ブログ「日々整体」

あけましておめでとうございます。

昨年はあっという間に過ぎてしまいました。
毎年、目標をたてるのですが、昨年は半ばあたりでその目標のたてかたに大きな問題があることに気がついてしまいました。そのせいで、なにをやっていいのかわからなくなってしまった年でした。今年も一応の目標はたてますが、そんな風になるかもしれないなぁと思っています。


「どうせ無駄になるから目標をたてない。」


という訳にもいきません。


「ご飯なんて食べたってまたどうせすぐにお腹が減ってくるのだから食べるのは無駄だ。」


などと考える人がいないように、目標だってたてない事には何もはじまりません。


さて、いま頭に浮かんでいることに取り組んでいくと、今まで以上に浮世離れしてしまいます。そのことに、ちょっと躊躇する自分がいることにちょっと驚いています。

昨年末ごろに、


「絶対に会社員なんてできない人だ。」


と言われました。
端から見るとそれぐらい好き勝手にやっているわけです。それなのに、世間にしがみついていたいという気持ちがまだちょっと残っていたわけです。それならば、今年は、


「世間からダッシュしてどれぐらい逃げる事ができるか?」


という事がテーマになってきそうです。
こんな事ばかり考えていると、逃げすぎて野垂れ死にするのもそう遠くないのかもしれませんけどね。


今年は体の動かし方、使い方というものをさらに深めて追求していこうと考えています。
そこで思いついたのが筆で文字を書くという運動、平たくいうと書道ですね。小学生のころ習字の教室に通っていたのですが、あまり上達はしませんでした。しかし、いま取り組めばまた何か得るものがあるのではないかと考えています。

そこで、真っ先に思いついたのはマンガでした。
この漫画家さんは昔から好きだったのですが、これがまた書についてかなり詳しく説明してくれています。知識が増えるとやってみたくなるもので、早速、道具を買ってきて書き初めから始めています。これならどんな人でも読んでみれば興味をもてるかもしれません。自律神経を整えたいという人は、型通りの運動などやめて、このマンガを読んで書をはじめましょう。きっとそのほうがよほどうまくいくはずです。



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新年は5日からです。

今日の昼から正月休みに入ります。
新年は、5日からの受付です。来年もよい年になるといいですね。
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来年は頑張らない年にしましょう

毎朝、息子と剣術の練習をしています。
年齢を重ねていないということは、大きなメリットがあって、ちょっとしたコツを教えてあげるだけでびっくりするようなことができることがあります。

最近、体の力の抜き方のコツを伝えたところ、私ができない技をできるようになってしまいました。
長く生きているということは、それだけ癖がしみついているということなので、私の方はまずその癖を抜かなければいけないのです。

ちなみに、自身ができていないのにコツを知っているというのはおかしなことです。
ただ、とあるプロスポーツ選手の癖を真似てみたらどうも具合がよいことに気が付きました。


「たぶん、これは力を抜くためにやっているのだな。」


と思えたので、それを息子にやらせたらできてしまったということです。
こんな出来事を目の前にすると、私の方は理論はまぁなんとか様になってきているのだけど実践の方がまだまだなのだと気が付かされますね。
息子と私で、


「全然力を使っていないのに体が動く。」
「体というのは力を抜いたほうが力がでてくる。不思議だろ?」


という会話の後で、


「そうか、じゃあ竹刀も力を抜いて振ればいいんだね。」


といっていました。
この事に気がついたからには、おそらく明日からの練習の中身がごろっとかわることでしょう。外からみればわからないかもしれませんが、意識はがらりとかわってくるはずです。平たくいうと、

「頑張らなくなる。」

はずです。
がんばらずに鋭く正確に竹刀を振るということが練習のテーマになってくるわけです。


話が変わります。
定期的に整体に来られる方でいつも体を痛めてくる人がいます。毎回ダメ出しをしているのですが、


「こんなに一生懸命に頑張っているのに・・・。」


不満を漏らします。


「そんなことをいっているから体を痛めるのだ。」


と、ほぼ毎回同じ話をしているように思います。
私は、努力してないから駄目だといっているのではなく、体の状態を、自律神経の様子を客観的にみて駄目だといっているのです。ポイントがずれてしまっているわけですね。

こういう人には、


「努力に逃げては駄目だ。」


といつも説明しています。

マラソンで考えてみましょう。
42kmを走りきるには、相応の体の状態を作らなければなりません。ですから、マラソンの選手は常日頃トレーニングをしています。逆にいうと、42km走り切るのが当たり前の状態といえます。ところが、30kmしか走れない人が42kmを走ろうとしたときどうするでしょうか?マラソン中継であとすこしのところでスピードが止まった選手を見たことがあるのではないでしょうか。その選手はなんとか頑張ってゴールまで走ろうとしていませんでしたか?

努力に逃げてはいけません。
長い人生には、そういう具合に無理をしなければいけない、または無理をしたいという時が確かにあります。でも、それが日常茶飯事だというなら話はかわってきます。そんなことをずっと続けていれば体が壊れてきてしまうのは当たり前です。

30kmの時点で足がとまって、残り12kmは、


「なんとか頑張ってゴールしました。」


では、結果がついてくることなどないでしょう。

このことを仕事におきかえて考えれば、


「頑張っている時点で成果が上がらない。」


ということがいえます。
仕事がハードなのなら、そのハードな仕事をこなせる体を作らなくてはいけません。頑張っている、努力しているという時点でもう駄目だと考えるぐらいでちょうどいいのではないかと私などは思います。

最初に剣術で紹介したように人間の体(たぶん動物もですが)は、力を抜いた方が体の力がでてきます。ですから、


「頑張ります!」


なんてセリフを口にしている時点で実力が発揮されていないということです。


私は「頑張る。」という言葉を禁句にしています。
10年ほど前に、この言葉はどうも都合のよい便利な言葉だと思えたので禁句にしてみたら非常にいい具合にいろいろ動き始めました。そこで、「頑張る」という言葉を使っていいのは死ぬまでに3回だけだと決めました。それから使ったのは今のところ1回だけです。東京へいって仲間と起業するという知人がいたので、その旅立ちの時に、

「頑張れよ。」

と声をかけました。
起業の苦労が並大抵のことではないのが私自身の経験もあってよくわかりました。だからでしょうか、自然とそういう言葉がでてきました。
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綺麗な姿勢とは?

「座ることが体に大きな負担になっている。」

先日、そういう記事をみかけました。
座っている状態はたっている状態より体の負担が3割増だという見出しだだったと思います。インターネット上の記事なので、ここで紹介できればよかったのですが、くだらない記事だと切ってすててしまいどこでみたかわからなくなりました。

おそらくこのような発表をだれかがしたのではないかと思います。一生懸命にデータをとって検証したのかもしれませんが、その結論がこんなものでは気の毒さすら私は感じます。


座るという動作はなかなかに奥が深いものです。
現在の日本で、キレイな姿勢で座れる人など100人に1人もいないのではないでしょうか。背筋をピンと伸ばしてきれいに座っているようにみえる人でもたいていは駄目だと思ってもらうとよいでしょう。背筋や肩の筋肉でがんばって凛とした姿勢を保っていたら疲れるのは当たり前のことです。その疲労度など3割増し程度ではすまないのではないかと思います。

よい姿勢というのは、体の表層の筋肉が緊張していない状態です。
ちょっといい方をかえてみると、腰付近の腸腰筋という筋肉が活性化している、あるいはインナーマッスルがよく働いている状態です。しかし、インナーマッスルというのは働かせようという意識が働いた瞬間にうまく働かなくなります。武道やスポーツがつい精神論に傾くのはこのあたりが原因といえるかもしれません。なにしろ、頑張ろうとした瞬間にインナーマッスルはうまく動かなくなるわけですから。

体を動かすときには、


「力を抜け!」


といわれのはインナーマッスルをうまく使うためです。
力をいれて頑張ろうとすると、インナーマッスルが働かきませんから、そういう矛盾をうまくつなぎ合わせるために精神論があるといえますね。


さて、最初に紹介した「座るのは体の負担である。」というのはきれいに座れる人に対してもいえるか?
少なくとも、きれいな姿勢で座れる人にとってはこの言葉は当てはまらないと私は思いますね。ただ、かくいう私も世間一般の人よりは多少マシな姿勢で座っているという程度のことで、本当の意味で綺麗な姿勢で座れるようになるにはあと10年ぐらいは修行が必要ではないかと思います。
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怪我をしたときの処置方法

月間で発行している『頭の整体』という読み物があります。
それに、


「怪我したときにどうすればよいか?」


というのを書いたら、ちょうどそのタイミングで怪我をしたので試してみたら、


「びっくりするぐらい早くキレイに治った!」


という声をいただきました。
私にすれば当たり前なのですが、当人にしたら目からウロコというぐらいの治りようだったようです。

で、その方法ですが、


「傷口を洗ってあとはほっておくだけ。」


というものです。
どういうことかというと、絆創膏をはったり消毒したりすると怪我の治りが悪くなりますし、傷跡が残ったりもしやすくなります。山でころんだそうですが、手持ちにあったペットボトルの水でさっと傷口をあらって泥をおとして放置してみたそうです。


「余計なことをしたらあかん。」


という話をよくします。
今回は、擦りむいた程度の怪我ですが、重いものでも実はあまり変わりません。我慢してほっておくだけでよいのに、余計なことをして悪化させてしまっている人が多いのです。体の異常が深刻化してしまっている人はたいていこの罠にはまっていると言えるでしょう。
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