ブログ「日々整体」

人は背骨で考えて行動する

最近、背骨と行動の関係というのがわかってきました。
野口晴哉氏の本みると書いてあるのはしっていたのですが、ちょっと前までまったく理解できていませんでした。それが、わかるようになってきました。そこで、あてずっぽうに


「○○ということがありませんでしたか?」


と、質問してみると、ピタリと的中することが少なくないのです。
背骨を読むということで、人間という生き物が本当にわかるようになってきますね。これまででも、


「食べ過ぎてきましたね。」


なんて事ぐらいはわかるつもりではいましたが、どうして食べ過ぎたのか?ということまで読み取れますね。

「疲れのせいで食欲がとまらなくなったのか?」
「嫌なことがあってやけ食いしたのか?」
「胃を壊す衝動がでて食べ過ぎたのか?


食べ過ぎと一口にいってもその性質は全く異なります。


「嫌よ、嫌よも好きのうち。」


なんていう言葉がありますが、本当に嫌がっているかどうか?
頼み事をしたときに、


「少し考えさせてくれ。」


といわれたが、決心ができないのか?本当に考えたいのか?あるいは、引き受けるつもりだけど、ひとまずは考えてみたいと返事してみたのか?そういう事も背骨をみるとわかりますね。

そういう具合に人をみていると、頭で考えて行動している部分などほとんどないといってもよいですね。ほとんどは、背骨で考えて行動しているなぁというのが私の実感です。考えの足りない人を、


「脊椎反射で行動している。」


と馬鹿にした言い方をする人がいますが、なんことはない。決断が早い人というだけの人といえそうです。
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健康の定義

健康であるという事どういうことか?
いまさらに感じるかもしれませが、考えてみようと思います。

なぜか、多くの方は、


「病気でなければ健康である。」


と考えています。
検査をして異常がなければ健康であるというように考えます。ですから、検査をして問題がなければ健康なのだから、それでも体の調子が悪ければ自律神経の異常である。という論法で相談にこれる方がほとんどです。しかし、この考え方には違和感を感じます。

そもそも、


「体には何も問題ないが自律神経に問題がある。」


という表現もおかしいでしょう。
自律神経の働きが悪ければ、体の働きがうまくいきません。例えば、心臓の鼓動が弱かったり、胃腸での消化吸収がうまくいかない、そんな状態の人は健康とはいえません。


ところが、病気なのにとても元気な人がいます。
生まれつきの病気で手足が自由に動かないという人がいます。著名人なら、乙武洋匡さんはそうですね。5体がない状態でも、精力的に活動しておられます。整体に来ておられる方でも、手足がうまく動かないのに、人並みに仕事をこなして毎日元気に暮らしています。

「治るか?」

というと難しいでしょう。でも、このような人たちは、健康であるといっていいのではないでしょうか?

病気である、健康であるという事のちがいはなにか?1度考えて見て欲しいと思います。













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よくなる人の見分け方

「トイレにいっておしりが汚れたから拭いてくれ。」


なんていう事をいう人はいないでしょう。
どこぞの王様でも、自分のお尻ぐらい自分で拭くのではないでしょうか?

ところが、


「昨夜飲み過ぎて体が辛いのでなんとかしてくれ。」


なんてことをいってくる人がいます。
飲み過ぎれば内臓の働きが悪くなりますから、体が重くなるのはあたりまえです。これは自分のお尻を他人に拭いてくれといっているようなものです。


こういう事がわかっていると、はじめて電話をしてきた人の体が整うかどうか、体をみなくてもわかります。

見分け方はとっても簡単で、


「お尻をふいてくれ。」


という人は駄目ですね。
まぁ、大半の人は自分がそういう事をいっている事にも気がつかないのですけどね。だから、体を壊すのです。
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○○療法ですか?という質問について

今朝、

「○○療法ですか?」

という方が突然訪ねてこられました。
通りがかりで当院の看板をみかけたようです。この手の質問をたまにしてこられる方はまれにいますが、こんな方は何をやってもダメだろうなぁという思いがします。

車の運転で考えてみてください。
F1レーサーが運転すればどんな車であってもその性能をめいいっぱい発揮できることでしょう。しかし、免許取りたて運転経験3ヶ月とう人がF1マシンを運転すれば1分もしないうちに事故を起こすことでしょう。

手技や療法はいろいろあると思いますが、その看板で何かを判断するというのはちょいと違うのではないかと感じます。特に、近年になって、あれこれと新しい技術が開発されているようですが、技ということについては現代の人は、先人に大きく劣っているといわざるをえません。

ピンとこないなら、物づくりということで考えてみてください。
いまだに機械は人間の手の技術をこえていません。人の手でなければできない加工や製造工程はいくらでもあります。そして、そういう技術は今、どんどん失われていっていますね。

体を整えるという技術についても同じ事がいえます。
最新系の検査器械なんぞより、人の手の方がよほど正確に体の状態を把握できると私は思います。ところが、そんなものはあてにならないと排斥しようとする人たちがたくさんいます。ちょいと残念なことです。

先日も、

「咳が止まらないので喘息だといわれた。」

という人がきましたが、そんな事はなく最近の急な冷え込みで体を冷やしただけでした。いわれた本人それは違うと自分で感じたので、私のところへ相談にこられたわけです。

話が大きくそれたので、もどします。

「○○療法ですか?」
「違います。」

というやりとりがあったのですが、この質問をしてきた方は、ろれつが回っていませんでした。おそらく薬の副作用だと思われます。間違いが多すぎて、どこから指摘してゆけばよいのかなぁといつも思います。

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肘を温める

手をつけなければいけないなぁと思いつつ先送りにしていたことがあります。
それは、

「肘湯」

です。

肘を温める事が、足を温めること以上に効果的だろうと感じる人が一部いるのですが、肘を湯で温めるというのは少々やりにくい。桶にお湯をはってそこへ肘をつけるだけなのですが、テーブルの上におけをおいてそこへ肘をつける姿勢はいまひとつしっくりこないのです。と、こんなくだらない理由で話をするだけにとどめるだけでした。

しかし、そうもいかなくなってきました。
なぜなら、私の体は肘湯がとても効果的だと思いはじめたからです。こうなれば、嫌も応もなく試してみるしかなくなります。

ちょうどいい具合に、100円ショップで買った大きめの桶があったので、それにお湯をはって肘を5分ほどつけてみると、あら不思議!つまっていた鼻がすっきりととおって体が軽くなってしまいました。

ちなみに、私の整体にはちょいと下手なところがあって、胸椎2、3番に少々負担があります。その疲れがすっきりととれてしまいました。

もっと早く試してみればよかった。
そう思いますね。もうちょっとあれこれ試してみてどういう具合にやるのがよいか突き詰めてみなくてはなりませんね。
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