ブログ「日々整体」

ここが変だよ日本人

多くの人はお米や野菜を作るのに農薬を嫌います。
農薬を使って農作物を作っても、おいしいという感じはしないのではないでしょうか?また、虫を殺すような薬が口に入るのは体に悪いと感じるのでしょう。実際、化学肥料や農薬をふんだんに使った農業では、栄養価が下がるという話も聞いた事はあるのではないでしょうか。農業は日進月歩でしょうが、有機という言葉に価値を見出す人も少なくありません。

ところが、これが人間の体に変わると話が変わってきます。


「お米や野菜は有機のものを選んでいる。」


というような人でも、自分の体に薬をいれる事に躊躇がない人がすくなくありません。
薬で虫を殺すのに抵抗があるのに、体内の菌を薬で殺す事にはなんの疑問も感じないのです。さっきいったように、農薬と化学肥料で作った野菜は美味しくないといいました。栄養価がすくなくみずみずしさがなくなるからです。人の体でも同じ事が起こるとは考えないのでしょうか?


有機で農作物を作る場合、その環境のバランスを考える必要があります。
先日、ワインの材料となるブドウを作っている農場の環境についての話をテレビでみました。ブドウのつるにつくアブラムシをイナゴが食べます。そのイナゴは鳥が食べます。ところがある動物がいないと、鳥が増えすぎたことにより、イナゴがいなくなり、アブラムシにブドウがやられてしまいます。その生き物とは?

答えは蛇です。
おおよそ、ブドウとは無関係なものが有機ブドウの栽培に大きな影響を与えます。一見、人間にとって害があるとしか思えないものでも重要な役割を果たしています。

人間にとっての蛇とはなにか?
ピロリ菌だったり、インフルエンザだったり、は本当に人間の健康に害でしかないのか?整体をやっていると決してそうではないと思えます。

化学肥料と農薬づけの野菜、薬とサプリメントづけの体、こっちはいいけど、こっちは駄目というのはちょっとおかしいとは思いませんか?

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