ブログ「日々整体」

体をちゃんと使えていないだけの話

「正座は体に悪い姿勢である。良い姿勢であれば正座して足が痺れるはずがない。」

と、テレビでいっている人がいました。
で、その人の結論は骨盤を閉めれば健康になるからこのベルトを使って骨盤をしめろということでした。こんな人がテレビにでて偉そうな事をいっているのとはひどい話です。この程度の人を取り上げるメデイアにも文句を言いたくなってしまいますね。

見ている側も、この話をきいて、

「あぁ!そうだったのか!」

と正座を辞めてベルトを買うというような人がそうたくさんいるとも思えませんが、実際のところはどうなのでしょうね?

正座をすると足が痺れるのは上手く正座ができていないだけです。
足を曲げて背中をすっと伸ばせばそれで正座ができているというわけではありません。正座というのは全身をうまく使ってこそはじめてできるものです。例えば、足が痺れている人は、足より手に意識を持っていくほうがよいでしょう。全身をうまく使えれば痺れたりするような事はなくなります。日常的に畳の上で生活してお箸で食事をしていた日本人はそういう事が当たり前のようにできたのでしょう。

最近では、

「こういう事ができなくなったのは栄養不足である。」

という風潮です。
正座ができないのは栄養価の少ない野菜を食べているからだとかいってサプリメントをせっせと食べたりしている事になります。ずいぶんおかしな事をやっているとは思わないでしょうか。

実は、腰が痛くなるも、肩や首が痛くなるのも、耳が遠くなるのも、目が見えなくなるのも、眠れないのも、全部体をうまく使えていないことが本当の理由です。

でも、こんな事を言うと、


「そうか!運動不足が原因なのか!」


なんてほとんどの人がいいだします。
本当の原因は、こういう安直な思考といえるかもしれません。

もう寒くなってきてしまいました

今日、少々蒸す感じの陽気ですのでちょっと薄着で買い物へでかけてみました。
100円ショップで雑貨を買おうとしたのですが、もうエアコンで部屋を冷やしています。私は心地よさを通り越して寒いと感じ、薄着で来たことを後悔しました。薄着といってもいつも来ている上着を脱いだ程度です。

ただ、この程度のことでも体の調子を崩してしまう人がいます。
長く調子が悪かった人など体を冷やして一発でおかしくなる事もあるでしょう。実際に、


「あれ、この体いったいどうしたんですか?」


なんていう人がいて、どうしてかと探っていくと職場でエアコンがはいったとかいうケースが非常に多いのですね。

熱中症などという大義名分ができて容赦なくエアコンで体を冷やすようになってしまって、どんどん自律神経の働きが悪くなっています。

夏になればなるほど寒くなるというのがおかしいということに世間が早く気がついてくれればいいのですけどね。
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ラジオ体操が気に入らない

「健康のためにラジオ体操をやっている。」

という人がいますが、そんな人には、

「意味がないから辞めてしまえ。」

といってしまいます。
ラジオ体操で、体を動かす事に意味があるかというと、あるといえばあるし、ないといえばありません。その大きな理由の一つには、体を動かせばそれでよいというような点です。

私は今年から居合い斬りをはじめました。
毎日、公園で素振りをしていますが、

「いまのは首が綺麗に落ちたね。」
「いまの切り方だと骨に跳ね返されて反撃されるかもしれない。」

なんていうことを考えながらやっています。
ちょっと物騒に聞こえるかもしれませんが、体を動かす時には何を考えながら動かすかということが非常に重要です。無闇に体を動かしても上達には必ず限界がでてきます。

ミスタータイガースの掛布雅之はこんな事をいっていました。

「プロ野球の選手の実力や結果には大きな差がでるのは、練習量じゃありません。プロなんだからみなとんでもない練習量をこなしているのです。素振りのときにピッチャーが投げた球を頭にイメージしてバットを振れているとバッテイングが上達する。」

というような事をいっていました。

さて、ラジオ体操はなんのためにやっているでしょうか?
ほとんどの人は体の健康のためでしょう。しかし、何も考えずに闇雲に体を動かしてもたいした成果はあがりません。人によっては全く意味がないということもあるでしょう。

大事なのは、


「健康になって何をしたいか?どうありたいか?」


というのをイメージして体を動かす事です。
このイメージがなければ体を動かし事にならないと思ってもらってもいいでしょう。




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ここが変だよ日本人

多くの人はお米や野菜を作るのに農薬を嫌います。
農薬を使って農作物を作っても、おいしいという感じはしないのではないでしょうか?また、虫を殺すような薬が口に入るのは体に悪いと感じるのでしょう。実際、化学肥料や農薬をふんだんに使った農業では、栄養価が下がるという話も聞いた事はあるのではないでしょうか。農業は日進月歩でしょうが、有機という言葉に価値を見出す人も少なくありません。

ところが、これが人間の体に変わると話が変わってきます。


「お米や野菜は有機のものを選んでいる。」


というような人でも、自分の体に薬をいれる事に躊躇がない人がすくなくありません。
薬で虫を殺すのに抵抗があるのに、体内の菌を薬で殺す事にはなんの疑問も感じないのです。さっきいったように、農薬と化学肥料で作った野菜は美味しくないといいました。栄養価がすくなくみずみずしさがなくなるからです。人の体でも同じ事が起こるとは考えないのでしょうか?


有機で農作物を作る場合、その環境のバランスを考える必要があります。
先日、ワインの材料となるブドウを作っている農場の環境についての話をテレビでみました。ブドウのつるにつくアブラムシをイナゴが食べます。そのイナゴは鳥が食べます。ところがある動物がいないと、鳥が増えすぎたことにより、イナゴがいなくなり、アブラムシにブドウがやられてしまいます。その生き物とは?

答えは蛇です。
おおよそ、ブドウとは無関係なものが有機ブドウの栽培に大きな影響を与えます。一見、人間にとって害があるとしか思えないものでも重要な役割を果たしています。

人間にとっての蛇とはなにか?
ピロリ菌だったり、インフルエンザだったり、は本当に人間の健康に害でしかないのか?整体をやっていると決してそうではないと思えます。

化学肥料と農薬づけの野菜、薬とサプリメントづけの体、こっちはいいけど、こっちは駄目というのはちょっとおかしいとは思いませんか?

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いままで体が辛かったのはなんだったのか?

「いままで体が辛かったのはなんだったのか?」


昨日、そんな事をいう方がいました。
わたしも、


「こんなくだらないことで辛い思いをしているのはあほでっせ。」


なんて、事を言う事もあります。
どんな指導をしたかといと、


「お腹がぐぅと鳴るまで飯を食べないようにしなさい。」


というたったこれだけのことです。
でも、たったこれだけのことで何年も苦しんできた体の苦痛から開放されることもすくなくありません。何が原因かというと、ただの食べ過ぎです。


ただ、食べ過ぎで体を壊している人は、食べ過ぎていることが自分ではわかりません。だから食べ過ぎるのです。

そんな人に、食べ過ぎを指摘すると、必ず、


「そんなに食べていない。」


といいます。
つまり、自分の事を小食であるとか、適度な量しか食べていないと思い込んでいる人は、間違いなく食べ過ぎていますね。

ちなみに、適度な食事量、腹八分目の食事ができている人は、まったく違うセリフを口にします。非常に綺麗に差がでます。
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