ブログ「日々整体」

腕の運動について

最近、腕の運動に特に注目して体をみています。
昨年は、ずっと足首に注目していたのです。足首のさえ整ってしまえば体は全部よくなってしまうと感じていたのです。足首というんは全身の運動に関わる関節ですのでそういう事ができてしまいます。しかし、どうもうまくいかないという事でつきつめていくと手首にたどり着きました。


体はかなり整っていても手首が狂っているのです。
本当に些細な問題と感じるので、いままで見過ごしてしまっていたのです。一見、問題ないように感じるのでいままで気づけずにいました。

たいていは足首の狂いをただせば、手首の狂いも治ってしまいます。
しかし、どうしても残ってしまう人がいます。

「腕の使い方が悪い。」

いうことはわかっていたのですが、足首の狂いがそうさせるのだと考えてしまっていたというわけです。


「かなりよくなったのだけど、最後の最後で何かが邪魔をしてすっきりしてくれない。」


そういう方の手首を正すと、体ががらっと変わますね。
さしあたって、興味深い例というと、1年以上続いていためまいがほとんどなくなったという方がいます。


「腕の使い方が悪い。」


という事が原因でめまいが止まらないとう方がいるです。
腕の使い方などあまり他人と比較することがないのでまず気がつくことがないのではないでしょうか?腕の使い方が悪いと、体の負担がおおきいので自律神経のバランスが狂ってくるのです。


意外なめまいの止め方

整体という技をまとめた野口晴哉氏が、


「神経痛のごときは、びっくりさせれば治ってしまう。」


という事を書いています。
実際に、整体指導を受けに来た人を蛇やカエルのおもちゃをおいて驚かせらたら本当に神経痛の痛みはそれきりで消えてしまったそうです。一人や二人じゃなく、何人もそれで治してしまったのだとか。


言われてみれば、

「確かにそういうことはあるだろう。」

と思えます。
それをこのような形で実践するというところが、野口晴哉氏というところの凄さというか偉大さかと思えます。まぁ、ほとんどの人は、

「びっくりして治るはずがない。」

と、考えるでしょう。
お医者さんなんかに、こんな話をしたら馬鹿にされるだけではすまないかもしれません。


ただ、この方法にはポイントが1つあります。
それは、


「心の底からびっくりする。」


ということです。
ですから、蛇やカエルのおもちゃっで神経痛が治ったのは男性だけだったそうです。女性は、

「きゃー」

と悲鳴はあげるけど治りません。驚いたふりをしているだけで、心底驚いていないからです。


ところが、ある時のこと、たまたまタバコの火が着物のすそに落ちたそうです。


「あっ」


と小さな声を出しただけだそうですが、それで神経痛が治ったそうです。
女性は蛇やカエルには驚かないですが、着物の裾に穴があきそうになったら驚いたわけです。男性の方が繊細で、女性が図太い生き物なんていう人がいますが、的外れとはいえなさそうですね。


また、ちゃんとびっくりしさえすれば、神経痛、腰痛、膝痛、めまい、などなどなんにでも応用が効くだろうと思っています。

実際、ある方が、踏み台にのって高いところにある荷物をとろうとしたのです。
するとうっかり足をふみはずしてしまいました。この方にはめまいがあって、ずっとふらふらしていたのですが、それでびっくりしてめまいがぴたっと止まりました。幸い高い踏み台ではなかたし、足をくじいて怪我をするようなこともありませんでした。

一応、補足すると高齢の女性でした。女性は高いところから落ちてもびっくりするようです。

このやり方をいつか使ってやろうと思ってますが、心底驚かすだけの演技力が私にあるか?というとなかなか自信をもてないでいます。驚こうとおもって驚いても効果はでないですから、お化け屋敷などにいってもあまり意味はありません。

ただ、バンジージャンプぐらいのインパクトがあれば効果があるかもしれません。
めまいでお悩みの女性は、バンジージャンプを飛んでみるというのもひとつの方法かもしれません。
関連カテゴリー< めまい腰痛、膝痛

膝の痛みをとってはいけない

「膝にブロック注射をしていたのだけどまったく効果なくなって歩くのが辛いのです。」


1年ぐらい定期的にブロック注射をしていたそうですが注射をしてもまったく効果がでないようになりまともに歩けなくなっていました。膝に水がたまってしまうので定期的に抜かなければいけなかったそうです。


「痛みとういうのがなぜあるのか?」


ということについて考えた事はあるでしょうか?
気の利いた方なら、


「体に問題があるということを知らせるため。」


なんていう答えをされることがありますが正解とはいえません。
正解は、


「悪くなった体を治すため。」


です。

人間の体は、病気になったり怪我をしたときには、その異常のある場所に痛みと熱をだして体を修復します。
自然治癒力などと表現されていますね。人は痛みをだすことで、自然治癒力を発揮させます。それなのに、その痛みを消してしまったらどうなるか?


転んで膝を擦りむいたとします。
傷ができればそこから血がでて痛みがでます。もし、このように傷ができたときに痛みだけとってしまうと、血が止まらなくなったり、傷が治らなかったりします。傷にばい菌がはいったら大変だと、絆創膏をはると怪我の治りがおそくなりまし、怪我の跡が残ったりします。ほっておけばすぐに綺麗に治ってしまうのに余計な事をしてしまうのです。


腰痛や膝痛でも同じ事をやる人がほとんどです。痛いからとシップを貼ったり注射をするから治らなくなります。


「この腰痛は死ぬまで上手に付き合うよう言われた。」


といってきた人に、


「こんなものつばでもつけとけて、2~3日ほっとおけばOK」


と説明して事実その通りになったこともあります。
腰や膝の痛みがながくとれないというのは、余計な事をして自然治癒力が弱まてしまっているからです。


この方にも相談にこられてすぐに、


「シップと膝にまいてるサポータとくすりを全部やめて痛がっておいてください。」


と説明しました。
まともに歩けるようにはなり、水がたまることもなくなるまでに整体をはじめてだいたい3ヶ月程度でした。経験的なものですが、腰や膝の痛みなどはたいてい3ヶ月もみておけばある程度かわってきますね。



ただ、はっきりいってしまいますが、ブロック注射をしている人はとても時間がかかる傾向があります。副作用でたいてい他の部分を壊しているからです。そのせいで、この方は1年以上継続して整体に通いつづけることになってしまいました。


「痛みさえなくなれば・・・。」


などという発想はやめてしまうことです。
関連カテゴリー< 腰痛、膝痛

姿勢の話 その2

「私は姿勢が悪いから腰がいたいんです。」

という人がたくさんいます。
そこで、どうしてそう思うのか詳しく聞いてみると、会社の同僚に姿勢が悪いといわれたとか、よその専門家にそう言われたとか、たいていはその程度の話です。明確な根拠があってそういっている人などみたことがありません。


まぁ、専門家や医師にそう言われてしまうと一般の方は、そう思い込んでしまうのは無理もないかもしれません。ですから、そんな事を言われた時には必ず1つ質問してみてくdさい。


「では、どのような姿勢がよい姿勢なんですか?そして、その姿勢を保つためにはどうすればいいのですか?」


この質問に答えられなければ、姿勢について云々いった専門家を信用する必要はないかもしれません。


会社や学校の人間関係がうまくいない事をある人に相談したら、


「清く正しく美しく生きていけばいい。」


とアドバイスされたようなものです。確かに、そのとおりではありますが、こんな事言われたって何の解決にもなりません。

姿勢が悪いので、体が悪くなるということであれば、どのような姿勢が体によいのか?を掘り下げて考えなければいけません。

「背筋をのばせばいい。」

という程度の認識ではかえって体を壊すだけですので注意が必要です。
関連カテゴリー< 腰痛、膝痛

腰痛の治し方

腰痛というものにはほっておいた方がよいものがあります。
少し前のことですが、

「腰が痛くてまともに歩けない。」

そういって杖をついてこられた方がいました。
整体をして、杖なしで歩い帰ってもらったのですが、


「普通に歩けるのは少しの間だけでまた痛くなってきますから。3日ほど我慢して痛がっておいてください。」

と説明しておきました。
1ヶ月ほどして来られた時には、

「言うとおりに4日後には痛みがなくなり杖はいらなくなった。」

といっていました。

たいていの腰痛など3日もほっておけばなくなります。
ところが、ほんどの人が急に痛くなったと、シップを貼ったりと痛みを消そうとしてしまい、その腰痛を慢性化させてしまったりします。


「たいていの痛みは3日で消えます。よく引っ張っても1週間です。」

という説明を私はよくします。

実は、痛みというのは、悪くなった体を元に戻すために必要なものです。
ですから、痛みを消してはいけません。痛みを消してしまうと、悪くなった体は元にもどりません。つまり、痛みは消えても体の異常はなくなりません。

腰痛でいうなら、腰痛の痛みを消した結果、慢性的な頭痛や肩こりに悩まされるようになるということも珍しくありません。頭痛や肩こり程度ならまだいいですが、もっと深刻な病気になってしまう人すらいます。ですから痛がっておかないといけないのです。

悪くなった体を元に戻そうという働きが強くでればでるほどひどくい痛みがでます。場合によっては、たって歩くこともできないぐらい強い痛みが出ることもあります。

体を休める必要があるときに休まなければいけません。
もちろん、そんな状態でもむちうって動く必要のあるときもあるでしょう。でも、3日休めばよいだけのものを何年も、ヘタしたら死ぬまで抱えることになるかもしれない事があるのをふまえて判断したほうがよいでしょう。
関連カテゴリー< 腰痛、膝痛
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