ブログ「日々整体」

横着をしない

先日、来院されて、

「ずっと体の調子が悪いのですが整体を覚えたら元気になりますか?」

と、質問してこられました。

それじゃあということで、いま無料で配布している小冊子を読むようにいいました。
すると、

「こういうの読むのが面倒くさくて・・。」

というお返事が帰ってきました。
この方は、人間の体がどういうものか?どうして調子が悪くなるのか?という事を知ろうともしないで、体を整えようというわけです。そんな事ができるわけありません。

これは、ただの横着です。
こういう横着をしている人は体を壊すばかりで健康になることはありません。

ちょっと言い方を変えましょう。

「○○すれば大金持ちになれる。」

そいういう話をきけばうさんくさいと思うはずです、
それなのに、

「○○すれば健康になれる。」

そういう情報に飛びつくのはただの横着です。

お金持ちになりたければ、せっせと働いてお金を貯めるしかありません。健康になるのだって同じです。横着して一攫千金みたいな考え方では、健康になれるはずがありません。
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慣性の問題

慣性の法則はご存じでしょうか?


物体はそのままであろうとするという物理学の法則です。

運動している物体は運動を続けるし、停止している物体はずっと停止をしています。外部から何かの影響をうけるまで、物体はずっとそのままでいるわけです。


地球上でこの慣性の法則を実感することはまずありません。

地球の重力や空気の影響をすくなからず受けているからです。ですから、ボールを投げれば、必ず地面に落ちてきます。地面にボールを転がしても地面との摩擦ですぐにとまってしまいます。地球や他の天体の影響を受けないぐらい遠い宇宙空間でなければ目でみて確認することができません。


実は、この慣性の法則ですが、人の生活にも同じような事が起こります。


どういうことかというと、食べ過ぎで体を壊していたとします。

するとこの人はなかなか食事を減らそうとはしません。食事や間食のとりすぎで体を壊しているのを頭で理解しても、実際の行動はかわらないのです。そうして、しんどい、つらいと言い続けます。


また、こんな人もいます。

眠りすぎで交感神経の働きが悪くなった人がいます。そういう人に、これこれこういう理由であなたは体を壊しているから、自分にむち打って体を起こして動かないと駄目だ。と、説明します。本人もわかったやってみるというのですが、実際の行動には結びつきません。


どうしてこういう事がおこるかというと、その状態で安定してしまっているからです。体が悪かったり、病気があったりしても、悪いなりに安定してしまうという事があります。


ちょっと周りの人を見回してみてください。

10年前からずっと腰が痛いといっていたり、3日に1回は頭痛がするといっている人、風邪が1ヶ月ぐらい治りませんといっている、そんな人はみたことはないでしょうか?その人たちは体の状態が悪いなりに安定してしまっているのです。


油物やお酒の飲み過ぎで体を壊していたって安定しているから多少のことではそれ以上悪くなることはありません。だから、食事の内容をかえず、毎晩の晩酌を見直したりもしません。


1日10時間眠ってまだ眠いといっているような人は交感神経が悪くなっているのですが、10時間以上眠らないと満足できないような体になってしまいます。その悪い状態で安定してしまっているのです。だから、睡眠時間を減らせといったって、それができません。


これが人の体における慣性の法則です。

人間は体の状態悪くなると、悪いなりになんとか安定させようとする働きがあります。そうして安定した状態は、完璧ではないものの、生活する上で、さしあたっては問題ないという状態だったりします。また、状態が悪いから駄目というものでもなく、案外どこか悪い方が、長生きしたりすることもあります。それがある意味安定している状態だからです。

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書籍の紹介『医学・健康常識を疑え』

お医者さんに、

「水を飲め!」

と言われて、

・寝る前に水を飲んでいる
・1日2リットル飲むようにしている

なんていう方がいます。でも、体をみると水の飲み過ぎで体を壊しているというケースがよくあります。水だって、飲み過ぎれば毒になるのです。

何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしということです。

さて、世間では体によいと言われていることでも、実践すると体を壊すことがあります。
そんな事を漢方の視点から指摘した書籍があります。

「水を飲むのはは体にいい」
「塩分のとりすぎは体に悪い。」
「漢方は即効性がない。」
「ストレスが原因で病気になる。」

いまではこういった事は常識だと考えれているようなことですが、
実は、

・水の飲み過ぎで体を壊している人が多い
・塩分は、必要は栄養素
・漢方は効果がすぐにでる
・ストレスは生きていくために必要

ということが本当です。
これはいったいどういうことか?興味がわいた方は読んでみていただくといいでしょう。

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丈夫な体とはどういうものか?

衛生的な食事をしていれば体は丈夫になる。


そう考えるのが一般的でしょう。

かし、本当はまったく逆です。単純にどういう体の状態であれば丈夫か?ということについて考えればこのことはすぐにわかります。


1.泥水を飲んでも平気でいられる

2.ミネラルウォーターしか飲めない


どちらが丈夫な体といえるでしょうか?

えるまでもなく、1の方が丈夫な体です。ミネラルウォーターしか飲めない。そういう体が丈夫なわけがありません。


アジア方面に旅行へいくとこんな話をきかされます。


 ・インドネシアではシャワーを浴びる時に水を口に含むと腹をこわす。

 ・中国では料理についている氷を食べると腹をこわす。

 ・生野菜は水道水であらってあるので食べると腹をこわす。


 実際、私もインドネシアに1ヶ月ほど滞在したことがありますが、同行した5人全員が腹をこわしてひどい下痢に苦しみました。


 どうして下痢をしたか?


 というと、体が弱かったからです。インドネシアの人は同じものを食べていますが、腹をこわしたりしません。体が丈夫だからです。


 水を飲んで腹をこわす人、壊さない人、どちらが丈夫か?こんな事は考えるまでもありません。衛生状態のよい日本という国で暮らしていると体が弱くなるのです。

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適切な食事量

人は生きているのですから、そのためには必ず栄養補給が必要です。

ですから多くの方が一生懸命に栄養補給にはげんでいます。しかし、これがとても問題です。どうしてかというと食べ過ぎると体が壊れてくるからです。花は肥料をあげすぎると枯れてしまいます。これは植物だけの話ではなくて、動物でも、人間でも同じなのです。


実際、肩こりで悩むという人の9割はただの食べ過ぎです。

そんな方は適切な食事量にするだけで、長年の肩こりがすっきりとなくなることもめずらしくありません。


適切な量は腹八分目です。

1日2000キロカロリー食べることでも、3食しっかり食べる事でもありません。腹八分目が適切な食事量です。腹



八分目の目安は、食事をして30分休憩した後に、もう1度同じ量が食べれるぐらいの量です。


ですから、ほとんどの人の感覚でいえば腹5分目ぐらいが、ちょうど腹八分目だと思っておくといいでしょう。


カロリー表示はあまりいい表現ではありませんが、1日の目安は1500キロカロリーぐらいだと考えておくといいでしょう。コンビニの弁当で油物がはいっていたりすると1000キロカロリーあることも珍しくありません。このことを考えると3食食べるだけで食べ過ぎになってしまうことがほとんどです。


日本の50年前と今の食事の内容がどれぐらい違うか?

というのを想像してください。トンカツやビフテキが滅多にたべることができないご馳走という時代もあったのです。今の日本は普通に食事をしているだけで食べ過ぎになってしまうということです。50年前にはうつ、パニック、無気力、耳なり、自律神経失調などはほとんどなかったのです。


体の調子がおかしい人はまずは食事の量をふりかえってみるといいでしょう。

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