ブログ「日々整体」

整体と向き合ってゆく

気がつけば年があけてもう半月も過ぎてしまいました。
年末年始もあまりゆっくりとする事ができず慌ただしく過ごしてしまったせいか、昨年の疲れを持ち越してしまったようでヘトヘトになりながら整体をしてしまっています。

まぁ、そうはいっても整体をしているときはピシッ!と1本筋が通るようでシャキっとしているのですけどね。休憩時間にぐったりとしているものでそのギャップがなかなかに激しい毎日です。


実は、昨年は後半にはいってから技術的な向上が凄まじい具合でした。
通常だと10年ぐらいかかったであろう経験とそれにともなう知識を3ヶ月ぐらいで身につけたのではないかと思います。そのせいで、今年にはいってからの整体のやり方はガラリとかわってしまいました。

当然ですが、これまでわかってなかったことがわかるようになりました。
そのせいでなかなか調子がよくならなかった人でも劇的に元気になってしまった人もいたりします。逆に言うと、こういうことがわかってなくて今までよくやっていたなぁという事でもあるのですけどね。


忙しさにかまけて、今年は何に取り組むかというのを考えずにここまできてしまいましたが、向上した技術を踏まえて今年はどのように整体と向き合っていくか考えてゆきたいと思います。
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こんな事がアトピーの原因になるという話

昨年末のことです。
アトピーで半年以上整体に通っておられる方が、


「とんでもなく体の調子が悪くなってきた。」


といって駆け込んでこられました。

アトピーは原因がはっきりとわかっていて胸椎8番の左側に異常があると起こります。
ですから、この方もアトピーはましになってきていて荒れてもすぐにキレイになるようにはなっていました。ただ、なぜか思っている以上の成果があがらないのです。もっと肌がキレイになってきてもいいのだけどなぁと頭を悩ましていました。


そして突然、、眠れない、体が重い、アトピーが全身にでて痒くて仕方ない、ということでした。
こんな調子になったのは2年ぶりだったのだけど、以前からまれに発作のようにこのような状態になるということでした。


「これはもうなにか重大な見落としをしているはずだ。」


と考えました。
丁寧に背骨をみてゆくと、胸椎1番の右側に異常が見つかりました。通常、こんなところが悪いからといってアトピーになるような事はありません。たいていはひどい肩こり、首がこる、頭痛がする、手が痺れる、人によっては手に痛みがでてリウマチだと診断されたりする人もいます。


結論をいうと、アトピーは胸椎8番の左の問題であるという先入観があったせいで見落としていたわけです。何がおこっていたかというと、もともとあったアトピーが胸椎1番の影響でさらに悪くなっていたというわけです。つまり、胸椎1番のせいで8番に異常が起こってアトピーが起こっていたため、いくら8番の問題を解消してもまたすぐに悪くなってしまうわけです。
ちなみに、胸椎1番が悪くなった原因は交通事故とみて間違いないようでした。交通事故の影響が残ってアトピーになるということがあるわけです。



「生兵法は怪我の元。」


なんていう言葉があります。
中途半端な知識と経験でわかったつもりでいたせいでしょう、いつも偉そうなことを口にしている私に対する手痛いしっぺ返しとなってしまいました。


「病気をみたらだめで、体をみなくてはいけないよ。」


これは今年のテーマといえそうです。

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年末年始の予定

今年は、今日を仕事納めにすることにしました。
年始は5日から整体を開始しています。今年はとにかく苦しい1年でした。来年はもうちょっと楽ができるといいのですけどね。
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肺と耳鳴りの関係

最近、打撲の事をほりさげて勉強しています。
そのなかで唐突に気がついたのですが、肺の働きが悪いと、首にむち打ちがあるようにみえることです。ですから、ここ最近で、


「なんかムチウチがあるようにみえる。」


と私に言われた人は肺の動きが悪いだけの可能性があったりします。


「毎回、言うことが違う!」


なんて言われることがありますが、これはもう仕方のないことかもしれません。
体に対する知識なんていうのは積み上げて増やしていくようなものではないからです。1つのことを学ぶと、それがこれまで経験や学んだことにどうやって組み合わせていくかとうような作業が必要です。ですから、整体の技術をたかめるということは、完成絵がない状態でジグソーパズルを作り上げていくようなものだといえます。

色合いでおおよその位置はわかっても、それをどこにどう組み合わせていけばよいかというのをかんがえていかなくてはいけません。


「ココだ!」


と思ってもはまらないこともあれば、全然関係がないと思えるようなパーツがぽろっとくっついたりします。非常に複雑な部分もあれば、びっくりするぐらい簡単な方法で難しい事をやっていたりすることもあったりします。

と、いうわけで、つい先日ですが、


「えっ!こんな事で耳鳴りが鳴ることがあるのか!」


ということがあるのに気が付きました。
なにかというと、


「肺にちょっとした腫れがあるせいで耳鳴りがなる。」


ということです。
見つけてしまうと案外多いようで、気がついてからすでに3人ほど発見しています。この腫れが肺炎というほど大きく腫れているようであれば、すぐに見つかるのでしょうけどね。本人が自覚できない程度に肺にちょっとした何かが起こっているせいで耳鳴りが鳴ることがあるようです。


さっき、整体していた方とは、


「こりゃ、耳鳴りが止まらないはずだ。」


なんて話してました。
当初に比べればかなり小さくはなっていたのですが、たまに大きくなってしまうのです。そして、その原因がわからずにいたのです。何かの拍子に大きくなるので私もなんでか原因を掴みかねていました。

ただ、肺の動きが悪くなっているのを見つけたので、もしかしたらと化膿活点という体に炎症が起こっている時に反応がでる場所を調べると変動がありました。そこで、肺の動きを整えて、化膿活点の調整をして肺の働きをしずめてみたら耳鳴りの音が小さくなりました。

肺にこのような問題がでる原因はいくつかあるかもしれませんが、とりあえずは喘息の発作はないけどきっちりと治しきってないとか、風邪を中途半端に薬で抑えてしまっているとかそんなことではないかなぁと思います。まぁ、まだこのことは見つけて3日ほどしか経過していないので、今後もう少し掘り下げてみなければいけませんけどね。

まぁ、まだこのピースはぴたっとはまった感じがないので、来月あたりには全然違う事をいっているかもしれませんけどね。
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音楽家と耳鳴りの話のその後について

以前に少し紹介させてもらったことにある音楽家の方のその後の話です。
耳の専門家に、


「演奏するせいで耳が悪くなったのだ。」


なんて言われたせいで、演奏をすることに対して消極的になっておられました。
しかし、私は、


「どんどんやってください。熱心にやればやるほど耳鳴りの音は小さくなっていくはずです。」


と指導をしていました。
整体にこられた当初とくらべて耳鳴りの音はだいぶ音は小さくなっていたようですし、体の様子が整ってきたのであとはもう活動的になってもらうほうがよいだろうと判断していたからです。体のどこかが調子が悪いときは、安静にしてしまいがちですが、


「引きこもっている人間が元気になるはずがない。」


という事を多くの人に考えてもらいたいものです。
たとえば、仕事もせず、勉強もせず、1日中、テレビをみてパソコンに向かっている人が、


「やる気がでたら本気出す!」


なんていっているのを聞いたら、蹴飛ばしてやりたくなるのではないかと思います。
ニートと耳鳴りを一緒にするなと思うかもしれませんが、そんな乱暴な考えで問題ないこともあります。大事なのは体にいいとか悪いとかそんなことでどうにかなるようなものではないのです。


さて、この音楽家の方ですが、先月にコンサートを開いたそうです。
すると、耳鳴りがかなり小さくなってきたのだとか。実際に行動したときの体と耳鳴りの変化を実際に体験してみて、


「あぁ、なるほど!そういうことか。」


と、どうすればよいのかが感覚的にわかってきたようです。


耳鳴りのしくみというのは、私も完全に把握しているわけではありません。
しかし、自律神経の状態と照らし合わせながら、体の状態を読み解いてゆくとおおよそどうすればよいかは判断することができます。最近また、耳鳴りの相談が増えてきていますが、みな、


「耳鳴りを止めることはできません。」
「もう止まりませんので諦めてください。」


なんて言われてしまっています。
そのせいか、


「体がこうなってますから、こうすればたぶん止まりますよ。」


なんて私が気安くいうもんだから、かえって胡散臭く、疑わしく感じられてしまう事が多いようです。


もっと物々しく深刻な印象を与えつつ、厳かに、


「私の言うことを聞きなさい。」


なんていう感じで説明した方が説得力が増すのかもしれないなぁなんて思ったりしますが、性に合わないので実際にやることはないでしょう。


何度も何度も口にしているセリフですが、


「体は完璧で何も異常がないのに耳鳴りが鳴る。」


という事は絶対にありません。体を細分化して原因を探すから耳鳴りの原因がみつけられないだけです。
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