ブログ「日々整体」

コレステロールの話

最近、いまひとつ自律神経の働きがぴりっと整わない人に共通点があることに気が付きました。
それは、


「コレステロールのクスリを飲んでいる。」


ということです。
コレステロールというと、善玉、悪玉という程度の認識しかなかったもので、これはよい機会ということで、

「コレステロールとは一体何か?」

ということを一からおさらいしてみることにしました。

コレステロールの働きは、

1.体内の細胞の材料となる
2.神経の材料となる
3.免疫細胞の材料となる

の3つです。

特に驚いたのは3つ目の免疫細胞の材料となるということです。
最初のあげた今ひとつしっくりこない人たちというのがみな免疫力が落ちて、ガンのリスクが高まっている状態です。

私がいま見ている書籍には、


「コレステロールを下げているとガンのリスクが5割高まる。」


というデータが紹介されていました。
また、コレステロール値はある程度高いほうが健康で長生きできるというデータも紹介されております。

血液の中の不純物というぐらいに安易に考えていましたが、これは体を整えるうえでの大事なポイントの一つになりそうです。

免疫のほかには、コレステロールが大きく影響をうけるのは、脳細胞のようです。認知症にも大きく影響していると思えます。コレステロールのクスリを飲んでいる人と、認知症の方の体の様子が非常に似ているからです。

本当は、もう少し掘り下げて紹介したほうがいいとも思いましたが、どうも心当たりがありすぎるので、フライング気味に紹介させてもらうことにしました。
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ゴマと油でゴマかす肝機能

テレビをみていたら有名人が、悪玉コレステロールについて説明していました。


「食べ過ぎ飲み過ぎていると肝機能悪くなって不活性酸素が増えてしまう。その結果、血管の中に悪玉コレステロールが溜まってしまい。心筋梗塞などの原因になる。」

というような内容でした。
しかし、その結論が、

「オリーブオイルを食べるようにすると悪玉コレステロールを分解してくれる。ごま油を積極的に食べましょう。」

というものでした。
そして、豆腐にオリーブオイルをかけて食べるレシピを紹介していました。

私がこれを見て思ったは、


「食べ過ぎて体がおかしくなっているのに、それをさらに食べてごまかせというのか。」


ということです。
余談ですが、ごまかすという言葉はゴマをかけて味を追加するという事が由来です。テレビでは、
豆腐にゴマとオリーブオイルをかけて食べていました。このレシピを考えた人はずいぶんな皮肉をこめたものだなぁと思ったものです。


食べ過ぎ、飲み過ぎで体を悪くしているのなら、まっさきにやるんことは、


「食べ過ぎと飲み過ぎを辞める。」


そういう発想にならなければおかしいと私などは考えます。


さて、自律神経の働き方からこの問題にアプローチしてみます。
食べ過ぎ、飲み過ぎをすると、内臓としてはまず腎臓の働きが悪くなります。その結果、交感神経の働きが悪くなります。交感神経の働きが悪くなったら、副交感神経の働きがかわりによくなると思うかもしれません。しかし、両方が悪くなります。自律神経の働きはよくシーソーで説明されますが、そのシーソーの軸が痛むと考えてもらうとよいでしょう。

その食べ過ぎが習慣化してしまうと肝機能が悪くなってきます。
肝機能が悪くなるというのは相当な食べ過ぎなのです。そうなると、テレビでいっていたように、不活性酸素が増えて、悪玉コレステロールが増えてという状態になります。私はこのような人には、


「食べ過ぎている、飲み過ぎている。」


といって内臓の働きを整える整体と食生活の指導を行います。
ただ、ここまで来るとまず間違いなく、自分が食べ過ぎていることがわからないところがポイントでしょうか。


「私はそんなに食べていない。小食です。」
「1日缶ビール一杯しか飲んでないから飲み過ぎのはずがない。」


肝臓の機能が低下した状態でこんなことを平気でいっています。自律神経の働きが悪いので体の感覚がにぶく自分の体が悪いことがわからなくなるのです。


さて、


「こんな状態の人が一生懸命にオリーブオイルを食べて健康にもどるか?」


考えてみて欲しいものです。
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腕の運動について

最近、腕の運動に特に注目して体をみています。
昨年は、ずっと足首に注目していたのです。足首のさえ整ってしまえば体は全部よくなってしまうと感じていたのです。足首というんは全身の運動に関わる関節ですのでそういう事ができてしまいます。しかし、どうもうまくいかないという事でつきつめていくと手首にたどり着きました。


体はかなり整っていても手首が狂っているのです。
本当に些細な問題と感じるので、いままで見過ごしてしまっていたのです。一見、問題ないように感じるのでいままで気づけずにいました。

たいていは足首の狂いをただせば、手首の狂いも治ってしまいます。
しかし、どうしても残ってしまう人がいます。

「腕の使い方が悪い。」

いうことはわかっていたのですが、足首の狂いがそうさせるのだと考えてしまっていたというわけです。


「かなりよくなったのだけど、最後の最後で何かが邪魔をしてすっきりしてくれない。」


そういう方の手首を正すと、体ががらっと変わますね。
さしあたって、興味深い例というと、1年以上続いていためまいがほとんどなくなったという方がいます。


「腕の使い方が悪い。」


という事が原因でめまいが止まらないとう方がいるです。
腕の使い方などあまり他人と比較することがないのでまず気がつくことがないのではないでしょうか?腕の使い方が悪いと、体の負担がおおきいので自律神経のバランスが狂ってくるのです。


インフルエンザ程度で死んでしまうようなら

「インフルエンザ程度で死んでしまうようなら寿命だから諦めてください。」

最近は、そんなセリフを口にすることが増えてきました。

インフルエンザで亡くなる人が増えているそうですが、インフルエンザなんてちょっと症状がきつい風邪です。確かに薬漬けで体が弱っていたり、寿命が残っていない老人や、体の弱い子供などは命を落とす事もあるかもしれません。しかし、健康な大人がインフルエンザ程度でどうにかなることはまずありません。

インフルエンザの治療にはリスクがあります。
この辺りはあまり語られていないというか、お医者さんたちは気がついていないのではないかと思います。インフルエンザにかかったといって病院で治療を受けてきた人の体は間違いなくひどいことになっています。深刻な病気、平たくいうとガンなどのリスクが高まった状態になっています。統計データなどをみると年々ガンが増えているそうですが、その原因はこれだろうと思えてきます。

こんな状態が健康で元気なわけがありません。
当然のように体には様々な不調がおこりはじめます。たいていの場合、これらの不調は解消するのにとても時間がかかるような性質のものばかりです。どうもインフルエンザの不安を異常なまでに煽りすぎていると感じますね。

もちろん、万が一のことがないように注意は必要でしょう。
しかし、たいていの場合、熱出して数日寝込んで体のインフルエンザだけでなく、そのほかの異常も一緒にすべて解消されてしまいます。熱をだすというのは、体の隅から隅まで綺麗に整えてくれからです。インフルエンザは、本当ににそんなにビビる必要があるのか?ちょいと立ち止まって考えて欲しいものです。






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ノウハウとか知識以前の問題

「どうも体の調子が悪く気分が滅入るので家でおとなくしていました。」


という人がいたので、


「うつで体がしんどいからと、40代で家に引きこもっている人がいるんですが、その人は家でおとなしくしていたらいつか元気になるんですか?」


と聞いてみたら、それはないですねと鼻で笑っていました。
つづいて、


「一日家の中でテレビをみているようなお年寄りが、いつか元気になったら旅行にいきたいといってたらどう思いますか?」


と聞いてみると、


「死ぬまで旅行へはいけないでしょうね。」


と、やはり笑いながら答えていました。


いちいち説明しなくても誰でもわかっていることです。


以前に医師から、


「あなたの病気はもう治らないから家で安静にして疲れないようにしていなさい。」


と言われてそのとおりにしていた人がいました。
当然ですが、運動不足からくる腰痛に悩まされるようになりまともに歩けなくなりました。結果、半年ほどたって亡くなられました。足が弱ると人間の体は一気に衰えるからです。


同じ不治の病でもまったく逆の方もいます。
普通に毎日仕事して、休日には趣味を満喫しているのですが、この方は体がまともにうごきません。体が不自由なせいで、多少くたびれやすい傾向は感じますが、体は非常に健康でケチのつけようがありません。どうして手足が動かないのか不思議に感じるぐらいです。

こんなことは、自律神経とか知識とかノウハウ以前の問題ですね。
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