ブログ「日々整体」

実はすごーーーく大切な事

「そちらの整体ではどんな事をやるのですか?」


と唐突に聞いてくる人がいます。
答えてもえらると思ってるから質問してくるのでしょうが、答えられるはずがありません。


「そんな馬鹿な質問してかるから体を壊すんだよ。」


と言いたくなるのをぐっとこらえて、


「何にどう困っているかすらわからないのに答えられるはずがありません。」


と返事をすると、たいていの人はすぐに電話をを切ってしまいます。
何も情報を伝えずに答えだけ得ようなどというのはずいぶん横着な話だと私などは思います。おそらくは、万事が万事そんな横着なことをやっているから体を壊すのでしょう。


よく似た質問に、


「○○という病気なのですが整体でよくなりますか?」


というものがあります。
ここにあてはまる病名はいろいろありますが非常にあてになりません。こちらのサイトで取り上げている体の問題をみてもらうとわかると思いますが、同じような体の異常でも、人によって原因は異なりますし、原因が同じだからといって同じような異常が体に起こるわけではありません。

もっというなら私は整体師ですのでお医者さんとは体の見方が全く異なります。
ですから、たいていは、

「お医者さんに言われたことはひとまず忘れましょう。」

ということになります。
お医者さんのいうことが信頼できるというのなら私のところへ相談などせずにそのお医者さんに治してもらえばよいのです。たいていの場合、どうもよくならない、なにか変だと思うから私のところへ相談をしてみようと思ったはずです。

以前、


「腰のヘルニアなので手術しないと歩けなくなります。」


と言われた人がいました。
その方は手術はしませんでした。しかし、今でも元気にゴルフをしています。たまに腰が痛いといって整体にやってきますが、アイスクリームをたらふく食べたとか、寒空で何時間もつっ立っていたとか、パーティで食べ過ぎたとかそんな事が原因です。

いまでもたまに、

「手術しないでよかったわぁ。」

と笑いならがらいっておられます。

このように専門家が判断を誤る事もあります。
しかも、最近は困った事に、


「インターネットで調べて自分はこういう病気だと思いました。」


みたいな、素人判断をする人が非常に増えているせいで、ますますいい加減な事を言えなくなってきています。


「○○で困っているのですが、どうすればよくなるでしょうか?」


と聞いてもらえればたいてい答えられるだろうと思っているのですけどね。
関連カテゴリー< 整体について自律神経失調症

コレステロールの話 その3

さて、先日まで2回にわけてコレステロールの事を書いてきました。
ここで、わたしが読んだ書籍を紹介しておきましょう。


コレステロールに薬はいらない! (角川oneテーマ21) 新書 浜 六郎 (著)




医師の方が書いているもので、薬を安全に利用する方法を研究していた方だそうです。
コレステロールの薬についても研究しいたそうですが、どうも世の中がおかしな方向にいってしまっているということで、啓蒙活動に励んでおられるようですが、どれほどの成果はあがっているのか疑問を感じます。

書籍では、コレステロールの数値と病気の関係が紹介されております。
心筋梗塞のリスクが高まるのが血液1デシリットルに対して280mgで急激に高まるそうですが、180mg以下になると極端に癌のリスクが高まってくるという統計データが紹介されておりました。

コレステールを下げる薬を飲んでいる方は、自律神経のバランスが乱れて免疫力が下がっているのが見て取れますので、この研究結果には納得させられています。

ちなみに、公益法人日本心臓財団のホームページをみてみると、適切な数値は220mg、治療の際の目標数値は200hgとしていると明記されています。


心筋梗塞のリスクしか考えてないとこういうことになるということなのでしょう。

今後、健康診断を受けた方にコレステロール値を聞いてみようと思います。私からみて、問題がないと思える人が実際どの程度の数値なのか?興味がつきません。

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コレステロールの話 その2

私が今読んでいる書籍によると、コレステロールが低下した場合に起こる体の問題には2点あります。

1つは、免疫力の低下です。
人の体は免疫力が低下すると、交感神経の部分的な緊張がおこります。このときのわかりやすい症状というと、胃の働きの低下、左肩や首のこりや緊張、頭痛などです。風邪薬をもらうときには必ず胃薬をもらうのはほとんどの人がしっているのではないでしょうか。最近は、予防接種などでこのような状態になる人が増えてきました。インフルエンザの予防摂取をすると、免疫力が下がって、癌などのリスクが高まるのですが、コレステロールを下げるクスリでも同様の事が起こるようです。

もう1つは、脳の働きの低下です。
コレステロールは、脳の細胞や神経の材料になります。ですから、コレステロールを必要以上にさげると、頭の働きが悪くなて認知症のリスクが高まるそうです。こうなると、頭が弛緩しているか、認知症が進んでいるようだと逆に頭が緊張して全く緩まないという事になっているはずです。頭の皮膚にふれてみるとよいでしょう。頭は適度な緊張感があるのがよい状態です。皮膚がブヨっとしてつまめたり、硬くてまったくつまめないというのでは脳がうまく働いていない状態です。


さて、定期的に整体を受けにきている人に、コレステロールのクスリをずっと飲んでいている人が数人いるのですが、


「左の肩が緊張して頭が弛緩している。」


という、まさしくこの状態です。
いまひとつ体が整ってこなかったのはほぼ間違いなくこのクスリが原因だといっていいでしょう。心筋梗塞を恐れるあまり、別の病気になろうとしているようなものです。このあたりのことを説明してみて、クスリを辞めませんか?という指導をもう1度してみようと思います。





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コレステロールの話

最近、いまひとつ自律神経の働きがぴりっと整わない人に共通点があることに気が付きました。
それは、


「コレステロールのクスリを飲んでいる。」


ということです。
コレステロールというと、善玉、悪玉という程度の認識しかなかったもので、これはよい機会ということで、

「コレステロールとは一体何か?」

ということを一からおさらいしてみることにしました。

コレステロールの働きは、

1.体内の細胞の材料となる
2.神経の材料となる
3.免疫細胞の材料となる

の3つです。

特に驚いたのは3つ目の免疫細胞の材料となるということです。
最初のあげた今ひとつしっくりこない人たちというのがみな免疫力が落ちて、ガンのリスクが高まっている状態です。

私がいま見ている書籍には、


「コレステロールを下げているとガンのリスクが5割高まる。」


というデータが紹介されていました。
また、コレステロール値はある程度高いほうが健康で長生きできるというデータも紹介されております。

血液の中の不純物というぐらいに安易に考えていましたが、これは体を整えるうえでの大事なポイントの一つになりそうです。

免疫のほかには、コレステロールが大きく影響をうけるのは、脳細胞のようです。認知症にも大きく影響していると思えます。コレステロールのクスリを飲んでいる人と、認知症の方の体の様子が非常に似ているからです。

本当は、もう少し掘り下げて紹介したほうがいいとも思いましたが、どうも心当たりがありすぎるので、フライング気味に紹介させてもらうことにしました。
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ゴマと油でゴマかす肝機能

テレビをみていたら有名人が、悪玉コレステロールについて説明していました。


「食べ過ぎ飲み過ぎていると肝機能悪くなって不活性酸素が増えてしまう。その結果、血管の中に悪玉コレステロールが溜まってしまい。心筋梗塞などの原因になる。」

というような内容でした。
しかし、その結論が、

「オリーブオイルを食べるようにすると悪玉コレステロールを分解してくれる。ごま油を積極的に食べましょう。」

というものでした。
そして、豆腐にオリーブオイルをかけて食べるレシピを紹介していました。

私がこれを見て思ったは、


「食べ過ぎて体がおかしくなっているのに、それをさらに食べてごまかせというのか。」


ということです。
余談ですが、ごまかすという言葉はゴマをかけて味を追加するという事が由来です。テレビでは、
豆腐にゴマとオリーブオイルをかけて食べていました。このレシピを考えた人はずいぶんな皮肉をこめたものだなぁと思ったものです。


食べ過ぎ、飲み過ぎで体を悪くしているのなら、まっさきにやるんことは、


「食べ過ぎと飲み過ぎを辞める。」


そういう発想にならなければおかしいと私などは考えます。


さて、自律神経の働き方からこの問題にアプローチしてみます。
食べ過ぎ、飲み過ぎをすると、内臓としてはまず腎臓の働きが悪くなります。その結果、交感神経の働きが悪くなります。交感神経の働きが悪くなったら、副交感神経の働きがかわりによくなると思うかもしれません。しかし、両方が悪くなります。自律神経の働きはよくシーソーで説明されますが、そのシーソーの軸が痛むと考えてもらうとよいでしょう。

その食べ過ぎが習慣化してしまうと肝機能が悪くなってきます。
肝機能が悪くなるというのは相当な食べ過ぎなのです。そうなると、テレビでいっていたように、不活性酸素が増えて、悪玉コレステロールが増えてという状態になります。私はこのような人には、


「食べ過ぎている、飲み過ぎている。」


といって内臓の働きを整える整体と食生活の指導を行います。
ただ、ここまで来るとまず間違いなく、自分が食べ過ぎていることがわからないところがポイントでしょうか。


「私はそんなに食べていない。小食です。」
「1日缶ビール一杯しか飲んでないから飲み過ぎのはずがない。」


肝臓の機能が低下した状態でこんなことを平気でいっています。自律神経の働きが悪いので体の感覚がにぶく自分の体が悪いことがわからなくなるのです。


さて、


「こんな状態の人が一生懸命にオリーブオイルを食べて健康にもどるか?」


考えてみて欲しいものです。
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