健康の定義
2014年11月15日
健康であるという事どういうことか?
いまさらに感じるかもしれませが、考えてみようと思います。
なぜか、多くの方は、
「病気でなければ健康である。」
と考えています。
検査をして異常がなければ健康であるというように考えます。ですから、検査をして問題がなければ健康なのだから、それでも体の調子が悪ければ自律神経の異常である。という論法で相談にこれる方がほとんどです。しかし、この考え方には違和感を感じます。
そもそも、
「体には何も問題ないが自律神経に問題がある。」
という表現もおかしいでしょう。
自律神経の働きが悪ければ、体の働きがうまくいきません。例えば、心臓の鼓動が弱かったり、胃腸での消化吸収がうまくいかない、そんな状態の人は健康とはいえません。
ところが、病気なのにとても元気な人がいます。
生まれつきの病気で手足が自由に動かないという人がいます。著名人なら、乙武洋匡さんはそうですね。5体がない状態でも、精力的に活動しておられます。整体に来ておられる方でも、手足がうまく動かないのに、人並みに仕事をこなして毎日元気に暮らしています。
「治るか?」
というと難しいでしょう。でも、このような人たちは、健康であるといっていいのではないでしょうか?
病気である、健康であるという事のちがいはなにか?1度考えて見て欲しいと思います。
関連カテゴリー<
整体について
>