ブログ「日々整体」

1年中傘をさす人はいない

このところに整体指導について、

「矛盾がある。」

と苦情をいう人が続いています。

私が指導している内容を簡単にいってしまうと、


「雨が降ったら傘をさしましょう、雪が降ってきたら防寒しましょう。そして、春になったら外にでて元気に暮らしましょう。」


ということです。
こんな当たり前のことを、くどくどと難しい理屈をこねてお話しているというだけのことといえます。ところが、雨がやんだのだから傘をたたんでしまえというようなことをいうと、


「前は傘をさせばよいといっていたではないか!」


といいだす人がいたりします。
また、ちゃんと傘をさしているつもりでも、


「横風で雨を浴びてずぶ濡れになっているからカッパを着ましょう。」


というと、


「私は、言われたとおり傘をさしているのに、前といっていることが違う!」


なんていう人がいるわけです。
晴れようが、雨がふろうが、雪がふろうが、おかまいなしで年中傘をさして生活しているようなことで、自律神経の働き整うわけがないのです。
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イップス、スランプの抜け出し方

「150kmのボールを投げていたピッチャーが急にストライクが取れなくなった。」


というのを最近ではイップスといういうそうです。
以前だとスランプなんていう言い方をしていましたね。私が印象に残っているのは、ドカベンというマンガの主人公山田太郎がボールにバットがまったく当たらなくなるというものです。

その時、明君学園をひっぱるキャプテンの岩鬼は、山田にバッティング練習を禁じました。


「どうせ練習しても当たらないのだから意味がない。」


といっていたように思います。
試合を控えていた山田はまったくバットにさわらないという不安をぐっとこらえて、守備練習や走り込みをしていたように思います。そして1週間後、バットを握ってみると、不思議とスランプを脱出したというわけです。


「ある日突然に、いままでできていたことができなくなる。」


スポーツをある程度やりこんだ人なら誰にでも似たような経験があるのではないでしょうか。いまではイップスを専門に研究する人までいるようです。

さて、


「イップスは小脳の無意識が混乱することで起こる。」


と考えられているそうです。
その混乱を解消する方法は、そのスポーツやポジションで様々な方法があるようです。

しかし、この話を聞いた時に、


「そんなややこしいことをしないでももっと簡単に解消できるのはでないか?」


と思いました。
というのは、小脳の働きに問題がでるということであれば、おそらく足の1指、つまり親指に問題があるだろうと推測できるからです。ですから、足の親指を調整して、それにかかわる腰椎1番、膝、仙椎あたりを調整してやればすぐに体の動きは元にもどるのではないかと思います。

もし、これがあたりならイップスの原因についても考えなおさなくてはいけません。
イップス、スランプの原因は、ストレス、焦り、虚栄心だと考えられているようですが、なんのことはないただ疲労である可能性が高いですね。ただ、偏り疲労というもので体を休めれば抜けるというような単純なものではないから深刻化してしまうのかもしれませんね。

まぁ、話をきいてもしかしたらと思っただけです。
ただ、もしこれがあたりなら、足のどこか、おそらくは足裏の真ん中より外側、中央からかかとにかけて異様に硬くなっちる部分があるのではないかと思います。体にふれる経験がないとちょっと見つけにくいので、心当たりのある人は、丁寧に探してみるとよいでしょう。
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不眠と耳鳴りの話

「耳鳴りが辛いのです。」

と、ほぼ同時期に二人の男性がこられたことがあります。
二人とも、眠ることができないと、薬で寝るようにしていました。そして、ふたりとも


「気持ちが落ち込んで辛い。でも、耳鳴りが止まれば眠れるようになって楽になるのではないか?」


と相談内容まで同じでした。
そこで、


「耳鳴りがうるさくて眠れないというのは気のせいです。眠れないから、耳鳴りが気になるだけです。薬で眠るのは眠ったことにはならないので、まず薬をやめて眠れるようになりましょう。」


と私は指導をしました。
眠れないという人は、みな同じことをいいます。


「寝ておかないと昼間がつらい、しんどい。」


個性など全くないといっていいでしょう。
しかし、まったく眠っていなければ、昼間、体が重い、辛いと感じるのは当たり前です。その当たり前を薬でごまかしていると、どうなるか?自律神経の働きは悪くなってゆき体はどんどん壊れてゆくのはやはり当たり前のことです。


「辛いのは嫌だから薬を辞められません。」


なんていう人は、元気に、健康になるのは諦めた方がいいとさえは私は思います。

さて、同時にこられた二人ですが、一人は薬をやめて元気になりました。
もちろん薬を辞めるというのは簡単なことではありません。その過程では手がしびれてきたり、まったく眠れない夜があったりと、様々な苦労がりました。しかし、今では学生の頃やっていたという水泳をはじめたり、息子さんとキャッチボールをしたり、休みがちだった仕事もちゃんと毎日いけるように元気になりました。

しかし、もう一方の人は、


「きっと私ほど辛い思いをしている人はほかにはいないだろう。」


と、いいつづけていました。
そして、ついには、


「生きているのが辛い。」


とまで口にするようになって整体にはこられなくなってしまいました。

実は、最初に自律神経の状態をみたときには、


「これはちょっとやばいかもしれない。」


と思った人の方が元気になりました。


「薬を辞めた人から順番によくなっていく。」


といつもお話していますが、非常によい例ではないかと思います。

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足湯を5年続けるという話

5年ぐらい足湯を続けている方がこられました。
最初、耳鳴りがするということで相談にこられていた方です。ある程度は成果があがったのですが、小さな耳鳴りが残っていたのです。最近は、調子がひどく悪くなって自分の手におえなくなったときに整体を受けにきていました。しかし、


「耳鳴りはすっかりなくなりました。」


といっていました。
冷えが原因で耳鳴りがしていた方ですが、さすがに足湯を5年も続けると冷えも解消して耳鳴りもなくなるようですね。

もちろん、足湯さえしてればよいかというとそう単純ではありませんけどね。
体を整えるということはどういう生活をするか、何に気をつけていればよいかということをちゃんと守ってきたからでしょう。

この仕事もそこそこ長くやってきたことになりました。
すると当然、お付き合いの長い方もでてきます。すると日々の生活でポイントを抑えている人は、はやり体の様子が大きくかわってきます。

目先の痛みや不快感を無視しろというわけではありませんが、長く元気でいるということを考えてみるとことで日々の生活はおおきくかわってくるといえます。


「死ぬまで元気でいることが大切だ。」


と私は考えています。









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寝ちがえについて

「寝ちがえて首が猛烈に痛む。」


という知人がいました。
寝ちがえというと、寝る姿勢が悪くて筋や骨がずれて起こるものと考えている人がほとんどです。しかし、寝ちがえというものほどいい加減な捉え方をされている体の不調もないかもしれないと考えています。どうしてかというと、寝ちがえたといって来られる方は全員クビに問題が見つからないからです。

寝違いの原因は胸椎6番の3側というところの弛緩です。
その場所に触れてみると体に穴が空いているように感じます。そしてその場所にふれると強い痛みを感じます。消化器の働きに関係が深いところですが、もっとも影響を感じやすいのは首の運動です。ですから、正確に表現するなら、

「寝ちがえとは、首の運動がうまくできなくなること。」

と、考えてよいと思っています。
少なくとも私がこれまでにみた寝ちがえは全部この状態でした。ですから、寝ちがえたという人が10人いれば9人ぐらいまではこの状態だと考えてよいと思います。


また、寝ちがえた場合、問題があるのは体の右側です。
左側に問題がでている人はみたことがありません。胸椎6番の左側に問題がでた場合、ほとんどの人は肩がこったとか、腕痛い、痺れると感じるようです。また、書いていて気が付きましたが、左側がおかしくなった場合、寝ていて起きたら体がおかしいことに気がついたということはほとんどないのかもしれません。


もしかしたら、私の思っているのとは別に寝ちがえというものがあって、先に述べた寝ちがえは本当の寝ちがえとは違うのかもしれません。しかし、眠っている間は意識がない状態になるのですから、その無意識が体を壊すというようなことはまずありえません。骨がずれるような妙な姿勢になっていたら必ず無意識に寝返りをうつからです。また、硬い床やソファーで眠ったせいで眠りが浅くなって体がすっきりしないということは当然ありますが、寝ちがえとはまったく違う状態といえます。


寝ちがえの原因は

・冷え
・乱れた食事
・疲労

の3つでしょうか。この3つが合わさって起こっているというのが私の見方です。
ですから、適切に対処してやれば1~3日程度で、痛みはおさまり首がちゃんと動くようになりますね。

ちなみに、「借金で首がまわらない。」という言葉がありますが、借金で苦しんでいる人は本当に首がまわらなくなるそうです。あいにく、私はそのような人はみたことがありませんが、もしかしたら借金をずっと気に病んでいる人は、寝ちがえてしまって首が上手く動かなくなるかもしれません。借金も寝ちがえの原因になるかもしれません。

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