってはもっとも不調を感じる時期といえるでしょう。



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介護と整体の話

整体勉強会の1回目がおわりました。
参加した方と介護の話になりました。私が考える介護というのは、

「介護がいらなくなるようにするのが介護」

だということです。

体というのは、使っていなければどんどん弱っていきます。
日がな1日テレビみて、適当に食べて寝てという生活を繰り返していれば、膝や腰が痛くなったり、満足に体が動かなくなってくるのはあたり前です。ですから、介護というのは手厚くるすればするほど、介護を受ける方の体を弱めてしまいます。

介護をされている方は、どうもこの辺りを勘違いしているのではないか?

と思う事が多いといえます。

関係ないですが、選挙運動も同じように感じます。
選挙にでる人は

「一生懸命福祉をやります!」

と訴える人が多いのです。
でも、それではいけません。福祉というのはやればやるほど、福祉を受ける人の生きる力を弱めていってしまいます。だから、私が目指して欲しい社会は、

「福祉がいらない。福祉などなくても皆が幸せに暮らせる社会。」

なんですけどね。

話を戻します。

福祉を不要にする事を目指すのが本当の福祉だと私は思います。
そして、それはそれほどむずかしい事ではありません。

「10km走った人にだけ食事を与える。」

という具合にすれば、たいていの人は一生懸命に走るのじゃないでしょうか。走るが無理なら歩くでもいいです。ちょっと乱暴に聞こえるかもしれませんが、基本的にこういう考え方でよいと思います。走れない、あるいは歩けない人をどうやって歩けるようにするかが本当の福祉ではないでしょうか。そうすれば、死ぬまで元気な人はもっと増えてくるはずです。

ある程度の年齢に達した方は、死に方についてちょっと考えてはいかがでしょうか?
体をどんどん弱めていって、食べるものは管から体に直接いれて、排泄は他人のお世話になって、という状態になるのはほとんどの人は嫌だといいます。にも関わらず、それに向かってまっしぐらという人が少なくありません。

年とともに衰えて介護が必要になるなんていうのは大きな勘違いです。死ぬ直前まで元気でいる事はそれほど難しくないからです。
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耳鳴りと食べ過ぎの関係

実は、食べ過ぎているせいで鳴りがするケースがあります。
中には、

「酒をやめなさい。」

と、私に言われて酒をやめたら3週間で耳鳴りが止まった人もいます。酒の飲み過ぎが原因だったからです。

「食べすぎていたり、酒を飲み過ぎている。」

という状態は、言い換えると栄養の取り過ぎということです。

「良質な栄養とたくさん摂取して健康になろう。」

そう考える風潮がありますが、これをやるとダメです。
木や花に栄養をあげすぎると枯れてしまうように、人間の体も栄養を摂り過ぎると壊れます。いくら体にいいものだといっても、食べ過ぎていれば体を壊すのです。

食べ過ぎた場合、自律神経がどう変化するかというと、たいてい交感神経の働きが悪くなります。一部体質的に、副交感神経の働きが悪くなる人もいますが、全体の10~20%程度ですのでいまは説明から省いておきます。

副交感神経の働きがたかまるのではなく、交感神経の働きが悪くなるというのがポイントです。
どういうこというと、

「たくさん食べてストレス解消しよう!」

とうのがまったく的外れだということです。

ストレスを解消するという事は、副交感神経を高めることである。
ここまではいいでしょう。でも、いくら食べたって副交感神経は高まってきません。交感神経の働きが悪くなるだけです。結果として、副交感神経の働きが交感神経より優位になることもありますが、それでは元気になった、ストレス解消できたとはいいません。

どうしてかというと、交感神経がすべての元気の源だからです。
食べすぎると、やる気、元気、意欲がなくなります。内蔵でいうと、心臓、腎臓、泌尿器の働きが悪くなります。こんな状態になってストレス解消しましたとはいえません。美味しいものを食べて、ストレス解消とういうのはただのやけ食いになってしまいがちです。


耳鳴りは、交感神経、副交感神経のどちらが悪くなっても鳴る場合があります。
食べ過ぎていると交感神経、副交感神経のどちらも悪くなりますから、

「食べ過ぎが原因で耳鳴りが鳴る。」

という事があります。

食べ過ぎが原因の場合、

「耳鳴りは後回しにせんとだめ。」

そういう事をいうことがよくあります。
食べ過ぎから耳鳴りがなっている場合は、体がかなり悪くなっている傾向があるからです。耳がどうこうではなく、通常の生活にすら支障が出ていることも少なくありません。

食べ過ぎる原因は、2つあります。
1つは、胃酸過多になっているということ。胃の中にずっと胃酸がでていると、常に何かを食べたくなります。口さみしいとか、手持ちぶたさで何かを食べるというのはこの状態です。

もう1つは、満腹をうまく感じる事ができない状態です。交感神経の働きが悪いと、満腹を感じることができなくなります。すると、お腹いっぱいなのにそれを超えて食べ続けてしまうようになります。交感神経がちゃんと働いていると、腹八分目で自然と箸が止まるようになります。

ただ、このような状態になる原因は食べ過ぎです。
食べ過ぎるから食べ過ぎるようになります。この悪循環から抜け出すためには、自律神経のバランスを整える必要があります。

整体するときに、最初に考えなければいけないのは、食べ過ぎない体にするということです。つまり、耳鳴りは後回しになるということです。

本当はこれがもっとも早く耳鳴りを止める方法になるのですけどね。

「耳鳴りの音が辛いからまず音を止めてくれ。」

なんてことをいっているといつまでたっても耳鳴りは止まりません。



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