花粉が辛いと感じるなら参鶏湯(サムゲタン)はいかが?
2023年03月13日
サムゲタンは鶏肉の煮込みスープなのですけど、韓国では夏負けしないようにということで好まれる薬膳料理だそうです。

ただ、私の感覚だと今ぐらいの時期がいいような気がしたのでちょいと調べて作ってみました。薬膳というと面倒くさそうに感じるかもしれませんが、基本的には材料をすべてほりこんで煮込むだけですから、材料を揃えるのがちょっと面倒というぐらいじゃないでしょうか。それも、たいていはアマゾンで注文できますしね。今回は、私の好みで材料選んでいますのでいくらでも好きなようにアレンジしてもらえばよいと思います。
材料(6人前)
骨付き鶏もも肉 3本
ナツメ 8ケ (必須)
栗 8ケ(むいちゃいました系でOK) (必須)
もち米 大4 (必須)
にんにく 2-3ケ (必須)
ネギ 青い部分
塩 小0.5
粒コショウ 20-30粒(必須)
クコの実 10粒
赤唐辛子 1ケ
酒 100CC
ごま油 大1
水1リットル
材料はそれほど多くはありません。
絶対に必要だと思うのは、必須と書いておきました。他で気に入らないのがあればなくしてしまってよいかと思います。
加えるなら気虚に分類される食材がよいかと思います。手元にある薬膳の食材帳をぱらぱらとみると、
きくらげ、高麗人参、大豆
あたりでしょうか。
作り方
0.鶏もも肉は関節部分で切る
塩コショウで下味をつけて半日
※サムゲタンは濁りのないスープというのが定番らしいので黒胡椒を使うとスープがにごりやすいかも?
また、下味は多分なしでもOKじゃないかと
1.もち米を水につける、30-60分
水をきってごま油を加える
2.ナツメの枝をとる
切り込みを3本ほどいれる
3.にんにく 潰しておく
4.鍋に材料をすべてほりこんで弱火から中火で沸騰させる。
沸騰したら弱火10分煮込んだあとに保温鍋にいれて90-120分
保温鍋がなければ40-60分ぐらい火を通すのでいけると思います。
※アク取りは丁寧にやってスープが濁らないように注意しましょう。

鍋にすべてほりこんだ直後です
という訳で手間がかかるのはアク取りぐらいで基本は割りと簡単にできる薬膳料理といえるかと思います。
黒胡椒はくだかないで粒のままいれるのがキモかなと思います、噛み砕きながらスープと絡めて飲むととても体が温まりますよ。
なかなか上手にできました。
なにげに、もち米がスープを吸収していておいしかったです。
サムゲタンは、丸鶏の中にもち米や野菜をいれるのが一般的ですけど、これなら簡単に作れます。体の芯があたたまると花粉症の症状なんかはかなり楽になるはずですので、一度お試しください。
なお、塩を用意して味を調整しながら食べるのが一般的だそう、鶏肉はあっさりした味になります。お好みで薬味を加えるとさらにいいかもしれません。
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