気の上昇下降と季節習慣(無料記事)
2022年02月05日
「鬼は外、福はうち。」
節分に豆まきをする人はかなり減っているかもしれません。
日本の昔からの習慣はかなり廃れてきていますが、その中で特にやっておいた方がいいと私が考えているのが豆まきです。
食べて寝るだけの正月から節分までの期間、ほとんどの人はかなり弱ります。
これは寒さが厳しくなるから当然の事です。逆にいうとこの時期を無難に過ごせるという人は自分の健康についてはちょっとは自信をもってもいいかもしれません。
赤鬼の角が生えている場所は、頭部第二という頭骨の調整点です。整体の初歩としてここに指をあてて気を通してあげると眠りがよくなると教わります。
この理屈を簡単に説明しましょう。
人間の体には気の流れがいくつかあるのですけど、代表的な流れとして上に昇るか、下に降るかの2方向のものがあると考えてくだもらうとよいでしょう。怒っている様子を頭に血が昇るといいますし、落ちついた状態になる事を気を静める(沈める)といったりします。このように気の流れというのはそのまま心境にストレートに反映されるのです。
気というと、あいまいなものと思うかも知れません。
しかし、気の流れは、そのまま重心の変化だと考えていただくと認識しやすいかもしれません。頭に重心が偏ると不眠、頭痛、めまいなどを起こします。そして、怒りっぽくなったり、落ち着かない心境になったりします。
躁鬱なんて言われる状態は頭に重心がかなり偏った状態です。
テンションがあがってしまってじっとしていられなくなり行動的になります。子供なんかだと、多動なんていわれているのをよくみかけますね。そういう子供を元気があまっているとみて走り回らせるか、それとも病人扱いして薬で無理矢理に落ちつかせようとするか、この選択でその子供の人生は大きくかわってしまう事でしょう。
下がりすぎると体が起こせなかったり、意欲や向上心がわかないようになります。
ニートなんていう人は重心が下がりすぎているだけですし、医者に胃下垂だとか言われる人は気が下がって重心が下がっているだけの人も多いです。
いわゆる鬱という状態は、重心が下がっているだけの状態です。
そういう人に、物事をプラスに捉えればテンションがあがるかというとそんな事はありません。体にオモリをつけて生活しているような状態ですから、すぐにバテますし、たいてい活動する気力がわいてこないのです。
ちなみに、肥満状態の人は重心が上がりすぎている人が陥っている事が多いです。
食べることで・・・・
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