ブログ「日々整体」

人間の体を植物にたとえて考えてみる

花がしおれてきたとにどうするか?

霧吹きをもってきて、花に一生懸命に水をかける人というのはまずいないことでしょう。
では、どうするかというと根から水を吸い上げることができるように根を整えてあげます。植物の場合だと茎をきって水にさすなんていう手もつかえますね。いずれにせよ、花には手をつける必要がありません。

実は人間の体も同じことがいえます。
今、一番多いのは耳鳴りの相談ですが、耳鳴りは耳の異常ではありますが、耳そのには問題がない事がほとんどです。だから、耳を一生懸命に手入れしてもほとんど意味はありません。これは耳鳴りで困っている人にいうとたいていすぐに理解できるようです。

さて、植物においては水を吸い上げれるようにしてあげると、花がきれいにさきます。
人間の体において、水を吸い上げれるようにするというのは、どういうことか?というと自律神経を整えるということになります。

人間の体のしくみを考えるととても簡単な理屈です。
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平安時代の健康につていの考え方

平安時代には、医心方という本があったそうです。
日本最古の医学書といわれているもので、この中にはこういうことがかかれているそうです。

養生というものは、知識として理解するだけでなく、何度も繰り返して習得し、生まれながらにみにつけているようにしなければならない。身そなわれば自然に身体に良い結果があらわれる。習慣にしなければ効果はない。天性がおのずから自他に対して善であれば、あらゆる病気にかからず、禍乱災害も起こりようがない。これが養生の根底をなすものである。
 思うに"養生"というのは、病気にかからないようちに病気の源を治める-つまり、病気を未然に防ぐことなのである。だから養生を志す者は、単に薬を服用したり仙人の食べ物や呼吸法を真似るというのではなく、さまざまな修行を同時におこなわなければんらない・・・


日本の古代医術 光源氏が医者にかかるとき 槇佐知子著 文春新書 より


平安時代の宮中医官であある 鍼博士丹羽康頼という人が編集したものだそうです。全30巻もあったのだとか。

わたしが普段いわんとしていることは、もうすでに1300年前に言われているというわけです。
終わりの方にある、

単に薬を服用したり仙人の食べ物や呼吸法を真似るというのではなく

という部分にちょっと笑ってしまいますね。
人間は、いつまでたっても考えることはたいしてかわらないということなのでしょうね。

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大きな声をだすとストレスが解消される?

「大きな声をだすとストレス解消になる。」

そんな事をすすめている本がありました。
が、体の事をもうちょっとしっていると、声をだすだけではちょっと足りないことがわかります。

ストレスが消えるということはどういうことか?
考えたことはありますでしょうか?声をだすと、声といっしょにストレスが口からでていくと思うでしょうか?それとも、大きな声を出しただすときに、体の中にたまっていたもやもやがなんとなく消えてしまうと思いますでしょうか?それとも、ストレスが声にかわって体がからでていくのか?まぁ、普通はこんな事を考える人はいないでしょうけどね。

実は、ストレスは目から体の外にでていきます。
ですから、大きな声をだすときには必ず目をあけて叫ぶ。そうすることで、きれいにストレスが体の外にでていきます。

ストレス解消に合唱やカラオケをやっている人がいますが、とても効率のよいストレス解消法といえます。

目というのは、体にとても大きな影響をあたえます。
瞑想をするときは、目をつむったり、半眼といって目を半分とじた状態にするのですが、それにもちゃんと意味があったりします。

いま、思いついたのですが、ヨガに興味がある方なんかは先生に

「目はどうしたらいいですか?」

なんて聞いてみるといいでしょう。
ちょっと意地悪な質問ですが、ヨガについて深く理解している先生なら面白い返事が聞けるかもしれません。
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掃除をすると骨盤がしまる?

日々仕事をしていて、気づいた事があるので紹介しておきましょうと思います。

「今日は、体が重くて意欲がわかないなぁ・・。」

そんな時に、院内の掃除をしていると、もりもりと意欲がわいてきます。

これはどういうことかというと、骨盤がしまってきているということです。
自分の感覚で、掃除をしていると明らかに体に変化がでてくるのがわかります。私は独立して仕事をしていますので、商売に関するたくさん読んでいるのですが、

「繁盛しているところは、暇さえあれば掃除をしている。」
「信頼できる会社は掃除が行き届いている。」

なんていう話をよくききます。

一昔前は、銀行であの会社ちょっとかしいかもしれないなんていう話がでると、玄関とトイレを確認しにいったなんて話もあるぐらいです。

と、ここまでくると話がそれてしまいますが、せっせと掃除をして骨盤をしめて意欲をもって仕事をしていると商売は繁盛するっていうことですね。

掃除というと、勉強するのが嫌だから、つい逃避行動してやってしまうなんていうこともありますけどね。そうではなく自発的に、積極的に掃除をすることで、骨盤がしまって自律神経の働きが高めることができそうな気がします。このことをうまく活用すれば、多少の体のバランスの乱れはすぐ整いそうな気がします。

お掃除健康法として世に広まり!

ませんかね。

さしあたっては、体の調子がおかしい?
そんな方はご自分の部屋をチェックしてみましょう。散らかっているようでしたら、まずは片づけと掃除を。それが健康になる上でもっとも早い方法かもしれません。
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病気や怪我は自分を客観的にみるチャンス

「私はなんにも悪いことはないのに、体が悪いということはありません。」

私がいつもいっている言葉です。
肩こりがする、体の調子が悪い、つまづいて足を折った、花粉症が辛い、腰が痛い、耳鳴りがする、には必ず理由があります。それは、必ず自分のせいです。

仕事が忙しいせいでも、子供がいうことをきかないせいでも、姿勢がわるいせいでもありません。体が悪くなる原因は必ず自分にあります。

病気や怪我というのは、それを自分に気づかせようとする体からのサインです。
そのサインを見過ごしたり、よく考えたりしないで、放置していると、体はどんどん悪くなっていきます。すると、体がからますます強いサインが送られてきます。

「気がついたら癌で余命半年だった。」

そんな事は絶対にありません。

サインをずっと見逃しているからそんな事になるのです。体が悪くなるというのはたったこれだけのことです。

病気や怪我は自分を、自分の生活を客観的にみなおしましょうという体からのサインなのです。





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