ブログ「日々整体」

お金と健康と

体にお金をつかうのは悪いことではありません。
しかし、お金を払って健康になろうというのは横着者の発想といえるでしょう。

例えば、ある人が学力を身につけたい考えたとしましょう。
評判のよい教師のいる塾にかよって、継続しやすい通信教育をはじめました。効率よく学力を向上させるためにお金を使うことにしたわけです。

さて、この人の学力は向上するでしょうか?
するかもしれませんが、しないかもしれません。お金を払ったのに向上しない可能性があるのは理不尽だと感じるかもしれません。しかし、現実はそういうものだというのは誰しもが知っていることでしょう。本人に学ぶ、学力を向上させるという意思がなければ身につくはずがありません。

これは体についても同じことがいえます。


「金を払ったんだから健康にしてください。」


なんていうのは、横着者の考え方だと言わざるをえません。
ついでにいうと、今の世の中には健康がいくらでも売っていますが、それで本当に健康になったという人などほとんどいません。はっきりいってお金をかけないほうがうまくいきますし簡単です。


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暑いなんてのはただの甘え

夏らしい暑い日がつづいています。
ただ、今のところカラッと晴れて過ごしやすいといいう印象です。実際、日陰にいると非常に涼しくて過ごしやすいですね。ただ、周りの人やテレビをみていうと、気温が30度を超えたとかなんとか、辛い、しんどいなどとぼやいている人が多いようです。

自律神経の働きが悪いので暑さに対応できなくなっていると考えてもらうほうがいいでしょう。
多くの人が、自律神経が悪いとかいいとか、そういう両極端な見方しかできていません。暑さ、寒さにうまく対応するのもはやり体の力、自律神経の働きです。

いくら元気でも、季節が逆の南半球にいった途端に病気になるとか。暑い日がつづいて急に涼しくなったときに体を壊すとか。そういうのは体が弱いということです。

人間は地球上のありとあらゆるところで生活しています。
ちょっと暑くなったぐらいで、しんどい、辛いなどといっているは、ただの甘えだと思っておいてもらうぐらいでちょうどよいでしょう。
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自律神経の働きを高める考え方

今朝のことですが、

「自分はいつどこでどんな死に方をするだろうか?」

ということをふと思いました。
体についての専門家なのだから、病気知らずで老衰で死ぬと考える人が多いようです。しかし、私は心筋梗塞なんかである日突然ぽっくりいくような体質です。まぁ、いまの感覚だとそれについてもある程度予期できるのではないかと思います。ただ、私は死んだ事がありませんので、たぶんそうであろうというぐらいの認識です。

人間には寿命というものがあります。
この寿命というのは生まれた時に決まっているなというのが私の体に対する捉え方です。ですから、いくら整体で体を整えて完璧な体であっても寿命が尽きたら人は死んでしまいます。寿命が尽きたときに、どのような死に方をするかはその時のその時の状況や運次第で様々だろうと思います。なかには、寿命がつきたときに癌になりやすい傾向の人はいると私は考えています。

命がつきたときに癌でなくなったらそれは寿命を使いきって亡くなったということです。言い換えれば癌で亡くなったのではなく、天寿をまっとうしたという事です。


「どうせいつかは死ぬのですから死ぬまで精一杯生きたらどうですか?」


こんな話をすることがたまにありますが、


「たしかにそうだわ。」


という人は案外、死ぬ直前まで元気に生活しています。


「怖いから死ぬことなんて考えられません。」


なんていう人は、命を削るような事を平気でやって寝たきりになったりします。


私はいつも、


「明日死んで後悔ない生き方をすればよい。簡単でしょ。」


なんていうのですが、少々ハードルが高いようです。
でも、いつかは死ぬというのは間違いありません。ですから、どんな死に方がよいかを1回考えておくだけでずいぶん違うと思います。
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暑くなってきました

暑くなってきました。
私は電車にはあまり乗りませんが、もうエアコンがついているそうです。いつも来られる人は、

「寒くてかなわんと。」

とぼやいていました。

実は、人間がこれだけ反映したのは汗をかくことができたからです。
汗をかくことで体温の調整ができるので、地球上でももっとも優秀なハンターとなりえたのだそうです。野生の動物は毛皮をもっているので、保温能力は高いのですが、体温が上昇したときには、その調整ができないためにいきなり動けなくなってしまいます。

地上でももっとも早く走れる動物はチーターですが、その距離はせいぜい400m程度です。それに対して人間は42kmを2時間で走ることができます。地上でもっとも持久力のあるハンターだったというわけです。

生物の繁栄というのはこれだけで決まるわけではありませんが、汗をかいて体の調節をするというのは人類のもっとも優れた能力というわけです。ジョギングで汗をかいて体調を整えるというのは非常に理にかなった方法ともいえますね。

さて、


「そんな人類が、エアコンで温度を下げて汗をかくのをやめてしまったらどうなるか?」


を考えてみてください。
答えは探してみてください。エアコンが寒いといってひざ掛けを使ったり、レッグウォーマーなどをつけてをしてデスクワークをしているような人はいないでしょうか?あるいは、エコンとビールで体を冷やしているような人の顔色をみてみるとよいでしょう。
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最近の駄目な人たち

体の問題点を箇条書きにして、

1.肩が痛い
2.腰が思い
3.寝起きが悪い
4.やる気と意欲がでない
     ・
     ・
     ・

とこれらの問題を1つづつ解決したいという人がいます。
しかし、こんな事をいっていると、


「そんな事いってるから体を壊すのです。」


とほぼ間違いなく私にいわれるはずです。
体の問題というのは解決するときには全部いっぺんに解決します。バラバラに考えては絶対にうまく体が整いません。箇条書きであげたような問題など、私に言われせれば、


「食い過ぎ。」


の一言で解決したりします。
こんなもの全部、自律神経の働きが悪くなっているのが原因なのですから、体に感じる不快感をひとつひとつ消していっても、もぐらたたきをしているようなものです。無意味なだけでなくかえって体を悪くしてゆきます。

あと、このような考え方をしている人は、たいてい、


「痛みや不快感がなくなったら治った。」


といいます。
傷ができて血が流れているなら痛いのが当たり前です。血が流れているのに痛くなければそれは非常に深刻な問題なのです。まして体の中の事です。目でみえるわけではありませんから、痛みがなくなってもまだ問題が残っているということは珍しくもありません。


「痛みが嫌だから整体にきているのだ。」


などという人がまれにいますが、そういう人はお断りすることもあります。


体は痛がる必要があるときがあります。
別に、死ぬまでもんどりうって苦しがれといっているわけではありません。


「3日ぐらい痛がっておいてください。」


というだけでも我慢できない人がいます。
1週間痛がるだけで10年来苦しんだ体の問題が解決することもあります。痛がる必要があるときに、それを避けるというのは体の感覚を麻痺させるということです。これをやりつづけた時にいきつくのは認知症です。

ほとんどの人は認知症は絶対に嫌だというのに、認知症にまっしぐらだったりします。認知症というのは、身体感覚を感じないようにぼけさせた状態です。頭の病気だとでも思っている人がいたら、早々に考え方を改める事をおすすめします。
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