ブログ「日々整体」

人体実験をやってみる

「チョコレートはよく食べて週に1回ですよ。」

整体でいつも指導させてもらっていることです。
チョコレートを食べると右の骨盤がすぐに下がってきます。下がってくるのはチョコレートだけではありません。スナック菓子、ケーキなどの洋菓子はすぐに右の骨盤がさがってきます。

右の骨盤がさがるとどうなるか?いうと、副交感神経の働きが悪くなってきます。

人によっては左の骨盤が開いて交感神経の働きが悪くなる方もいます。
だから、必ずこうなりますと安易にいえるものではありませんが、自律神経の働きが悪くなるというのはほぼ間違いありません。

また、チョコレートを食べたときに頭がすっきりして目が覚めるということもあります。
私自身も経験があります。どうしてそうなるかというと、チョコレートを食べると交感神経の働きが高まるからです。でも、じゃあといって毎日チョコレートを食べていると間違いなく体は壊れてきます。過剰な栄養のとりすぎになってしまうからです。だから、

「チョコレートはよく食べて週に1回ですよ。」

と説明させてもらうのです。

実際、毎日、チョコレートを1かけら食べているという人に、

「それをやめてみなさい。」

と指導したところ、それだけで3年も困っていた体の悩みが解消したこともあるぐらいです。
チョコレートというのはそれぐらい体におおきな影響を与えてしまう食べ物だということなのでしょう。

さて、たまたま体の調子がよいと感じる日に手がすきました。
ふと思いついたのは、

「この状態で、洋菓子を食べたらどうなるか?」

ということです。

そこで、チーズケーキとシュークリームを買ってきてお茶にすることにしました。

そして、買ってきた2つのケーキを食べて後悔しました。
すぐに体が重くだるくなってきたからです。他の変化としては、胃の働きが完全にとまりました。食欲が完全にとまったのです。もう今日はこの後なにも食べたくないという感触です。

それまで元気はつらつな感じだったのが一転して体が重く辛くなってきます。

「もう仕事おわってかえろう。」

そういう気分になってきました。

どうしてかというと、右の骨盤が下がって副交感神経の働きが悪くなったからです。日々、自分の体が今、どういう状態か?という事を意識している私ですから、体の変化がすぐにわかりました。

「洋菓子は1個だけにしておこう。そして食べても週1回にしよう。」

そう、つくづく思いました。

もし、

「気力がわかない、体が重い。」

そんな方はまずは間食をやめてみることです。その原因はたいてい、食べ過ぎで自律神経の働きが悪くなっているからです。
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胃がムカムカするまで食べる?

今、整体にこられている人にあきらかに食べ過ぎで自律神経のバランスが悪くなっている人がいます。
ところが、

「わたしが食べ過ぎですね。」

といっても、

「そんなに食べてない。」

の1点バリのお返事です。
たしかに、朝食はたべず1日2食で過ごしているようなのですが、体をみれば食べ過ぎになっていました。

そこで、どういう具合でたべていいますか?とつづけてきくと、

「ずっと即席ラーメンばかり。」

といった具合の異様なまでの偏食になっていました。
珍しいケースですが、自律神経のバランスの乱れているせいで食欲がおかしなことになっているようです。

また、

「どれぐらいたべるのか?」

と、聞くと

「半分ぐらい食べると胸がむかむかしてくる。」

との事。
これはもう完全に食べすぎです。

食事の量は、重さでは量ってはいけません。
食事の量は胃の具合で測るのです。昔からいう腹八分目というのはそういうことです。

例えば、風邪をひいて食欲がないのに無理をして食べると戻してしまいます。
これはなぜかというと食べ過ぎだからです。食欲がなkれば食べる必要などありません。

「1日3食食べなければいけない。」
「朝食はたべなければいけない。」

こういう格言めいたものがありますが、自律神経というものを通じて人の体をみると、単なる思いこみでしかありません。

これから10km走るという人はお腹一杯食べたりはしません。

今日は大事な試験があるという時にお腹一杯食べたりはしません。

お腹一杯食べると体は重くなるし、頭の回転も悪くなります。こういう事は直感的にわかるのではないでしょうか?

食べないと元気がでないと多くの方は思っていますが、実際は逆で食べない方が体は元気がでてきます。まれに食べないとクラクラしてくるという人がいますが、これはすでに自律神経のバランスが乱れているからです。体が整っていれば食べないでいると体は元気になってきます。このことを知っておくとよいでしょう。

さて、

胸がムカムカするまで食べる。

というのはあきらかに食べ過ぎです。
花や木に肥料をあげすぎると枯れるように、人の体も栄養をとりすぎると痛んできてしまうのです。


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ホントに栄養がたりないのか?

人間の構成要素というと以下のようなものだそうです。

水35リットル
炭素20kg
アンモニア4リットル
石灰1.5kg
リン800g
塩分250g
硝石100g
硫黄80g
フッ素7.5g
鉄5g
ケイ素3g
その他少量の15の元素
細胞66%、細胞外液24%、細胞外固形物10%

鋼の錬金術師というマンガからひっぱってきました。

実際の人間でも、人間の体を構成する物質は解明されています。
でも、れらの物質や元素をあつめて火にかけたり、冷やしたりすると人間になるか?
そんな事がありえないのは、どなたでもわかることでしょう。


さて、これを健康ということに置き換えて考えます。
多くの方は、栄養がたりないと、質のよい栄養をとれば体が元気に健康になると考えてしまいがちです。ところが、いくら良質の栄養を摂取したって、それは錬金術で人間の体を作ろうとしているのと同じです。

どんな良質な材料を集めたって、それを人間たらしめるのはいったいなにか?

という事が完全に欠けているのです。
残念ながら、それがなにか?というのは私にもよくわかりません。ただ、食事で摂取した栄養が効率よく体を構成しているか?ということは自律神経の状態を確認する事でわかります。

さて、こういう視点で体をみてゆくと理想的な状態がどういうものか?
ということがわかります。それは、

「すくない栄養で効率よく吸収できる。」

というのが理想的な状態といえます。
栄養はすくないほうがよいのです。ぜひ知っておいて欲しい事の一つです。
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風邪をひくと耳鳴りが辛くなる

人は、体の右側の緊張が強くなると風邪をひきます。
わかりやすい言い方をすると、右肩が緊張して左肩より高くなってくると風邪です。ですから、風邪がはやっているからといっても、左肩の高くなっている人は風邪がうつったりしません。正確にいうなら風邪をひけない状態ということなのですけどね。なお、風邪をひいている状態とういのは、熱がでたり、のどがいたくなったり、体がだるくなったりする状態だと考えてください。

ところが、右肩が高くなっているのに風邪をひかない人がいます。も、右肩が高くなっている状態は、整体でいうとすでに風邪をひいている状態といえます。この状態はちょっと問題があります。

たとえば、うっかり転んでひざこぞうをすりむいたとしましょう。
この時、傷から血が出てきて痛みがあるという状態が正常です。ところが、傷があるのに血が出てない、痛みがなかったら?人として生き物と大きな問題があるということはわかっていただけるのではないでしょうか?

耳鳴りで相談にのっていた方ですが、急に耐え難いほどに耳鳴りの音が大きくなりました。
自律神経をととのえるようにしてから2ヶ月ほどで、耳鳴りの音はかなり緩和されてきていたのです。そこで、体の状態を確認すると、肩の緊張が強くなって右肩がとても高い状態になっていました。でも、ご本人には風邪をひいているという感覚がまったくありませんでした。そのため急におかしくなったとかなり不安になったようです。そこで、

「風邪ひいているだけですね。きっとこれから熱がでてきますよ。」

という説明をさせてもらいました。

実は、こういう変化は珍しいことではありません。
自律神経のバランスを整えてゆくとこれまで溜めこんでいた体の問題が次々とふきだしてくるからです。単純に、季節の変わり目に体調をくずしてしまったというだけの事もあったりします。

「急に体調が変になった。」

といっても慌てる必要はないのです。
こういった体の変化をきちんと経過させてあげることで、自律神経はみるみる整ってくるからです。
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ストレスを解消すると自律神経のバランスが乱れる?

「ストレス解消のために食べる。」

誰しもが自然にやっていることでしょう。
ところが、

「なぜ、食べる事がストレス解消になるのか?」

と考えたことはあるでしょうか?
なんとなく食べてストレス解消になるのはわかるのだけど、どうしてストレス解消になるのでしょうか?ほとんどの方はそんな感じで認識しているのではないでしょうか。

なぜなら、食べるということは緩むといことだからです。

食べると緊張した状態が緩みます。
だから、食べるとストレス解消になります。ところが、これは本来の食欲とは違います。お腹がすいて食べるあんら栄養を補給するために食べることになるのですが、ストレスで食べるということはお腹がすいていないのに食べることになります。

しかし、この食べ方は元気になるためには問題です。
栄養のとりすぎで体を壊してしまうからです。

「栄養をたくさんとればその分元気になる!」

と思ってしまいがちですが、実際は逆です。
栄養の過剰摂取は自律神経のバランスを乱してしまうのです。もっと簡単な言葉でいうと食べ過ぎると自律神経の働きが悪くなってしまうのです。

すから、食事をするときは、

今、緊張をゆるめるために食べているのか?それとも、お腹がすいて栄養補給のためにたべているのか?についてちょっと考えてみる必要があります。

食べるときには、自分の体の状態をちょっと観察してみる。
それが自律神経のバランスを整えるための第一歩になるのです。
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