ブログ「日々整体」

熱中症についてあれこれ

「暑い!」

そう言える日がこれだけ続くと熱中症がどういうものかかなり把握ができてしまいます。
で、まぁ考えなければいけないのはこの暑さで小学1年生が亡くなったという話でしょう。話をきいた時に思ったは、


「体弱すぎ。」


ということでしょうか。
まぁ、ネットを眺めていると、こんな言い方をしていると鬼の首をとったように噛み付いてくるような人がいるみたいですけどね。ただ、これは熱中症に対する理解が浅いためしょう。ほかの子供も同じように行動していたわけで、皆が同じように死んでしまったというのであればまた話が変わってきますけどね。

まず結論をいっておくと、気温があがったときに対応できずに生命に危険が生じる可能性がある子供というのはおそらく見分けることができますね。

ぶっちゃけていってしまうと、起立性調節障害とかそれに準じるような状態の子供は気温の上昇という変化にうまく対応できません。ですから、倒れてしまうような子供の大半は気温があがると動けなくなってしまいます。

で、起立性調節障害というのは、なにかということを乱暴に説明すると心臓と肺の動きが悪くなっているんですが、実は熱中症で体に起こっていることはほぼ同じです。死んでしまうほどではないけど元気に活動できる程度には働いていないということです。

私はこの状態のことをゾンビと呼んでいます。
動いてはいるけど、人間として暮らしていくことはできない状態だと思ってもらうといいでしょう。探してみれば周囲にそういう人は一人ぐらいいるんじゃないですかね。心当たりがあれば観察してみるといいでしょう、笑えなくなっているはずです。

ところが、暑さによって体がダメージを受けた時に心臓が過剰に働いてしまうことがあります。
これは体質と、その体質の影響である問題が体に起こっているからなのですけどね。で、そういう問題を抱えていると、暑い日でも活動が可能な特殊なゾンビになってしまいます。

で、亡くなった彼はおそらくそうだったのだろうなぁと私は考えたわけです。
ちなみに、そんな体質の人は珍しくありません。熱中症で倒れたという人の話をきくと、本人はまだ大丈夫と思っていたなんて話がでてきて、あちこちで注意喚起がされているのを聞いたことがあるでしょう。もともとの体質に加えて心肺の動きが悪くなっていると彼のように暑さにやられて亡くなってしまうことがあるわけです。

ただ、正直いって亡くなってしまうほどという事は体には相当大きな問題があったと思いますし、相応の技術と経験があればそれを見極めるのはそれほど難しいことではないはずです。
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改行の多いブログは気に食わないという話

南海キャンディーズの山里亮太氏が、こんな女性は嫌いだという話をテレビでしていました。
山里さんが人間として尊敬できるかというと、確かにそういう部分はあるんですが、友達にはなれないあろうなぁという印象ですかね。まぁ、私は人の好き嫌いが激しいですから、私が気に入る人間なんてごく少数です。さらに、その中で私の嫌味と皮肉に耐えるメンタリティをもった人間というのはダイオウイカなみに希少だと思われますので、山里さんを偉そうにどうこういうのは間違った語り方だとは思いますけどね。


さて、山里さんが語った中で、特に引っかかったのが、


「ブログに空の写真をのせて、文はやたら改行してるやつ。」


という表現です。

私は今15ぐらいのブログを購読しています。
大半は趣味に関するものなのですが、少しだけ整体に関わるものも混じっています。まぁ、たいていの場合、他人が書いた整体についての文章など、読んでいても面白みを感じることがないのですけどね。でも、その中の1つに30回に1回程度の割合『あらっ!?』と思うことが書いてあったりするんですよ。

非常にタチの悪いブログと言えます。
基本的に読んでいて気に食わないことばかりなんです。で、どういう内容かというと、


「自然派の意識高い系です。」


みたいな印象なんですけどね。
書き方が、やたらと改行しているわけです。で、もしかしたらと思って過去の記事をみてあげている写真がないかと思ってチェックしてみたら、空の写っているのが結構ありましたね。

南海キャンディーズの山里亮太氏がある女性芸能人に感じているものと同じ物を、私はある整体師に感じているわけです。そういう事に気がついて、それが妙におかしいというか笑っちゃうというか・・・。

まぁ、ぶっちゃけてしまうと見下されている感じがするのだろうと思います。
人間が生きるというのは、格好の悪い事が多いし、無様だったり、惨めだったりすることの方が多いんじゃないかと私は思うのです。まぁ、中には恵まれた環境で生まれ育ったりで、はたから見るとそういう風には見えない人もいるでしょうけど、本人はやはり様々な葛藤を抱えているはずなんですよね。そして、多くの人は恥ずかしいとか、悔しいとかそういう思いをしたくないから、ズルをしてしまったり、横着をしてしまったり、なんかちょっといい感じの言い訳をみつけてそれを理由にして手抜きしてしまうのが普通なんですよね。


ところが、改行の整体ブログを書く人って、


「私には汚れた部分なんてないですよ、青い空のように澄んでいて理想高く生きていますよ。だからあなたたちもそういう風に生きれば素晴らしい状態の体になれますよ。」


と語っているように感じるのです。
言いがかりだと指摘されればまったくその通りだと思いますけどね。でも、みんながみんなそんな素晴らしい人間になんてなれるわけがないですよ。

まぁ、私が強く訴えたいのは、


「元気で健康に幸せに暮らすのに、立派で尊敬されるような人間である必要はない。」


ということですかね。
ちょっとぐらいなら他人に迷惑かけてもいーんじゃないですかね。私自身は限度を超えたらシバクけど、多少のことなら笑って許してあげるぐらいの度量を持ちたいなぁとそんなことを思うわけです。


まぁ、今回は、山里亮太と私が似ているところがあることに気がついて非常に嫌だったので、ちょっといい感じに聞こえるように誤魔化さずにはいられなかったというだけの事です。
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自律神経失調症の治し方???

自律神経失調症の治し方3つのポイントなんていうのをみかけました。
見たのはSNSですが、専門のお医者さんに教えてもらったそうです。まぁ、ネットというのはツッコミをいれようと思うと事欠くことがない世界といえますかね。今回も、ちょっとだけツッコミをいれてみましょう。

まず1つ目のポイントは、日の光を浴びることだそうです。
まぁ、確かに暗がりにずっといたら元気はでてこないでしょうね。子供の成長過程では日の光を浴びることは大切だなんていう話は聞いたこともありますし、天気のよい日にバーベキューしたり、スポーツしたりなんてすると確かに元気にはなる人もいますね。でも、自律神経失調症を治すのに日の光を浴びるなんて意味はないんじゃないですかね?私はこれまでこんなアドバイスを1回もしたことがありません。

まぁ、自律神経の働きが悪いということを観測できない人がいっているわけですから。
日の光を浴びて自律神経の働きがよくなるということもおそらくは観測できてないんじゃないでしょうか。いったい何を根拠にこんなことをいっているのか不思議ですね。

ちなみに、私の場合は、手で体に触れて筋肉や骨の状態からそれを判断します。
日の光を浴びてどうこうというのは考えたことはないですし、無関係とはいえないまでもそれほど重要なポイントだとは思えませんね。
この考え方だと、夜勤の人はみな自律神経がおかしくなってしまいますが、夜に仕事している人でも元気な人はいくらでもいるんじゃないですかね。


2つ目は反復運動をすることだそうです。
もう、まったく意味がわかりません。毎日ジョギングをしろといいたいのか、毎日学校や仕事にいけばいいということなんでしょうかね。もしかしたら、規則正しい生活をしろってことかもしれませんが、それができないのが自律神経失調症というものですね。


3つ目はコミュニケーションをとることだそうです。
まぁ、一部の人には有効であるケースはあるかもしれませんけどね。かといってコミュニケーションを取ることが自律神経失調症の治し方というのはこれまた暴論なんじゃないでしょうかね。

コミュニケーションをとることは体にどのような影響を与えるものなのか?
これまた自律神経の変化を観察できていない人がいっているわけで、どういう根拠でものをいっているのか謎ですね。

心にちょっとしたわだかまりがあって、それが内蔵の働きに影響しているときは確かにあります。そういう状態の方には、


「あなたメンタル病んでるね。」


みたいに話かけることはありますけどね。
ただ、その時には話をしながあら、その影響を受けている臓器の動きを手の感触で観察しています。そして動きが変わった、これでもう大丈夫と思ったときに話を辞めるわけですけどね。こういうことを自分でやれっていうことなら、おそらく一般の人には無理だと思いますね。こういうことができる人なら体を壊すことなどまずありませんしね。


余談ですが、メンタルで影響をうけているのは大抵は肺ですかね。
胃の状態に影響している人はほとんどみなくなりました。辛さが半端ないことになると心臓まで影響を受けることはありますね。そういや、ここのところ家族から虐待みたいな仕打ちをうけていた人が続いていますが、みな心肺の動きが極端に悪くなっていますね。


これはたぶん、自律神経失調症の治し方じゃなくて、引きこもりの治し方なんじゃないですかね。
自律神経失調症と引きこもりはまったく別のものだと思いますけどね。ただ、引きこもりにだってこんなアドバイスはほとんど無意味じゃないでしょうか。専門家と呼ばれるような人がこれではちょっと困ると私は思うのですが・・・。



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いったい眠りはなんの仕事なのか?

ネットではなんでこんな無茶苦茶な話がまかり通っているのだと思うことがあります。
で、今日、こういうのをみかけました。


「夏は眠るのが大切な仕事になります。寝苦しさをどうごまかしごまかし眠るか。これが夏バテという大敵に挑む、地味だけど果敢なチャレンジであります。みんな頑張っていこうぜ。」


どういう人間かと思っておいかけてみると、どっかの大学の心理学の教授なんだとか。


さらっと添削していきましょうかね。


夏は眠るのが大切な仕事
睡眠は仕事ではありません。
仕事として捉えて行う睡眠は睡眠たりえることはないのじゃないですかね。ちょっと前、私が調べた限りでは、睡眠とはいったいどういうものなのか?生物にどうして睡眠が必要なのか、体の疲れをとるだけなら横になっていればいいだけですし睡眠である必要がないのじゃないか、睡眠をしないことで脳の働きなんかに問題はでてくるのだけど、睡眠をとることでどうしてそれが防げるのか?人間の睡眠は布団にもぐって横になって行いますが、動物なら歩きながら、空を飛びながら、泳ぎながら睡眠をとっていると考えられるので、実はじっとしている必要もないであろうというのが正解のようです。

そういう具合に眠り、睡眠というのはよくわかっていないものなのにわかっているように語るのはちょっと問題があるといえます。

いつぞやのアイドル歌手は愛は心の仕事ですなんて歌っていました。
まぁ、もしかしたらそういう何かを表現したかったのかもしれませんが、夏は眠りが仕事ですなんて、いったい何がいいたいのかよくわかりませんね。


寝苦しさをどうごまかしごまかし眠るか
寝苦しさを誤魔化した眠りで質のよい眠りは無理だと私は考えます。
まずいものをいかに誤魔化しておいしく食べるか?今の日本で、そんなことを考えるのは無駄だと思えますね。美味しいものを食べる工夫をすればよいだけ、快適に眠るためにはどうすればいいかを考えるのがいいんじゃないですかね。


これが夏バテという大敵に挑む、地味だけど果敢なチャレンジであります
聞いちゃいけないアドバイスの典型ですね。
何かを敵にしてそれと戦うことを示唆するようなものはまともじゃないと思います。普段は温厚な人でも、健康に関わるものになると急に幼稚になって戦い始める人もいたりするから困りものです。

夏バテの正体が何かとういと、たいていはこの2つのどちらかです。
気温が高くて活動的になるのが望ましくないから体がブレーキをかけているか、暑さにやられてしまって内臓の働きが落ちているか。

どれぐらい無理が効くか挑戦しろってことをいいたいんでしょうかね?


みんな頑張っていこうぜ
むちゃくちゃな理屈を並べて最後は精神論ということですかね。



気温が上がっているときには無理をしないのが基本ですかね。
無理がしたいのであれば普段から相応の鍛錬をして、暑さに耐えうる体を作っておかなくてはいけません。単純に体力のある無しという問題なんですから、寝苦しさに耐えてそれを誤魔化そうなんてことをやっていると体をこわすんじゃないですかね。
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品川での整体、初回終わりました。

「わたしなんぞがわざわざ関東まで出向く意味があるのだろうか?」


自分自身でそう思わないでもないのですが、現実にしょっちゅう電話がかかってきます。
わざわざ京都までやってこられる人もいるわけで、それならこちらから出向いたらどうなるかなぁと思って実際にいってみたら朝から晩まで相談に来られる方たちで埋まってしまいました。よほど多くの人が困っているのだなぁというのを実感してしまいました。



関西と関東で傾向が違うようだったら面白いなぁと思っていました。
しかし、なんも変わらず同じですね。あれこれ勉強して、知識を増やしている人ほどドツボにはまってしまっています。で、思ったことは、世間に流れている知識や情報なんていうのは底なし沼の材料にしかなっていないということですかね。


そういえば、今日、耳鳴りで来られた方が前回の後、急に耳鳴りの音が小さくなったそうです。


「急に小さくなったのが不思議で仕方がない。」


といっていました。
私にすれば相当な手応えがありましたから、当然といえば当然だったんですけどね。一応、理屈は説明してはいますが、やはり整体の専門的な知識がないと理解しにくいようです。


あと、難聴気味の方で補聴器をいれておられるのですが、その補聴器をはずしたら耳鳴りが大きくなるそうです。で、その人の考えだと、


「耳鳴りは、脳が出しているノイズだから補聴器があることでノイズ減るんですか?」


とかいっていましたが、私は、


「そういう話に振り回されているからおかしくなるんですよ。」


と答えました。
耳鳴りのなっている人は耳の穴に指を突っ込んで穴のどこかを適当におさえてみればわかるんじゃないですかね。おそらく大半の人は音の様子がちょっと変化するでしょう。指が補聴器にかわったって同じことが起こるはずです。まぁ、音のひどい人だとあまりかわらんかもしれませんが。


そんな調子で、知識の海で溺れるとでもいうのでしょうか、ドツボにはまっている人が多いのは西でも東でもほぼ変わらないみたいですね。まぁ、ノイズに関してはNHKの番組でそういう説明をしちゃっていますから、信じ込んでしまっている人がたまにいますが、ちょっとというかなかなり問題のある放送内容でしたね。


あと、ちょっと変わった耳鳴りの事例の方が一人おられました。
整体が終わった後にすぐ音が小さくなったとびっくりしておられましたが、非常にレアなケースといえるような状態で、非常に興味深い状態でした。たまーに、こういうのがあるから、なかなか詳しく説明できないのが悩ましいところだったりはしますね。


さて、そんなわけで8月以降は行く回数を増やせるように調整中です。
さしあたって7月22日、8月5日は行くのが決まっていますが、すでに夕方まで埋まっている状況なので夜までやるかどうか迷っているところです。私の体力的なというか、くたびれて動けなくなるまで仕事する覚悟を決めるかどうかという問題ですけどね。
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