ブログ「日々整体」

疲れの本質

自主的に動いたときは体は疲れません。
一方、他人にあれをしろ、これをしろとやらされると体はくたびれます。だから、

「めんどくせぇ。」
「だるい。」

とか言いながら仕事をしていると体はくたびれきってしまいます。


先日、整体にこられて数ヶ月すぎた人に、

「疲れなくなった。疲れてはいるのだけど、疲れがたまらないしすぐ抜けるようになった。」

という感想をいただきました。

以前は仕事がおわったら疲れきって、仕事後に何かをしようという意欲はわかなかったそうですが今では違って仕事後も積極的に体を動かせるようになったそうです。

一番大きく変わったのは仕事に対する取り組みだそうです。
いままではやらされている感があったのか、自分から積極的に取り組めるようになったそうです。

「体がかわると、人生かわるでしょ?」

という私の問いに対して、

「その通りですね。」

と答えていました。


体が変わると何をするにも意欲が高まってきます。
いままでやらされていた仕事も自主的に取り組むようになるから疲れなくなったということです。

スキーが好きな人は仕事で疲れているにもかかわらず徹夜で雪山にでかけたりします。仕事で疲れて座り込んでいるような人でも、「1杯行こうか!」というと腰が軽くなって足取りが軽くなります。

疲れというと、少しづつたまっていくものだと思っている人が多いでしょうが、それは大きな勘違いなのです。
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病気にならない結婚相手の見つけ方

独立した人は体を壊す事はありません。
もちろん寿命というのはありますから永遠に生きるわけではありませんが、それは体を壊したのではなく命をう使い切ったといえます。

歴史上の人物の死に方をみると、こういう病気だったのだろうと推理している記述をみかけます。どうみても天寿をまっとうしたと思える死因を癌だとか予測しているわけです。これはちょっと違うのではないかと思います。命を使いきった結果として癌になったとしたら、それは癌で亡くなったのではなく寿命が死因だといえます。具体的にあげるなら、徳川家康や毛利元就などは私には命を使いきった死に方をしたと思えます。


釣りバカ日誌の主人公のハマちゃんは、


「僕は君を幸せにする自信はありませんが...僕が幸せになる自信はあります。僕と結婚してください!」


といってプロポーズしたそうです。
独立した人間でなければでてこないセリフだと思います。
これの逆が、


「僕は君がいなければ駄目だからずっとそばにいて欲しい。」


という感じでしょうか。
女性の気持ちは私にはわかりませんが、ハマちゃんのセリフにときめく女性はやはり独立した気概をもった女性で、後者にときめく女性は依存心の強い女性という感じはしますね。

人間関係というのは、いろいろありますからどちらがいいということではありませんが、お互いが独立した夫婦と依存しあった夫婦のどちらが病気になるかというと、間違いなく依存しあった夫婦のほうが病気になりやすいといえますね。


「君がいなくては駄目だ。」


という人は病気でいることに喜びや幸せを感じることすらあります。
病気で寝たきりになったときに、愛する人がずっとそばにいるのですから・・・。もちろん、口ではそんな事はいなわないでしょう。でも、自分でも気づかない心の底でそんな幸せを感じてしまたら病気が治ることはありません。こういうことは、つい忘れがちですけどね。


依存するということは、

「○○がなくては駄目だ。」

と考えることです。

病気をしたときに、


「薬がなければダメだ」


とかんがえるような人は治るのがとても遅かったり、治らなかったりします。
一方、整体をしていてもそうで、自分で治すためにはどのようにすればよいか?と積極的に私に聞いてくる人は、体がよくなっていくのがかなり早い。そしてよくなってしまえば、もう体を壊すことがなくなります。

どうしてかというと、何にも依存することがなく、独立した人間だからです。そんな人をみつけるのは簡単です。体を壊したときにどのように考えてどのように行動しているかをじっと観察してみればよいのです。
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風邪の話

ここのところ風邪を引けた人が続いています。
風邪というと、体の調子を崩したように考えてしまう人が多いのですが、本来、風邪というのは狂った自律神経の調子が整うときに体に現れる症状です。

例えば、咳を例にあげてみましょう。
腰椎、腰の骨の調整をすると咳をしはじめる人がいます。どうしてかというと、腰に緊張、つまり異常があるからです。その異常のある場所に手をふれると、こんこんと咳をしはじます。

咳をする理由は簡単で、咳をすると腰の緊張が緩むからです。
咳をすることで、腰の骨をブルブルっとゆすって貴重をゆるめているのです。自分で自分の体を整体しているようなものです。くしゃみだって、熱だって同じ理屈で、体の異常を解消するためにでてくるのです。

薬で咳、くしゃみ、熱をとめてしまったらどうなるか?

周囲を見渡して、ずっと風邪をひいているという人は見たことがないでしょうか。体は、せっせと働いて異常を解消しようとしているのに、薬でそれを邪魔しているのです。そんな人はたいてい、

「風邪は治ったけど、花粉症が。」
「風邪は治ったけど、喉がすっきりしない。」

とか言っていることが多いですね。
風邪はしっかりひききってしまうことです。うすれば、体はリフレッシュしてしまうのですから。



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重心と自律神経の話

体の悪い人はみな重心が外よりです。
戦中、戦後ぐらいまでは様子が違ったそうです。体の悪い人の大半は重心がうちによっていたそうです。特に男性で重心が外よりになって体を悪くするような人などまずいなかったのだとか。まぁ、その頃でも王侯貴族のような暮らしをしていた人はいたわけで皆無というわけではなかったようですが。

さて、こんな話をすると、

「じゃあ重心をうちに寄せるように意識して生活してみる。」

と勘違いをする人がいます。
気持ちはわかりますが意識して重心をうちに寄せるという事ができるのは一部の天才的な体の感覚をもった人たちだけです。普通の人にはまず無理ですね。

重心というのは、体の状態を反映して無意識にとるものです。
骨盤がひらいた状態だと無意識に重心が外によります。そうしなければ体のバランスがうまくとれなくなるからです。それを無理矢理意識して重心をうちによせてもバランスはうまくとれないのです。

違った言い方をするなら、重心が外によっているということは体がくたびれているということで、重心がうちによっているということはテンションが上がっているということです。体がくたびれてテンションが下がっているのに、頑張ってテンションをあげようとしたってあがらないのです。

ちなみに、重心が外によるということは骨盤が開いているということで、うちによるということは骨盤が縮んでいるということがいえます。骨盤が開いているということは自律神経の働きは悪くなっていますし、縮んでいるということであれば過剰に働きすぎているということです。

いつもいっていることですが、

「交感神経がたかまりすぎてリラックスできません。」

と言ってきた人で本当に、骨盤が縮んでいたという人は一人もいません。
過去3年ぐらい思い返しても、

「インドで修行してきたら、帰国してもまったく眠れなくなりました。でも、まったく眠くないんです。」

という人を一人思い出すぐらいです。
いまの日本で暮らしていて骨盤が縮む、重心がうちによるひとなどまずいないのではないでしょうか。



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胸椎12番のお話

今日、整体にこられた方全員の胸椎12番の右側が悪くなっていました。
胸椎12番が悪いときに影響が大きくでるのはたいていお通じでしょうか。いわゆる、

「お腹を冷やした。」

という状態です。

お腹を冷やした時にどうなるか?
というと、今日のケースでいうと

・左背から肩にかけて痛みやシビレ
・下痢
・腰痛

などでした。
胸椎12番が悪くなったときにすべての人に同じ症状がでるわけではありません。体の感受性には個性があるから人によって結果が違います。

それぞれの原因は同じだけど結果はまったく違うということです。
また、同じ人でも毎回同じ結果というわけでもありません。季節、気温、湿度、疲労度合いなどで違うところに影響がでることも珍しくありません。


「いつもと違った体の調子の崩し方をしてきましたね。」


私にそう言われたことのある人はすくなくないでしょう。
多くの人は、1対1ですべてをつなげよう考えます。でも、それではうまく体は整わないということです。



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