ブログ「日々整体」

肘を温める

手をつけなければいけないなぁと思いつつ先送りにしていたことがあります。
それは、

「肘湯」

です。

肘を温める事が、足を温めること以上に効果的だろうと感じる人が一部いるのですが、肘を湯で温めるというのは少々やりにくい。桶にお湯をはってそこへ肘をつけるだけなのですが、テーブルの上におけをおいてそこへ肘をつける姿勢はいまひとつしっくりこないのです。と、こんなくだらない理由で話をするだけにとどめるだけでした。

しかし、そうもいかなくなってきました。
なぜなら、私の体は肘湯がとても効果的だと思いはじめたからです。こうなれば、嫌も応もなく試してみるしかなくなります。

ちょうどいい具合に、100円ショップで買った大きめの桶があったので、それにお湯をはって肘を5分ほどつけてみると、あら不思議!つまっていた鼻がすっきりととおって体が軽くなってしまいました。

ちなみに、私の整体にはちょいと下手なところがあって、胸椎2、3番に少々負担があります。その疲れがすっきりととれてしまいました。

もっと早く試してみればよかった。
そう思いますね。もうちょっとあれこれ試してみてどういう具合にやるのがよいか突き詰めてみなくてはなりませんね。
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早くよくなろうとしてはいけない

体の調子が悪い時に考えてはいけないことがあります。
それは、それは早くよくなろうとすることです。このような気持ちがあると、その焦りが体に反応してしまい、体はちっともよくなりません。ですから、


「どれぐらいでよくなりますか?」


なんていう質問をして来る人は何をやっても駄目だし、どれだけ時間をかけてもあまりよくなりません。

体を早くよくしようとするときの心の理想的な状態は、


「心をからっぽにする。」


ということです。
私はよく「馬鹿になりなさい。」と指導をすることがあるのはこういう事が理由の一つでもあります。

ただ、正直いって心をからっぽにするのは難しいといえるでしょう。
とあるアンケートで、

「心をからっぽにする方法を知りたい。」

というのがありましたが、まぁ、こんな質問をしている時点で駄目ですね。を空っぽにするには、心をからっぽにしようとしていては絶対に無理だからです。

お寺で修行でもしているならこういう事を考えるのは悪くないのですが、普通の人にはあまりおすすめできません。

「下手な考え休むに似たり。」

というやつです。

では、どうするか?
もっとも簡単なのは、

「今、やることに一生懸命に取り組む。」

ということですね。
仕事やバイトに精をだす、主婦ならば家事に、学生なら学業に、スポーツマンならスポーツにせっせと取り組む事ですね。こんな事を言うと、煙たがられる事もすくなくありませんが、耳が痛いから煙たくなるのです。


「体が悪いから仕事ができません。よくなったらやります。」


なんていっている人も駄目ですね。
何かに打ち込んでいる人には、どんどん元気になっていきますし、それなりに生きている人にはそれなりに元気にしかなれません。人間の体はそういうものです。
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寝ていては駄目

「○○が悪いから安静にしているように言われている。」


そんな事をいう人が少なからずいます。
しかし、安静にしていては駄目です。人間の体というのは動いていないと弱っていくようにできています。膝がいたいからといって家でじっとしていたらいずれ歩けなくなってしまいます。


「車椅子で生活していたら足が細くなって歩けなくなた。」


こんな話は誰でも聞いたことがあるのではないでしょう。


内臓が悪くても同じ事をいう人がいます。
専門家に相談すると、


「あなたは肝臓が悪いから疲れてはいけないずっと安静に寝ていなさい。」


と言われたそうです。
無茶苦茶なアドバイスといわざるをえせん。人間は何をしても必ず疲れます。生きるということは、疲れるということだと言っても過言ではありません。


「仕事しんどいからうぜー。」


とかいってる若者をみたらあなたはどう思うでしょうか。
疲れないようにするというのはそういう生き方をするということです。そんな人生に価値などあるのかと私などは思います。しかも、その人の肝臓の病気はもう治らないと診断されていました。


「どうやら、少しでも長く生きていたければ死ぬまで寝ていろ。」


という事のようです。
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疲れの本質

自主的に動いたときは体は疲れません。
一方、他人にあれをしろ、これをしろとやらされると体はくたびれます。だから、

「めんどくせぇ。」
「だるい。」

とか言いながら仕事をしていると体はくたびれきってしまいます。


先日、整体にこられて数ヶ月すぎた人に、

「疲れなくなった。疲れてはいるのだけど、疲れがたまらないしすぐ抜けるようになった。」

という感想をいただきました。

以前は仕事がおわったら疲れきって、仕事後に何かをしようという意欲はわかなかったそうですが今では違って仕事後も積極的に体を動かせるようになったそうです。

一番大きく変わったのは仕事に対する取り組みだそうです。
いままではやらされている感があったのか、自分から積極的に取り組めるようになったそうです。

「体がかわると、人生かわるでしょ?」

という私の問いに対して、

「その通りですね。」

と答えていました。


体が変わると何をするにも意欲が高まってきます。
いままでやらされていた仕事も自主的に取り組むようになるから疲れなくなったということです。

スキーが好きな人は仕事で疲れているにもかかわらず徹夜で雪山にでかけたりします。仕事で疲れて座り込んでいるような人でも、「1杯行こうか!」というと腰が軽くなって足取りが軽くなります。

疲れというと、少しづつたまっていくものだと思っている人が多いでしょうが、それは大きな勘違いなのです。
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静脈瘤という病気

先日、老齢の女性が足が痛いと相談にこられました。
私はひと目みて静脈瘤だとわかったのですが、そのときはその名を失念していて伝えることができませんでした。

「病気なんて見ても意味が無い。」

といつも公言しているせいで記憶しておこうという気があまりないせいです。

相談にこられた時点で、まともに歩けなくもなっていました。
そんな状態にも関わらず皮膚の異常ということで、皮膚科にかよって塗り薬をもらっているとのことでした。その医師の所見は、

「老化のせいである。」

ということでした。
気の毒な事に、完全な誤診といえるでしょう。

実は、静脈瘤で皮膚科にかよっている人は今回がはじめてではありませんでした。
以前も同様に、塗り薬をもらっていたのですが、痛みから塗ることもできずになんとかならないだろうかと相談をされたのです。残念なことに、皮膚科では静脈瘤という判断ができないことがあるようです。

イメージのわかない方は、インターネットで画像検索してみるといいでしょう。ただ、かなりショッキングな写真がでてきますので、それなりの覚悟をもって閲覧してください。

静脈瘤ですが、交感神経の働きが悪くなることによっておこります。
ですから、交感神経の働きを整えてることで整体します。静脈瘤になるような方は胸椎10番、泌尿器(内蔵でいうと腎臓だと思ってもらうといいでしょう。)の働きがすぐに悪くなってしまうため、時間がかかる傾向はあります。しかし、一生付き合わなければいけないというものではないというのが私の考えです。

整体をすると、かなり痛みが和らいだといっていましたが、

「おそらく痛みはまだすぐにでてくるし、ほっておくと歩けなくなるよ。」

と、定期的に通って体を整えるよう説明しましたが、家族の介護があるので難しいといっていました。歩けなくなるまで介護するのかと思いましが、深刻な病気になる人はこのような合理的ではない判断をする事が多いですね。

「あぁ、この人もか。」

と、驚かなくなってしまっている自分に気がつきました。このような方への指導方法はご本人の意思で体を整えるのだという気持ちをもってもらえるように、もう少し工夫が必要なのでしょう。
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