ブログ「日々整体」

体を動かすということ

「運動不足なので動かした方がいいですか?」

とよく質問されます。
運動というと、ジョギングしたり、ウォーキングしたり、泳いでみたり、筋トレしたり、踊ってみたりと、そういうものを運動だと考えてしまっているのでそのような質問がでるのでしょう。

運動というのは本来そういうものではありません。
プロの演奏家の方の話を1つ紹介しましょう。体にはなんの異常も感じないし、演奏も自分の思い通りにできているのだけど、60歳になったので念のためにと健康診断を受けました。

その結果、


「運動不足のようなので運動するようにしてください。」


と言われたそうです。
まだまだ現役で演奏したいと思っていたので、ジムにいってトレーニングをはじめました。すると腰を痛めて演奏がうまくできなくなってしまいました。

なんの問題もなかったのに余計な事をして体を壊した典型的な例です。
理由は簡単で、この人にとっては演奏するということが運動になっていたからです。だから、60歳になるまで体にはなんの問題もなく元気に演奏できていたのです。

ほとんどの人が、


「運動とは体に負荷をかけて疲れる事。」


と考えているのではないでしょうか?
だから、運動の専門家ではないのに安易に運動をするめている人がすくなくありません。無意味に体に負荷をかければ体を壊すのは当たり前のことです。

人によっては、じっと座って将棋の次の一手を考えるのも運動です。ゆったりした椅子にすわって本を読むことも運動になりえます。


「そんなことをしていたら肩がこってしまう。」


と考えるような人は、週末に登山などを楽しむようなタイプの人です。
体質によって、その人の向いている運動というものがあるのです。無闇に体を動かせば健康になるというほど運動は単純なものではありません。
お問い合わせ・予約はこちら
関連カテゴリー< ブログ

2月9、10日と休みです

毎年2月恒例の修行の旅にでかけてきます。

2月9,10日

と休んでいますのでご注意ください。
お問い合わせ・予約はこちら
関連カテゴリー< ブログ

整体以前の問題

「ずいぶん体が冷えてますけど?」

と聞くと

「光熱費を節約するために暖房いれてません。」

という人が少なくありません。
体を壊しているわけです。そのせいで医者に行って、薬をかって、それでうちみたいなところへ整体を受けにきているわけです。節約するのはかまいませんが、高熱を数千円節約するために、何万円とかけて、さらに時間を消費するとうのは、節約するところを間違えているといえるでしょう。

ほかでは、

「家の中寒くないですか?」

ときくと、

「毛布をかぶって凍えています。」

といいます。
つづいて、

「暖房ないんですか?」

とういと、

「灯油を買いに行くのが面倒なので。」
「暖房器具がない。」

とか平気でいいます。
自律神経がどういういう以前に、


「帰りに家電量販店へいって、暖房器具をかって、ガソリンスタンドへいって灯油を買って帰れ。」


という指導になります。
暖の取り方を考えずして体の調子を整えようなどというのは論外です。

夏場になると、

「エアコンの聞いたところにいくと寒いでしょ?」

ときくと、

「どこへいっても凍えています。」

とかいう人には、


「まず服をちゃんと着ろ。」


という話をせねばならない事もすくなくありません。
若い女性が服装を重視するのはわかりますが、体を壊すことも辞さずというのはやはり論外です。どんなに着飾っても、健康的でなければ絶対に魅力的にはなりません。

こんな人達ほど、訳知り顔で、

「○○は体にいい。」

とか口にしている印象がありますね。
お問い合わせ・予約はこちら
関連カテゴリー< ブログ

立春における体の変化

暦で立春というのは、太陽の動きから計算して決められています。
ですから、体とはなんの関係もないと思うかもしれません。しかし、人の体を毎日みていると暦に合わせたと思えるように体が変化しているのがわかります。人の体(おそらく動物もですが)は、太陽の動きに応じて変化しているということがいえます。

今年も立春にあわせて体の調子を崩した方が先週末からかけこみで来られています。
専門的な言い方をすると、『季節変動』といいます。

季節の変化にあわせて体の調子がかわっているのは病気でもなんでもありません。
しかし、調子がおかしいということでお医者さんで検査してもらったら病人になってしまっている人がきました。本人は、

「ちょっと変なので見てもらいたかったのだけど病人にされて納得できなくてきた。」

といっていました。
体と自律神経の状態をみて、


「こんなものはツバでもつけとめば3日で治る。」


そう指導をしておきました。
お問い合わせ・予約はこちら
関連カテゴリー< ブログ

意外なめまいの止め方

整体という技をまとめた野口晴哉氏が、


「神経痛のごときは、びっくりさせれば治ってしまう。」


という事を書いています。
実際に、整体指導を受けに来た人を蛇やカエルのおもちゃをおいて驚かせらたら本当に神経痛の痛みはそれきりで消えてしまったそうです。一人や二人じゃなく、何人もそれで治してしまったのだとか。


言われてみれば、

「確かにそういうことはあるだろう。」

と思えます。
それをこのような形で実践するというところが、野口晴哉氏というところの凄さというか偉大さかと思えます。まぁ、ほとんどの人は、

「びっくりして治るはずがない。」

と、考えるでしょう。
お医者さんなんかに、こんな話をしたら馬鹿にされるだけではすまないかもしれません。


ただ、この方法にはポイントが1つあります。
それは、


「心の底からびっくりする。」


ということです。
ですから、蛇やカエルのおもちゃっで神経痛が治ったのは男性だけだったそうです。女性は、

「きゃー」

と悲鳴はあげるけど治りません。驚いたふりをしているだけで、心底驚いていないからです。


ところが、ある時のこと、たまたまタバコの火が着物のすそに落ちたそうです。


「あっ」


と小さな声を出しただけだそうですが、それで神経痛が治ったそうです。
女性は蛇やカエルには驚かないですが、着物の裾に穴があきそうになったら驚いたわけです。男性の方が繊細で、女性が図太い生き物なんていう人がいますが、的外れとはいえなさそうですね。


また、ちゃんとびっくりしさえすれば、神経痛、腰痛、膝痛、めまい、などなどなんにでも応用が効くだろうと思っています。

実際、ある方が、踏み台にのって高いところにある荷物をとろうとしたのです。
するとうっかり足をふみはずしてしまいました。この方にはめまいがあって、ずっとふらふらしていたのですが、それでびっくりしてめまいがぴたっと止まりました。幸い高い踏み台ではなかたし、足をくじいて怪我をするようなこともありませんでした。

一応、補足すると高齢の女性でした。女性は高いところから落ちてもびっくりするようです。

このやり方をいつか使ってやろうと思ってますが、心底驚かすだけの演技力が私にあるか?というとなかなか自信をもてないでいます。驚こうとおもって驚いても効果はでないですから、お化け屋敷などにいってもあまり意味はありません。

ただ、バンジージャンプぐらいのインパクトがあれば効果があるかもしれません。
めまいでお悩みの女性は、バンジージャンプを飛んでみるというのもひとつの方法かもしれません。
お問い合わせ・予約はこちら
関連カテゴリー< めまい腰痛、膝痛
<戻る 137138139140141142143144145146147
出張整体

RSS

月別

OFFICIAL SNS
  • X
  • Facebook
  • Youtube
自律神経整体院
075-888-3495