ブログ「日々整体」

運動不足という気分だけの言葉

「運動不足だから運動しなさい。」


ほぼ全ての人が言われているのではないでしょうか?
ところが、何を根拠に運動不足であると判断しているのかについては非常に曖昧です。そして、誰も運動不足について掘り下げて考えたりはしません。

運動の専門家が、体の状態をチェックして、


「この体は運動不足である。」


と判断するような事もありません。
判断するのは、たいていの場合、運動のことなどまったく知らないお医者さんだったりします。その根拠など、


「体を動かしていますか?」


という質問にいいえと返事をしたという程度だったりします。お医者さんに運動不足だと言われた人にきいてみたら、ほとんどの人がそう答えます。


体は単純に動かせばよいというものではありません。運動のやり方や考え方を間違えているせいで体を壊している人など珍しくもありません。


「運動とはどういうことか?」
「どの程度体を動かせば運動したといえるのか?」
「どれぐらい体を動かさないでいれば運動不足なのか?」
「運動不足というのは体がどのような状態になったときの事をいうのか?」


考えたことがあるでしょうか?単なる気分で、自分は運動不足であると考えているのではありませんか?


例えば、腕ぐるぐる回す運動というのを考えてみましょう。
腕を動かす運動で意識しなければいけないのは肩甲骨です。でも、ラジオ体操をやるときに肩甲骨を動かすように腕を回している人は少ないでしょう。ただ単にぐるぐる腕を回したって疲れるだけで運動したとはいえません。

運動不足の場合、自律神経の4側というところが悪くなります。
4側が悪くなっていれば運動不足なのです。しかし、全く運動などしていない、家の中でいつも本を読んでいるという人でも4側が悪くなっていなければ運動不足ではありません。また、運動していてもうまく体を動かせていなければ4側が悪くなるので運動不足になることがあります。


私は通勤のときに悪いので逆に壊してしまっている女性の方ををよく見かけます。
突然、声をかけて、


「その歩き方では駄目だ!」


というわけにもいきません。
運動不足という気分だけの言葉に振り回されないように注意して欲しいものです。
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腸が弱るという話

先週あたりから、ほぼ全ての人の腸の働きが悪くなっています。
その様子は肘に顕著にでていて肘に手をあてると皆がひどく痛がります。

「腸なのに肘?」

と思うかもしれませんが、人の体とはそういうものです。飛び上がったり泣き出しするぐらい痛がる人もいるのですが、自分で触ってもわからないようです。でも、


「触られるととんでもなく痛い。」


と言われます。
あまりに痛いのであとできっとアザがになっているに違いないと思うようでです。でも、アザできるという人もいません。まぁ、私の方からすると手を触れているだけで勝手に痛がっているという感触なので、あざなどできるはずがないのですけどね。


「毎年、春への変化のこのタイミングでは胃の働きが悪くなるよ。」


とお話しているのですが、どうも今年は様子が違うのかもしれません。
去年はわかりやすく胃の具合悪いといって整体にこられてましたから、どうも今年の事情なのではないかと考えています。今年の冬は冷え込みがきつかったですから、そのせいなのかもしれません。今度寒い冬がきたら春の様子はどうなっているか注目してみようと思っています。

さて、腸が悪くなっているという話です。
腸の働きが悪いという程度なら便秘や下痢をする程度なのですが、腹痛を起こしている人も少なくありません。とんでもないくいしん坊の人でも、


「お腹が痛くて食事もままなりません。」


という人もいるぐらいですから、その程度はかなりのものです。
知っている人には入院までする人がいました。2,3日寝ていれば済むと私はみましたが、身動きが取れないのとひどい下痢をしてので脱水症状を起こしてしまったそうです。せっせと白湯でも飲ませていればしまいだったのですが、周りにきちんと看病ができる人がいないとこんなものなのかもしれません。

余談ですが、病人がいるときに困るのは周囲で世話をする人の事が多いようですね。
苦しがっていたり、辛そうにしているのを見ているのは、本人以上に辛いのでしょう。面倒が見きれなくなって医者に丸投げしてしまう方が多いように感じます。


専門的な言い方をすると、副交感神経の働きが極端に悪くなっていますね。
そのせいでお腹が痛む、下痢、便秘を起こしている、あと眠りが悪くなっているという人も少なくありません。しかし、ほとんどの人は2,3日ほっておけばおさまってくるはずです。ただ、今の感触だと調子が悪いのは4月初旬ごろまで続くかもしれません。これを病気と考えるかどうかで人生に大きな差がでてくるでしょうね。

今は1年で一番体の調子が変動するときといえます。
このようなときに、


「体がおかしくなった!」


と慌てる人が体を壊します。


「体の調子が悪いと感じた時どのようにすごぜばよいか?」


ということについて知らないのでしょう。
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体のメンテナンスのやり方 その1

体には手入れが必要な事がある。
このような認識はほとんど人が持っているでしょう。しかし、ほとんどの人がメンテと称して、


「夕食がてらの晩酌が一番のストレス解消である。」
「体が疲れているのでチョコレートやクッキーなど甘いモノを毎日食べる。」
「食べる事が唯一の癒やしである。」


ということをやっています。
こんなものはメンテナンスでもなんでもありません。そして、私の体の調子が悪いのは、


「仕事でずっとパソコンの画面をみているから。」
「自分勝手な客がおおくてストレスがきつい。」
「家族が自分勝手でそれがイライラする。」


である。というような事を平気で口にしています。
ところが、


「奥さんが原因で体の調子が悪くなるのでしたら離婚すればいいだけですね。」


なんていうと黙ってしまいます。
会社の経営者など社会的な地位の高い人や、弁護士や税理士などインテリといわれる仕事をしているような方でも体の事になるといきなり稚拙な事をいったりやったりしています。


プロ野球選手のダルビッシュ氏は、試合で投げたあとは酸素カプセルで体を休めてすぐに眠ってしまうという生活をしていたそうですね。離婚する前の奥さんは、


「いつも夜9時には眠ってしまっている。」


といっていました。
プロ野球で活躍するということはそれぐらいストイックにメンテナンスをやらなければいけないということでしょう。


プロ野球のピッチャーはボールを投げればよいという単純な仕事ではありません。
バッターを討ち取ってはじめて評価される仕事です。体は動けばよいというものではありません。


デスクワークでも同じです。
PCに向かってキーボードを叩いて必要な書類ができればそれでよい。就業時間中だらだらと仕事をしているふりをして、それで給料をもらってそれでよいという人はメンテなど不要でしょう。

しかし、ほとんどの人はそうではないのではないでしょうか?

最近、学生の頃はサッカーをやっていたフルタイム走り回っていてもバテることはなかったが、いまでは5分程度でばててしまうという人がいました。


「ちゃんと仕事やれてますか?」


と聞くと、ちゃんとやってますと答えましたが、


「サッカーやってた頃の体で仕事したらどうなりますか?仕事しているふりになっていませんか?」


と続けてきいてみました。


「体をメンテナスする、手入れするとはどういうことか?」


一度は掘り下げて考えてみてはいかがでしょうか?







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元気を出して健康になる方法

「いつかやる気になったら仕事をしようと思います。」


なんていっているニートがいたら、


「まず仕事を探せよ。」


と思うのではないでしょうか。
やる気がでたら掃除をするという主婦や、本気出したらいい点数が取れるという学生がいたら?


「何かをやろうという気持ちや意欲は行動することで生まれます。」


人間にはそういう性質があります。
ですから、体を動かすことで体を動かしたいという気持ちになります。家事をはじめることで家事が楽しくなるし、勉強をはじめることで勉強に対する意欲がでてくるのです。

ランナーズハイというのは、走っていることでテンションが上ってきて気持ちよくなってくる状態のことです。この状態になるにはまず走りはじめなければいけません。


実は健康についても全く同じ事が言えます。
アルプスの少女ハイジに登場したクララは足の怪我治ってもずっと車椅子に座ったままで歩くことができませんでした。
クララがずっと、


「歩けるようになったら歩きます。」


といっていたら一生歩くことができなかったことでしょう。


「健康になったら毎日運動をしようと思います。」


なんていっている人はいつまでたっても健康になることができません。

以前に、


「あなたの病気は治らないから疲れないように家で安静にしていなさい。」


と言われて素直に安静にしている人がいました。
3ヶ月後には足腰が弱って歩けなくなり外出することすらできなくなりました。そのさらに半年後には亡くなられてしまいました。人間は足腰が弱ると本当にあっという間に体が衰えてしまいます。

体が辛くて5分、10分しか体を動かすことができないならそれでよいのです。
5分が辛ければ3分でもよいのです。3分でも毎日体を動かしていれば、いつか5分、10分と動かせるように必ずなります。元気になったらとか、健康になったらとか、悠長は事をいってないで今できることがないか探すことです。
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いままで体が辛かったのはなんだったのか?

「いままで体が辛かったのはなんだったのか?」


昨日、そんな事をいう方がいました。
わたしも、


「こんなくだらないことで辛い思いをしているのはあほでっせ。」


なんて、事を言う事もあります。
どんな指導をしたかといと、


「お腹がぐぅと鳴るまで飯を食べないようにしなさい。」


というたったこれだけのことです。
でも、たったこれだけのことで何年も苦しんできた体の苦痛から開放されることもすくなくありません。何が原因かというと、ただの食べ過ぎです。


ただ、食べ過ぎで体を壊している人は、食べ過ぎていることが自分ではわかりません。だから食べ過ぎるのです。

そんな人に、食べ過ぎを指摘すると、必ず、


「そんなに食べていない。」


といいます。
つまり、自分の事を小食であるとか、適度な量しか食べていないと思い込んでいる人は、間違いなく食べ過ぎていますね。

ちなみに、適度な食事量、腹八分目の食事ができている人は、まったく違うセリフを口にします。非常に綺麗に差がでます。
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