ブログ「日々整体」

体の不調を家族が理解してくれない

先日、ある方の相談を受けて、その方のご家族も含めてお話をしました。
仮にその方をAさんとしましょう。Aさんは、世間の一般的な感覚からするとちょっとずれた事に関心が深い方でした。一応、私からするとそれほど変なものではありません。それで、家族の方がその興味のある事について医師と話をしているのを見る機会があったそうなのです。その時、Aさんはともて元気だったのだとか。それで医師の方のアドバイスを受けて、

「考え方を変えればAさんは元気になる。だから気持ちの問題だ。」

と、思ったそうです。

私は困った人たちだなと思いました。
当然ですけど、Aさんがではなくそのご家族がです。簡単にいうなら、プラス思考になれば人生が薔薇色になると洗脳されてしまっているわけです。

ちなみに、洗脳という字を見てもらうと、脳を洗うとあります。
だから、本来は洗脳するというのは、先入観や固定観念を一度取り払って物事を見れるようにするという事です。でも、近年は逆で、先入観や固定観念を刷り込む事を洗脳と表現されていますね。

先ほど述べた通り、Aさんの趣味や思考は不十分な知識では理解が難しいのです。
だから、ご家族は、

「Aさんは、変なものに興味をもってしまって、そのせいで頭がおかしくなってしまっている。」

と思い込んでいる訳です。
医師がそういう思考を後押しするような発言をしているようでしたから、無理もないし仕方がないのかもしれませんけどね。

これはAさんはかなり辛いでしょうね。
Aさんは、体の調子がよくない上に、家族から白い目で見られて厄介者扱いされている訳ですから。

ふり返ってみるとこういうケースは少なくありません。
体の調子が悪くてまともな生活を送れていないのに、家族がその事を理解してくれず放置されているのです。Aさんの場合は、私に電話をしてくる事はできました。でも、奇人、変人、しょーもない、くだらない人間だとラベルをはられて放置されている人は相当数いるのではないでしょうか。

根本的な部分は、体の調子が悪い時は医師に相談というAプランしかもっていないのがダメなのだとおもいますけどね。Bプランは常に用意しておかないと、こういう時に困り果ててしまう事になります。その結果、大切であるはずの家族を責めて追い詰めてしまうという事になる訳です。

一応、セカンドオピニオンといって病院によっては他の病院の診察をすすめてくる事がありますが、結局は同じ医者ですから基本的には変わらないと思っておく方がいいでしょう。

だから、まずは自問してくみてださい。

「医者は、なんでも知っているし、どんな病気でも治せる神のような存在だ。」
「立派な医師が言うことなのだから間違いなどあるはずがない。」

彼らは神ではないし、全知でもありません。
彼らの手からこぼれている人たちが少なからずいるという事は知っておいた方がいいと思いますね。
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英語学習の話

英語の勉強をはじめて2週間が経過しました。
現在は、学生の頃に勉強していた内容を多少思い出しているような状況で、安西先生に、

「まるで成長がない。」

と言われてもしょうがないような状態です。

英語の勉強はこれまでも何度か挑戦した事がありました。
しかし、全くうまくいきませんでした。ただ、今回は違うかもしれないという手応えぐらいは感じています。これは実際に英語を身につけた人の話が聞けるYouTubeの存在が大きいです。

英語に対する理解が大きく変わった点は2つあります。

1つ目は、これまでは、

「聞けるようになれば話せるようになる。」

と考えていたのが、

「話せるようになれば聞けるようになる。」

とくるりと認識がひっくり返りました。

もう1つは、英語というスキルを日本語の上に積み木にように重ねればいいと思っていた点です。
この考えでなんとかなっている人もいるかもしれませんが、英語を身につけるという事を重視した場合、多分ダメですね。平たくいうと、TOEICや英検で高得点をとることに価値を見いだしていないという事です。

どういう事かというと、例えば英語の勉強をしようと思うと『単語を記憶する』なんて事をしなくてはいけないなんて考える訳です。もちろん自分の考えを言葉として発しようと思うと覚えていなくてはいけない単語もありますけど、それって単語帳を開いて記憶するようなものじゃありません。私は日本語を習得する過程で単語を記憶しようと思った事など1回もありませんからね。

言葉というのは技術みたいなものなのじゃないかと。
走ったり、歩いたりするのと同じような感覚で、「I have ~」なんて具合に音を出すというもの、それが英語という言語だと考えるのがよいのではないでしょうか。世間でいう『英語脳』っていうのはこういう事なのだろうなぁという思う訳です。

言い方を変えてみましょう。
最近になって知った日本語の言葉に、

「波のまにまに」
「それは業腹だ。」

というのがあります。
まにまにというのは、身を任せるとういような意味で漢字で書くと『随に』となります。古い文にでてくるのですけど、現在では「ままに」と変化しているのでしょう。はじめて聞く言葉でしたけど、「波のまにまに」というのは波に揺られている様子を表しているのだろうなぁというのはなんとなく感じ取れた訳です。

一方、業腹というのは、腹がたつ、我慢ができないというような意味です。
こちらもはじめて聞いたときちゃんとした意味はわからないけど、なんとなくそういう意味なのだろうなぁと思った訳です。私がはじめて見た時、調べてみたら、「耐えがたい」という意味で使われていましたね。

これがわかるっていうのは多分、私が日本語を身につけているからなのでしょう。
それで、

「わからない単語がでてきたからその話の意味が理解できません。」

というのは、身につけたという事にはならないのだろうなぁと思うのです。

それで、英語が身についたらこちらのブログで書いている文を英語で書いてみたいと思うようになりました。

「英語圏の人に読んでもらって彼らはどのような反応をしてくれるだろうか?」

そんな事を考えています。
案外、米国人なんかの方が日本人より気の話なんかが好きですからね。スターウォーズといった英語をみてたらそれがよくわかります。

私は自分の考えを文として残して、医学者や医者たちを、死んだ後あの世から、

「ざまぁみろ。」

と、嘲笑ってやろうと考えていました。
でも、日本語だけだと伝わる範囲が狭くうまくいかないと言う事に気付いていたんですよね。それを英語でできるとなれば、かなり話がかわってくるなぁと。残りの人生は惰性になってしまうかもと思っていましたが、50歳手前で新しい生き甲斐を見つけてしまったようでワクワクしはじめています。
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秋の過ごし方

秋になりました。

「秋に入ったけどまだどう考えて夏のように暑い。」

とかいう人がいます。
でも、それは空気の質が変わった事に気がつけない人のセリフだといえるでしょう。地域により多少の違いはあるでしょうけど、夏の湿気の多さがなくなった秋らしいさっぱりした風を感じるようになりました。

今年は夏の時の過ごし方についてちょっとアドバイスをしたら予想以上に反応がありました。
それで秋の過ごし方についてのレクチャーしてみようと思います。まぁ、そうはいってもこれまは秋についてはそれほど考えた事はありませんでしたから、まだ付け焼き刃程度のしかお伝えできないかもしれませんが。

秋のポイントは、

「吸収が強くなる。」

という一言につきます。
食欲の秋と言えばわかることでしょう。秋は、吸収が強くなるのでやたらとお腹が空くようになります。しかもいくら食べても満腹を感じにくくなります。だから、普通に食べているだけでも食べ過ぎる傾向がでるでしょうし、ついつい間食に手を伸ばしてしまいがちになります。

胃の収縮が強くなるので、胃の弱い人なんかは痛むと言い出す人もいるかもしれません。そういう人には『食欲の秋』というのは嘘になるのでしょう。

また、吸収が強くなるという事は逆に排泄が弱くなるという事になります。
だからすっきり便がでないとか、便秘になりやすいという事になりがちです。むくみやすくなりますから少し太ったような印象になる人もいるかもしれません。

この状態にどう対処すればいいでしょうか?

単純に、体を動かす、運動するのがもっとも手っ取り早いかもしれません。
ただ、運動というと走って汗をかかないとけないと多くの人が勘違いをしてしまいます。運動というのは頭の中のものでもよいと理解しましょう。読書の秋、勉学の秋という言葉は嘘ではないのです。

運動が苦手な人は、夏に紹介したアカスリがやはり有効でしょう。ただ、垢はちょっとでにくくなるのでしっかりお風呂で温まってからやるようにするとよいでしょう。

今年は夏の暑さで調子をくずす夏バテという状態になっている人を多くみました。

そういう人は下痢気味だったりするかもしれません。
下痢になるのは肺がうまく膨らんでいないからなのです。ですから、すっきりと下痢をすることができればすぐさま元気になるはずです。1日10時間ぐらいトイレにこもるぐらいのつもりで対処しましょう。ダメなのは下痢を止めようとする事で、余計な事をすると肺がしぼんだままで延々と夏バテが続くことになるでしょう。

また、下痢をしている人は、

「これを食べたら激しい下痢をした。」

という食べ物を積極的に食べるという方法もよいでしょう。
私の場合だとやたらと辛いものを食べたときが思い出されます。下痢というのは肺のリフレッシュを起こす内臓の運動なので起こした方がよいのです。下痢というのは体の不調なのではなく排泄の力がとても大きく作用している状態です。そして、排泄する必要がなくなれば自然と落ち着いてくるものです。

食べ物は、便秘に対してもうまく対処できるように思います。
ふり返って、これを食べた時に、

「すごい快便だった。」

と思い出されるのは私の場合はネギです。
以前に、四国に旅行にいったのですけど、その時、山盛りのネギがトッピングされているラーメンを食べたのです。

すると、トイレが詰まるのではないかと思うらいすっきりした事があります。
おそらく私にはネギが合うのかもしれないという事で、今年の秋はネギ焼きといったネギ料理を積極的に食べてみようと思います。他だとお好み焼きやきんぴらあたりがいいかなぁと思いましたので、そのあたりから自分に合う食べ物を探してみようと思います。

便秘に関して注意するのは、腸内環境とか、食物繊維というワードです。これらの言葉に関わるノウハウはだいたいが片手落ちでまともな説明を見たことがありません。

これは畑に置き換えて考えるとわかりやすいでしょうか。
畑に化学肥料をばらまいて、

「いい土ができた。」

といっている農家の人がいたらどう思うでしょうか。
よい土というのは、肥料をいれればできるというほど簡単なものではありません。それと同じで、腸内環境も乳酸菌と食物繊維をいれておけばオーケーというのは暴論だと理解しておきましょう。

まずは、自分の過去をふり返って、

「こういう時にすっきりした。」

というのを思い出してみましょう。そこに大きなヒントがあるはずです。

では、まとめです。
秋の過ごし方は、

1.じっとしていないで何かをしましょう
  運動でもいいですし、音楽でもよし、趣味の読書や将棋などなんでもOK
  眠りが悪い、体が重いと思ったらアカスリで

2.便通がよくなる食事を積極的に
  便通はすぐさま成果出るわけでなく、食べて2~3日後にということもあるので自分の体の調子をよく観察してください。

という2点でいかがでしょうか?
秋は基本的には過ごしやすい時期ですので、夏ほど難しくはないと思います。
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アカスリの体験談

以前にアカスリを紹介したのですけど、

「実際にやってみた。」

というお話を想像以上に頂けました。
特に今年は梅雨が梅雨らしくなったせいか、体が夏の準備をうまくできなかったのではないかと考えます。そのため気温が上がるにつれて対応できなくなってしまい、辛くなってしまうという人がとても多かったようです。

夏の準備というのは、高い気温に体が対応できる状態になるという事です。
平たく言うと体温があがりすぎないように熱を発散するのです。気温が高いのに体に熱がこもってしまえば辛くなってしまうのは当然です。それが極端にひどくなると心臓が止まってしまうわけですけど、世間ではこれを熱中症と言っている訳です。

「熱中症にならないようにエアコンをつかって体を冷やそう。」

なんて言われているのをよく見かけます。
エアコンで体を冷やしていくと、体の体温を調整する能力が低下していきます。生物、人間の体というのはそういうものです。鍛えて強くなろうとする事には疑問を感じないけど、過保護に甘やかしていれば体は弱くなるという事がわからない人が多いようです。それで年々、熱中症になる人が増えていると騒がれているようですけど、当然の事といえますね。

それで日本に住んでいる場合、梅雨時期に汗をかく事で熱を発散する準備を体がしているようです。ところが、今年のように梅雨らしくない梅雨になるとその準備がうまくできない訳です。

その結果、起こっていたのは、

・眠れない、寝付けない、眠りが浅い
・やたら体が重い
・朝、体を起こせない

というような事です。
私に言わせると、夏にこのような状態になるのは代謝が極端に落ちているということは明白です。だから、私はアカスリをすすめたのです。

代謝が悪い状態というのは、

「汗がとおるところに垢が詰まっている。」

というのを想像してもらうとよいでしょう。
現実には、たぶんだいぶ違うでしょうけど、体の中で起こっていることを詳細に理解する事にあまり意味はないですし、半端な知識はかえって勘違いを誘発してしまいます。だからこのように概念で考える方が得策です。それで、そういう状態であれば、体をこすって垢をだせばすっきりして元気になるのは当然の事とえいます。

実際に試した人の感想だと、

「ぐっすりと眠れるようになった。」

というものが多かったですね。汗をかけなくなっているせいで眠りが悪くなるというのは多くの人が想像できないようです。そういう人は、眠りというのは運動の一種だと考えておくとよいでしょう。

他では、

「肌が弱かったのが、肌の感じがかわってしっかりしてきたような気がする。」

なんていうのもありました。
肌が弱いからといって過保護にしていたらますます弱くなるのは先に述べた通りです。適切な刺激を与えてあげれば丈夫になってくるのが人間という生き物です。

「引きこもりのニートとには仕事をしろというのに、弱い肌は過保護にして弱める。」

という馬鹿な事をやっている人が多いのです。

あとは、総じて、

「体が軽くなった。」
「元気になった。」

という感想が多かったでしょうか。
夏を元気に過ごしたいのであれば、汗をかいて熱を発散できるような状態を保てばよいのです。
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継続する事が大事

『二兎追うものは一兎をも得ず。』

といいます。
世の中には、複数の課題を同時進行にこなす人もいます。でも、私はちょっとそういうのは向いていないように思います。

さて、私は今、英語の事で頭が一杯です。
私の場合は英語を扱う事が本業にはなりえませんから、英語の事で頭がいっぱいだというのはちょっと困った状態ではあります。現在は英語勉強を本格的にはじめようという段階なので、それに精一杯になってしまっているのはあるでしょう。だから、可能な限りスムーズに英語を扱う事を習慣化したいと考えています。

学ぶという事は継続性がもっとも大切だと考えています。
そして、たぶんそれは間違いがないと思います。私がもっとも熱心に勉学に励んだのは高校と大学の入試の時です。何しろ、普段は勉強するという事が皆無でしたから学校での成績順位は底辺でした。高3の始めごろは本当に最下位になってしまって、さすがにまずいなぁと思った事もあるぐらいです。

当時、言葉にはしていなかったですけど、最小限の勉強で志望校にいければよいと考えていたのだと思います。だから、私は部活をやっていたので引退するまで勉強なぞ全くしていませんでした。でも引退してからは、起きている時間はほぼ机に座っていたように思います。

1日12時間以上ずっと座りっぱなしで試験対策をしていた訳です。
その頃は、だいたい昼ごろに目を覚まして、すぐさま勉強をはじめ夜中の2~4時ぐらいまでずっと試験対策をしていました。そういう生活を半年ぐらい続けたら、第一志望の学校には合格できました。当時、学校で受験についてまとめていた教師からは、

「お前の成績と成果は、他の学生によくない夢を与えてしまう。」

と言われたものです。

ついでにいうと部活でもそうでした。
私はバスケットボール部だったのですけど、毎朝200本のシュート練習をしていました。学校の体育館が使える日は日は5時半に起きて必ず朝練をしていました。休んだのは、お盆と正月ぐらいで、それを2年ほど続けていました。

するとシュートを自在に打てるようになっていました。
私のシュートレンジは主に3ポイント(ゴールから6mはなれた場所)なので、試合中での成功率は5~6割ぐらいでしょうか。これぐらいの確率になると観戦する側に回ると、90%ぐらいは入っている印象になります。だから、

「欲しい時には絶対にシュートが入っていた。」

と後輩に言われたこともあります。
まぁ、残念ながらシュート練習しかしていなかったので、ほかはからっきしダメで大した結果はだせませんでしたけどね。

私にはこういう成功体験がある訳です。
間違いなく私が何かにおいて成果をあげるためには、『継続して取り組むこと』というのがもっとも重要な要素になるといっていいでしょう。

それで英語なのですけど、これまでの人生において何度か取り組んだ事があります。
しかし、継続して学ぶという事ができませんでした。多分なのですけど、

『ヒアリングができれば話せる』

と思っていたからではないかと今回はじめて思いました。
だから、せっせと英語の本を訳してみたり、英語のテープやビデオをせっせと聞いていたのすけど、それだとどうしても途中で辞めてしまうのです。

そこで、どうすればいいかというと、

『アウトプット、つまりスピーキングとライティングができればヒアリングができる』

という考えで取り組めばどうだろうかと考えました。

もし、ダメならダメで、

「どうすれば継続できるのか?」

という原点に立ち返って試行錯誤をやってみようと、今度こそ英語を身につけてやろうと意気込んでいます。
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