ブログ「日々整体」

冷えのお話

2月末ぐらいから体を冷やして調子を崩している人が増えてきています。
今日も普段は左の骨盤が悪くなる人なのに、珍しく右の骨盤がさがっているなと思ったら体を冷やしておられました。体を冷やしたせいで鼻がつまっているのですが、

「花粉症かもしれない・・・。」

と考えておられたりします。
私にいわせれば、花粉症、何も言われなくても勝手に確認して必要ががあれば調整していますので、

「そんなはずがあるかい!」

と強く主張したいところなのですが、体が冷えてしまった事に気づけていないと、タイミング的に花粉のせいにしてしまいたくなるのかもしれません。

今の時期は春に備えて骨盤が開いてきます。
骨盤が開いてきているのに、気温が下がる日がありますから体が冷えてしまいます。実は、冬のあいだは骨盤しまっているので、裸でうろちょろするようなことでもない限り体が冷えるような事はありません。

「季節の変わり目は調子を崩しやすい。」

そんな言葉は聞いたことがあると思います。
季節の変わり目は、骨盤が開いたり締まってきたりと体が変化しているので、気温の変化に対応できなくて調子を崩してしまうことがあるのです。
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自律神経勉強会をはじめることにしました

自律神経の事についてを実際に体の状態を確認しながら学んでいただける勉強会をはじめることにしました。
また、体系的に学んでいただけるように、全6回の内容にまとめています。

自律神経のことについてわからないこと、もっと詳しく知りたいという方はぜひ参加してみてください。
なお、全6回としておりますが、興味のあるところだけでも参加してもらえるような内容にしております。
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断食のお話

「体を整えるには食事を減らすのがよい。」

いつもこのように整体指導をします。
自律神経を整えるにはもっとも簡単で効率がよい方法だと私は思います。ところが、こういうことをいうと

「断食すればいいんですね!」

と勘違いする人がいたります。
そういう短絡思考をしているから体を壊すのですけどね。
ただ、中にはもう1歩踏み込んで、

「断食した方がはやく体が整うのでしょうか?」

と質問をしてくる方もいます。これはいい質問だと思います。

私は断食は進めていません。むしろ安易に始めないように指導しています。

過去の例を1つ紹介しておきましょう。
ヨガのインストラクターの方が、

「インドにヨガの修行にいったら眠れなくなった。」

と、相談にこられました。
詳しく聞いてみると、修行として断食したことが原因でそうなったようです。

平たくいってしまうと、交感神経の働きがたかまって、軽い興奮状態になったようです。ですから、眠れないといっても辛いということはありませんし疲れも感じません。平たくいうと、ずっとハイテンションになっているだけのことです。

ただ、日本に帰ってきてからもそういう状態が続いたので、昼間に仕事をして夜眠るという普段のリズムに戻したいということでした。骨盤の状態でいうと、左の骨盤がしまって開く動きがなくなっているということですので、そのように調整すればすぐにリズムが元にもどったようです。

これは非常に面白いな思いました。日本で生活していればそんな状態になるのは、徹夜で麻雀をしている時ぐらいしか私は思い当たりません。

さて、断食ですが、この例からわかる通り、やり方を間違えると自律神経のバランスが乱れます。

「ただ、飯を抜けば良い。」

断食とはそういう単純なものではありません。
普通の人がなんの知識や経験もなくやると体だけでなく、精神状態もおかしくなります。ですから、どうしてもやりたいというのなら経験や知識のある方にやり方をきちんと教えてもらうことです。

インターネットや本で見た情報を鵜呑みにするとたいていうまくいかないと私は考えています。
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栄養のお話

先日、健康食品の営業マンがやってきてこんな事をいっていました。

人間が衰える原因は○○という栄養が不足するとういことだとわかりました。
これは最近あらたに発見された養素でして、その○○をこの健康食品で
補う事ができるので、うんぬんかんぬん・・・・

どっかで聞いた事があったのでなんだったかなぁと思い出してみたら

「ゴマの油を飲めば80歳を超えても、エベレストに登頂できる!」

というものだったかと。
ヒット商品がでるとそれを模倣した商品が必ずでますね。まぁ、実際のCMは違う表現をしているのかもしれませんが、そういう印象が残っているCMです。

さて、体を作る材料は栄養だから、良質な栄養を摂取することで健康になれる。そう考えている人が多いのではないでしょうか?

でも、元気で健康な人の食生活を詳しく聞いてみると、食事に気を使っている人はまれです。
体を作る材料だからと、食事に気を使うのは、実際は健康や体調に不満がある人ばかりです。そして、そういう人が食事に気を使って元気になっているか?というと、成果の上がっている人はすくないのではないでしょうか?

家を建てるということを例に考えてみましょう。

「いい家を建てたい。」

そう思って、日本中を探しまわって質のよい木材を集めてきたとします。
でも、それだけでいい家はできません。いい家を作ろうと思ったら家を建てる大工職人が必要だからです。

いい材料を集めれば雨漏りしないか?
いい材料を集めれば家が傾かないか?
いい材料を集めれば長持ちするか?

と、考えてみてください。
すべて材料はあまり関係ありません。かろうじて長持ちという点で言えば、多少は関係があるかもしれませんが、材料より高い精度で家を組み上げる方がよほど大切です。

実は、健康で元気な人は、何でも食べて、なんでも飲んで、そういう人です。
材料がしっかりしているのではなく、大工がしっかりしています。摂取した栄養を、体に作り変える働きがしっかりしている人が健康な人です。少し前の、大雪の際には、立ち往生時にパンを分けてもらったのに、

「防腐剤など体の毒だ。毒入りのパンなど配るな!」

と怒っていた人がいたそうですが、この人はおそらく健康に自身がなかった人だったのでしょう。

体がしっかりしていれば体に害のある成分は吸収しないでちゃんと体外に捨ててしまいます。
だから、青酸カリのような口にいれるとすぐに死んでしまうようなものなら駄目ですが、添加物として防腐剤がはいったパンを食べたぐらいで健康をそこなうようなことはありません。

人間にとっての大工の役割がいったいどういうのか?
実はわかっていません。それがわかれば、人間を構成する要素、銅45g、亜鉛25g、ニッケル、リン、水・・・・・・・、と人間を構成する要素はわかっているのですから人間が作れてしまうことになります。

ただ、大工がいい仕事をしている体はどういうものか?

については私はわかります。
だから、体に不満のある人は、そういう体を目指せばよいのです。少なくとも材料についての吟味はほとんど必要ないというのが私の考えです。
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原稿の仕事をお引き受けします。

ピロティ乙訓(一般財団法人乙訓勤労者福祉サービスセンター)というところで月1回の連載をさせてもらうことになりました。

「ささやかな報酬しかお渡しできないのですが・・。」

とかなり恐縮されたのですが、私としてはこの手の仕事は大歓迎です。なぜなら、今の世の中の健康についての考え方はちょっと変だと私は考えているからです。

健康というものは努力して得るものではありません。
心臓を動かすことや、呼吸をすることに努力は必要でしょうか?

「私は一生懸命頑張って心臓を毎日動かしています。」

などと、いう人はこの世に一人もいません。
健康である、元気であるとういうことは、呼吸をしている、心臓を動かしているのと同様のことです。ところが

「頑張ってウォーキングと運動をしている。」
「頑張って食事をしている。」

私のところへこられる方はこんな人たちばかりです。

「だから体を壊すんだ。」

いつもそういうところから説明をしてゆかねばなりません。
つまり、

「世の中に言いたいことがたくさんあるから書く仕事をくれ。」

ということです。
私が書いたものの感想をきくと、叱られているような気持ちになる事が多いようです。ただ、今の世の健康についての考え方に違和感を感じている方、ちょっと刺激的な内容を希望という方であれば電話で一言声をおかけください。
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