ブログ「日々整体」

塩分控えめは体にいいのか?

塩分は体に必要なものです。

最近は、なんでもかんでも塩分控えめになっているので塩分は体に悪いと考えてしまっているようですが、塩分は人間の体に必要なミネラルです。ですから、分をひかえすぎて体がおかしくしてしまう人もいます。


その方は、


「塩分を控えるように。」


と指示をされたので、食べ物はすべて熱湯で煮沸するなどして全部塩分を飛ばすという食事をしていたそうです。そんな事をすればいっさい味がしませんが、


「これが体にいい。」


と考えて実践していたそうです。


一昔前には、にがりを飲むと痩せると聞いて、にがりをのみすぎて亡くなった人がでてなんていうニュースが流れていました。こういうニュースがながれると、


「にがりは体に悪かったのか。」


といってにがりを悪の手先みたいに扱いはじめたりする人もいました。


にがりは、塩などと同様にミネラル成分です。

ですから、人間の体には必要なものです。ですから、毒というわけではありません。塩だって、食べ過ぎれば体が悪くなってくるのです。こんな事をいちいち説明しなければならないという事に私は違和感を感じたりしています。

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汗の話

人間は汗をかいて悪い物を体の外に出しています。

デトックスなんていう言葉はきいたことがあるでしょう。汗でなければ、外にでない有害物質というものがあるので、汗をかかないと体を壊してしまいます。つまり人間は汗をかいて体を整えているということがいえます。


さて、このことをふまえて考えると汗に関わる体の問題が二通りあるということがいえます。


まず、1つめは汗をかけないという問題です。

真夏でも汗をかかないという人がいます。この様な方は、汗をかくという体の働きがうまく働いていないということがいえます。


「汗をかかないから楽だ。」


なんていっている人までいますが、こういう方は体を間違いなく壊してしまいます。汗をかけない場合に壊れるのは泌尿器です。ただ、こういってしまうとわかりにくいですから、体がどういう具合に変化するかを説明しておきましょう。


汗をかかないで有害物質が体の外にでないと、人間の体は他の方法で体の外に出そうとします。どうするかというと、尿でだそうという働きがはじまります。ですから、トイレが近くなるという現象がおこります。しかし、先にも述べたとおり、「汗でなければでないものがある。」といったとおり尿では処理しきれませんので、汗がでない状態がずっとつづいてしまうと、やはり体を壊してしまいます。


泌尿器にくると、体がだるい、体が重い、むくむというようなことになります。

こまできて気づいた人もいるかもしれませんが、クーラ病なんていうのはこれのことです。エアコンをつけて汗をかかないようにしていると、体がおかしくなってくるのです。また、皮膚に油薬などを塗ってしまって汗にふたをしてしまうようなケースもあります。皮膚にでる問題の多くは、体の中の毒を外に出そうとする働きなので、2重に体をこわしてしまうことは知っておくとよいでしょう。



2つめの問題は、汗をかいたのにそれを放置して冷やしてしまうケースです。

熱がでたときに、


「風にあたるといけない。」


なんていうことは聞いたことがあるでしょう。

熱がでるというのは、体温をあげて汗といっしょに体の中の有害物質を外にだそうとする体の働きです。汗というのは必要に応じてどんどんかけばよいのです。


ところが、汗をかくからといって、涼しいところで寝ていたりすると体の調子が悪くなる。


「寝冷えをした。」


なんていうのはこれにあたります。つまり、風にあたって体を冷やしていると汗をかく働きがうまく働かないのです。

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痛いというのは正常です

頭が痛い、首が痛い、腰が痛い、また、背中が痛い。
などと相談にこられる人に、

「痛いのなら問題ない。」

という返事をすると、みなさん驚かれます。

たとえば、腕をとがったものでひっかいて傷ができたら、血がでてきた痛くなるのが正常な状態です。腕に傷ができたのに、血が出なくて、痛みもないとなればそれこそ一大事で、生き物として大きな問題を抱えているといわざるをえません。

繰り返しになりますが、痛いということは治ろうとする治癒力が働いているということです。
体の不調をかかえている方の多くは、この治癒力がうまく働いていません。だからこそ、体の調子が悪くなるのです。落ち着いて考えれば当たり前のことなのですが、

「この痛みを早く止めたい。」

と叩いたり、つねったり、薬を付けたり、飲んだりと慌てて痛みを止めようとしてしまいます。
痛みがあるのが治癒力が働いているとうことですから、痛みがなくなるということは治癒力がうまく働いていないとうことです。

体に異常があるのだから、痛いのは当たり前です。実際、痛みを感じるとうことは、治ろうとする治癒力が働いているということです。ですから、

「腰が痛くなってきた。」

なんてことをおっしゃりはじめたら、

「それはよかったですね。」

と私は安心します。
体がよくなる課程でみがでてくるということはとてもいい傾向だということは知っておくといいでしょう。
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電話での質問について

電話をかけてきて、

「○○なのだがよくなりますでしょうか?」

という質問をしてくる人がいますが、これは大変失礼な事です。どういうことかというと、

首がいたい、肩がいたい、腰が痛い、背中が痛いといったって体には個人差がある上に、背中を指さして腰が痛いという人までおります。

こういう事を見えないのに判断を要求してくるからです。

生き物いうのは、機械とは根本的にことなるものです。

人間を、構成する要素というと、水、炭素、アンモニア、石灰、リン、ナトリウム、塩素、硫黄、フッ素、鉄、ケイ素などだそうです。こういった原料をあつめて火を通したり、冷やしたり、お日様に当てたりして人間が生まれるかというとそんなことはないことは誰でもわかることでしょう。

生きているとうことは、機械的なものとはまったく別物なのです。

ですから、基本的に電話ではお返事はできないのです。
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汗をかいて冷やさないようにご用心

「急に調子が悪くなった。」

そんな相談にこられた方がいました。
体の状態をみると、単純に体を冷やしただけでした。どういうことかというと、

・温かくなったので薄着になったので冷やした

ということだけだったりします。
あと、

汗をかいて、それをほっておいたら冷えた。

そういう方も増えてくるタイミングです。

冷えは万病の元

という言葉があるとおり、体はちょっと冷やすだけで様々な体の不調がはじまってしまいます。

のど、鼻の調子が悪くなったり、尿の出が悪くなったり、近くなりすぎたり

そういう事にはなっておられませんでしょうか?こんなのはちょっと体をひやしただけだったりします。

気候の変化と体調の変化に無頓着だとこういう事にもなかなか気づけなかったりします。自分の体がどう感じているのか?少し注意を払ってみるだけでも、日々の生活は大きくかわってくるものです。
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