ブログ「日々整体」

野口晴哉の全正論について

全生 ── 生を全うするの道を示すものである。生命力の強い現れである。即ち寒暑に冒さるゝことなく、粗衣粗食を厭うことなく、労して疲るゝことなき積極的な意味を有してゐる。寒暑を避け、飲食に恐れを懐きて、その質を選びその量を量るが如き、着るに暖衣を以てし、労するを憂ひて生を衛が如き消極的の意味を含まぬ。所謂衛生なるものとは、その性質を異にする。 

全生 ── 生を全うするの道は、健体を創造し彊心を保持して、之を活用することである。 
然るに現今行われつゝあるところの体育、衛生、医術などは、果たしてこの意義に副えるや否や。思うに真の目的に逆行して、却って心身を虚弱ならしむる現象を呈してゐるのではないか。之何故なるか、その誤り何処にありや。 
 本誌『全生』は先ずその欠点、欠陥を指摘して一般の誤りを正し、而して諸君の前に全生の大道を開示せんとする。 


所謂(いわゆる) 
彊心(きょうしん) 強い心の意 

これは野口晴哉師が全生論として書き始めた文の書き出しです。 
野口晴哉著作全集 1巻の最初に掲載されているものですが、書いたのは昭和5-6年とあります。それから100年ほど経過している訳ですが、世の中の医という物に対しての考え方はこの頃から全く変わっていないという事がわかります。

当時、全生という雑誌を発行してたようです。 
おそらく今でも整体協会が発行しているのではないでしょうか。整体協会の今の考えは 

「自分の事は自分で面倒をみなさい。」 

という事のようだと感じています。 
しかし、今、目の間にいる人が、 

「辛くて体が起こせません。」 

といっている時に、 

「自分の事は自分で面倒をみなさい。」 

と突き放す事は私にはできませんでした。 
もしかしたら違うのかもしれません。実は、勉強をさせてもらおうと通った事もありましたが歓迎されるという雰囲気はなくで邪険に扱われたという印象しか残っていません。たぶん、参加している人たちがすべて自分の事しか考えなくなってしまっているのでしょう。全生という事を最大の目的とすると、それが正しいあり方だとは思うのですが、他人に気を配る事を辞めおろそかにしてしまうのは違うと感じました。 

それで、私は他で整体を学びました。
整体を学ばせてもらった所では、野口晴哉師の著述についてはあまり語られる事はありませんでした。そこで野口晴哉師は神様のように扱われていたとは思います。しかし、野口師の発言や考えについてはあまり掘り下げて語られるような事はありませんでした。これまた不思議なもので、 

「今、目の前で困っている人を助けよう。」 

と思う整体の技は、野口師の言葉からかけ離れたものになってしまうようです。 
救うことが第一の目的になってしまうと、整体師は医術の発想に近寄っていくことになるようです。


生を全うするの道は、健体を創造し彊心を保持して、之を活用することである。 


『全生、生を全うするとは、健康な体と精神で、人生を創造することである。』 

現代風に表現するならこのようになるでしょうか。 
そして、野口師は、 


医術などは、果たしてこの意義に副えるや否や。思うに真の目的に逆行して、却って心身を虚弱ならしむる現象を呈してゐるのではないか 


と、医術を批判していいます。 
これは私が普段からよく口にする、 


『医学、医療は人を虚弱にしてしまって、幸せから遠ざけている。』 


という事と同じ意味だと考えるとわかりすいでしょう。 

私は基本に帰ろうと思います。 
その基本とは、 


『全生』 


です。 
全生とは、幸せな人生の事だと私は思います。 
長生きしたら幸せなのか、早く死んだら不幸なのか、病気になったら不幸なのか、健康診断で異常がみつからなければ幸せなのか?こんな事柄は、全生、我々の人生の幸福にはまったく関係がない事だとは思いませんか? 

アレを食べてはダメ、これをしちゃいけない、こういう運動がいい、こういうことを積み重ねていても生を全うして幸せになる事はできません。 

では、どうすればいいのか? 


健体を創造し彊心を保持して、之を活用することである 


という事を目標にしなくてはいけません。 
健全な体と精神を創造してそれを活用したときに人は幸せになれるのだと思います。


今後、このような形で野口晴哉師が残したものに注釈をいれてゆきます。
そうすることで整体についてさらに理解を深めてゆくことができると思います。実は、かなり前からこの考えはあったのですが、なかなか手をつけられずにいました。どうも私は、自分の知識や技術に対して自信がなかった、あるいは足りなかったようです。でも、今ならそれなりの内容にできるのではないかと考え始めることができるようになったと感じています。
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どうすれば健康になりますか?

「どうすれば健康になりますか?」 


様々な質問を頂きますけど、つきつめて意図を集約すると大半はこういう質問になるのではないかと思います。 でも、この質問をしている人はダメなパターンが圧倒的に多いのかもしれません。なぜなら、自律神経というのはあなた自身が心の奥底で抱えている本当の目的に反応するからです。 

事例を一つ紹介しましょう。 
今年、こういう人は3年ぶりぐらいだなぁと思えるかなり変な人がやってきました。3年もの間が空いたのは、私がそういう変な人、平たくいうと健康になるつもりがまったくない人が反応しないように努めているからです。 

進撃の巨人の壁を想像してもらうといいでしょう。 
私はそんな面倒くさいだけの人が反応しないように壁を作って、その中に引き籠もって穏やかに暮らしていたのです。しかし、その壁を越えてきて猛者がいました。 

私は思い出したのです。 
世の中はこういう困った人たちであふれていたという事を・・・。 

どういう人だったかを今風の言葉で言うと、 

「どうしたらマウントをとられないか?」 

をひたすら考えている人たちでした。 
たちというのはご夫婦で来られたからです。たぶん、ご主人がそういう人のようで、奥さんがその影響をもろに受けて染まっていると感じました。 

話を聞いて、それはこういう事ですね。 
と私が説明をすると、耳が遠くて聞こえないというので大きな声で話したら、怒っているとかいいだしました。どないせいちゅーねんと思いましたけど、穏やかに大きな声で説明をするように努めたら、ご主人が 


「大人を舐めるなよ。」 


とかいって帰っていきました。 
50歳目前のおっさん相手に言う台詞ではないから、何を思ってそんな事をいったのだろうかと後になって考えてみましたけど、 


「一度、言ってみたかった。」 


のではないでしょうか? 

ここから先は推測が混じります。
 
ご主人はコンプレックスに苛まれている方だったのでしょう。 
私の物言いが上から目線に感じたので、マウントを取られてはいけないと必死だったのじゃないかと思えました。 

それで、そういう人たちが、 


「どうしたら健康になれますか?」 


と聞いてきたら、 


「あなたたちは、健康になるより、自分たちのコンプレックスを埋める事の方が大切なのではないか?」 


と、質問で返すのが適切な答えになってしまいます。
先に述べた通り自律神経というのはあなた自身が心の奥底で抱えている本当の目的に反応します。そして、その目的を達成するためには、健康ではない方が都合がよい事の方が圧倒的に多いのです。 

今回のようなご夫婦では、社会とうまく関わっていく事は難しいでしょう。
そして、そういう人たちの大半は、病人である事を盾にして自分を守っています。

「病気だから。」 
「妻の具合が悪いから。」 

とかいっていれば社会との関わりを簡単に絶つ事ができる訳ですからね。 

私の所へ来て、私の言うとおりにしたら多分体は元気になりますよ。 
それで、体が元気になったとき社会や周囲の人たちとどのように関わっていくかよく考えてみることです。私のように1人で壁の奥に引き籠もっている方が都合がよい人っていうのは想像以上に多いと思われます。

その場合、 


「本当に自分は健康になる必要があるのか?」 

という事についてよく考えなければいけません。 
健康になったら自分の心の安定が保てなくなる人が健康になる事を本心では望みません。自律神経は本当の気持ちに素直に従いますから、そんな人が健康になることはありません。

ピンとこないようなら、

「大人を舐めるなよ。」 

みたいな意味のわからない捨て台詞を言うために私のところに来るのは時間の無駄だという事だけでも理解しておいてもらうとよいでしょうね。
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どうすれば健康になりますか?

「どうすれば健康になりますか?」 
様々な質問を頂きますけど、つきつめて意図を集約するとこういう質問になるのではないかと思います。 でも、この質問をしている人はダメなパターンが圧倒的に多いのかもしれません。なぜなら、自律神経というのはあなた自身が心の奥底で抱えている本当の目的に反応するからです。 
事例を一つ紹介しましょう。 
今年、こういう人は3年ぶりぐらいだなぁと思えるかなり変な人がやってきました。3年もの間が空いたのは、私がそういう変な人、平たくいうと健康になるつもりがまったくない人が反応しないように努めているからです。 

進撃の巨人の壁を想像してもらうといいでしょう。 
私はそんな面倒くさいだけの人が反応しないように壁を作って、その中に引き籠もって穏やかに暮らしていたのです。しかし、その壁を越えてきて猛者がいました。 

私は思い出したのです。 
世の中はこういう困った人たちであふれていたという事を・・・。 

どういう人だったかを今風の言葉で言うと、 

「どうしたらマウントをとれないか?」 

をひたすら考えている人たちでした。 
たちというのはご夫婦で来られたからです。たぶん、ご主人がそういう人のようで、奥さんがその影響をもろに受けて染まっていると感じました。 

話を聞いて、それはこういう事ですね。 
と私が説明をすると、耳が遠くて聞こえないというので大きな声で話したら、怒っているとかいいだしました。どないせいちゅーねんと思いましたけど、穏やかに大きな声で説明をするように努めたら、ご主人が 


「大人を舐めるなよ。」 


とかいって帰っていきました。 
50歳目前のおっさん相手に言う台詞ではないから、何を思ってそんな事をいったのだろうかと後になって考えてみましたけど、 


「一度、言ってみたかった。」 


のではないでしょうか? 

ここから先は推測が混じります。
 
ご主人はコンプレックスに苛まれている方だったのでしょう。 
私の物言いが上から目線に感じたので、マウントを取られてはいけないと必死だったのじゃないかと思えました。 

それで、そういう人たちが、 


「どうしたら健康になれますか?」 


と聞いてきたら、 


「あなたたちは、健康になるより、自分たちのコンプレックスを埋める事の方が大切なのではないか?」 


と、質問で返すのが適切な答えになってしまいます。
先に述べた通り自律神経というのはあなた自身が心の奥底で抱えている本当の目的に反応します。そして、その目的を達成するためには、健康ではない方が都合がよい事の方が圧倒的に多いのです。 

今回のようなご夫婦では、社会とうまく関わっていく事は難しいでしょう。
そして、そういう人たちの大半は、病人である事を盾にして自分を守っています。

「病気だから。」 
「妻の具合が悪いから。」 

とかいっていれば社会との関わりを簡単に絶つ事ができる訳ですからね。 

私の所へ来て、私の言うとおりにしたら多分体は元気になりますよ。 
それで、体が元気になったとき社会や周囲の人たちとどのように関わっていくかよく考えてみることです。私のように1人で壁の奥に引き籠もっている方が都合がよい人っていうのは想像以上に多いと思われます。

その場合、 


「本当に自分は健康になる必要があるのか?」 

という事についてよく考えなければいけません。 
健康になったら自分の心の安定が保てなくなる人が健康になる事を本心では望みません。自律神経は本当の気持ちに素直に従いますから、そんな人が健康になることはありません。

ピンとこないようなら、

「大人を舐めるなよ。」 

みたいな意味のわからない捨て台詞を言うために私のところに来るのは時間の無駄だという事だけでも理解しておいてもらうとよいでしょうね。
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自分の劣等感と向き合う話

若者について書かれた記述をみると、自分に才能がないなんていう具合に自分を卑下した考えをよく見かけます。
そういうのを見ていつも思う事は、


「私なんぞに比べれば、そんな事はないだろう。」


なんていう事だったりします。

私は人生を50年ほど生きてきたわけですけど、自分ほど半端な才能しかもっていない人間はそうはいないだろうと思っています。実際に、会った方にこんな話をすると驚くというか、会話から得られる印象とのギャップを感じるみたいですけどね。偉そうにふんぞり返っているいるように感じるのであれば、それはきっと私の自信のなさの現れでしょう。

若い頃からいくつかの事に挑戦してきました。
どんな事をやってもある程度の成果はあがるのですけど、ある程度のレベルまでいくと、


「この人を超える事は私には無理。」


そう思える人が必ず現れるわけです。
持って生まれたものが違うとしか思えないのですよね。

そういうのを何回も何回も繰り返していると、自尊心なんてボロボロになってきます。
自分が大した事のできない人間だと気が付かされるのですけど、それを認める事を若さが邪魔をするのです。その若気の至りがついに、


「自分は究極の器用貧乏になろう。」


なんていう考えにたどり着きます。

『なんでもできる男』

なんて具合に言い換えて格好をつけているときもありましたね。結局、何に対しても本気になって取り組むことのないつまらない考えに落ち着いてゆきます。

こういう事をいっていたのは、20代後半の頃でしょうかね。
ただ、30前半の頃だったと思うのですけど、唐突に


「このままではダメになってしまう。」


と思って、数十万円もするあるセミナーに参加してみたのです。
それが私にとっては大きな転機になりました。まぁ、正確にいうならセミナーに参加した翌年にそのセミナーがきっかけで大きな気付きが得られたという流れですけどね。


それで今はどういう具合に生きていこうかと考えていると、やはり、


「究極の器用貧乏」


で、言葉にすると同じだったりします。

今、興味のある事はユンボの運転と、イノシシや鹿の狩猟だったりしますのでこれから勉強だったり、免許をとったりしようと考えています。整体もできるし、釣りもできるし、バイクの運転もできるし、ユンボの操作もできるし、狩猟もできるとなれば、結構、いい感じで暮らせるのじゃないかなんて考えています。

そして、そんな風に思えた時に、


「整体という仕事に死ぬ直前まで取り組んでいこう。」


と素直に考える事ができるようになりました。

結局、この考えに至る理由が、コンプレックスから発するものか?
というところが私にとっては大切なポイントなのでしょう。別にコンプレックスを動機にあれこれできるのでしたら、それはそれでも問題はないと思います。

この手の話、ついつい教訓めいた話になってしまうので、ここで止めておきます。
正解なんてありませんからね。私の場合は自分の内面とちゃんと向き合えた時に、自分の劣等感ともちゃんと付き合えるようになったという経験談だと思ってもらえたらいいですかね。
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11月蒲田と、日暮里と名古屋の予定について

11月の予定を更新しています。
日暮里が埋まっている状態ですが、17時ごろまででしたら事前に申し込みくだされば延長は可能ですので希望される方はご相談ください。


蒲田(8月)においての整体指導受付中です。


日時11月7日(日)
  9:30~ 10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~
 15:30~ 16:00~ 16:30~ 
 17:15~ 17:45~

日時11月21日(日)
  9:30~ 10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~
 15:30~ 16:00~ 16:30~ 
 17:15~ 17:45~

場所:大田区西蒲田7-60-13
地図はこちら
駅からの案内はこちら


日暮里にて整体指導受付中です。

日時11月8日(月)
  9:30~ 10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~ 15:00~
 15:45~ 

日時11月22日(月)
  9:30~ 10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~ 15:00~
 15:45~ 


名古屋においての整体指導受付中です。

10月24日(東別院)
10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~
15:00~ 15:30~ 15:30~ 16:00~


11月14日(東別院)
10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~
15:00~ 15:30~ 15:30~ 16:00~

11月128日(東別院)
10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~
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