ブログ「日々整体」

男と女の違い

男性と女性を同じように考えてはいけません。
女性のが主役、女性の社会進出がこれからの世の中に大切といわれますが、男性化した女性が主役になっても意味ないだけではなくかえってマイナスに働くだろうと思います。

男と女は同じ人間ですがその性質がまったく異なります。
男性の本質は緊張にあります。性欲の乏しい男性を草食系男子というそうですが、この草食系男子はもう男子ではないといえます。

一方、女性の本質は弛緩です。
男とはまったく逆の性質です。女性が癒やしという言葉に男性より敏感なのは、その本質が弛緩にあるからです。

ですから、整体するときにはこういう男女の本質の違いを考える必要があります。
ちょっと乱暴な言い方をするなら、

「男性は緊張できればいいし、女性は弛緩ができればよい。」

ということです。言葉だけみるとその方向がまったく逆を向いています。

たとえば、男性が、

「ストレスのせいで体がゆるみません。だから体の調子が悪い」

とかいってれば、その人はまじめに仕事をしていない能性が高いといえます。
男性の本質は緊張にあるのだから、緊張できれば体の調子はよくなってくるのです。仕事をするということは体を緊張させるということですから一生懸命に仕事をしている人は体の調子がどんどんよくなってくるのです。仕事に生き甲斐を感じている男性はいつも元気なのです。「働きたくない」、「仕事だるい、嫌だ」なんていっている男性はすでに病人のようなものです。

逆に、女性が、

「これは○○であるべきだ!」

なんて事をいっていると、体の調子はどんどん悪くなってきます。
このような物言い考え方は、男性的な緊張からくるものだからです。マーケティングや商品開発に女性の意見をとりいれてなんていう謳い文句がありますが、それは女性の本質である弛緩というキーワードをとりいれるということです。

最近は外見は男性だけど女性として生きていたり、その逆のケースのケースもみかけます。そのような方は、本当に性がいれかわっているなぁと感じる人も増えてきていますけどね。そんな人は、男性でも体の働きが女性的になっていますし、その逆も同様の事が起こっているといえます。

なお、このような性の働きは胸椎11番、腰椎3,4番などにあらわれます。更年期障害などは、11番の状態が悪くなって起こるものですし、妊娠できないというのはたいていは腰椎4番の問題です。



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緊張と弛緩の話

「緊張しているから、ストレスがあるからリラックス。」

と多くの人が考えます。
しかし、これでは体は元気になりません。そもそも多くの人が体をゆるませるということを間違えて考えています。

これは呼吸で考えるとわかりやすいでしょう。
緩むということは、息をはくということです。ひたすらリラックスするということは、ずっと息を吐いているようなものです。そんな事をしたら息が苦しくなってしまいます。息を吐こうと思えばまず息を吸わなければいけません。つまり、リラックスしようと思えばまず緊張することが必要だということです。

このことを踏まえると、

「緊張できなければ弛緩できない。」

という事がいえるのがわかります。
息を吐くためには、息を吸うことが必要なように、リラックスするためには、緊張することが必要です。このことを理解しないで、リラックスすることはできません。

いいかえれば、ストレスがたまってリラックスできないという事は単に緊張することができない状態ということです。

ここで考える必要があるのは緊張できないということはどういう状態か?ということでしょう。

・仕事、勉強に集中できない
・努力できない
・意欲がでない

という状態です。

さて、こんな事をいうと必ず、

「じゃあリラックスできないということは、集中できないということじゃないのか?」

なんていいだします。

どっちが先かというと、まず緊張することが先です。
自律神経は交感神経と副交感神経にわかれますが、どっちが主でどっちがサブか?副という字がどういう意味かを考えればすぐにわかることです。



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いつも腕が疲れている人

いつ体をみても、腕の疲労がひどい、そういう人がいました。
私は、

「体の使い方が下手だね。」

という指摘をしていました。
ちょっと重い荷物をもったり、ハードな仕事をすると腕の疲労がひどくたまってしまって、そこから体の調子が悪くなるのです。

余談ですが、整体で腕の状態を確認すると、

「自分の腕がこんな事になっていとは・・・。」

という人がすくなくありません。
人間の体というのは、腕に疲労がたまっても普通は全身が疲れたと感じます。腕がつかれているという事を自覚できる人はほとんどいません。


さて、今回の方は、指にできたタコが最近になってどんどん大きくなるという話でした。私は気にもしていなかったのですが、長く整体に通われている方だったので、自分の指の使い方がおかしいという事に気がついたのです。

10年以上前に、指を怪我して指がまとも動かなくなりました。
そのためその指を動かすために隣の指にそえて動かすという事を自然にやるようになったのです。

わかりにくいので、試しに中指と薬指を常にくっつけて腕を動かしてみてください。指の力がまったく抜けないことがわかるでしょうか?

何をしても腕がつかれるのは、この指の使い方が原因でした。
以前、怪我をしたときには、

「もう死ぬまで指は動きません。」

と言われていたそうですが、

「そんなはずはないから動かしてみなさい。」

と話すと多少ぎこちないものの動きました。
それではと、指をバラバラに動かすように指導したところ、指にできていたおおきなタコは2週間で消えてしまいました。あまりに強く隣の指を添えていたので、タコができていたのです。

さて、腕の緊張が強くなった場合、交感神経の過剰な緊張がおこります。
腕の疲労からくる体の問題で比較的多いのは、耳鳴りでしょうか。腕からくる交感神経の緊張は内耳に影響することが多いのです。人によってはめまいがすることもあります。

自律神経の働きはこんな事が原因で悪くなるということです。

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静脈瘤という病気

先日、老齢の女性が足が痛いと相談にこられました。
私はひと目みて静脈瘤だとわかったのですが、そのときはその名を失念していて伝えることができませんでした。

「病気なんて見ても意味が無い。」

といつも公言しているせいで記憶しておこうという気があまりないせいです。

相談にこられた時点で、まともに歩けなくもなっていました。
そんな状態にも関わらず皮膚の異常ということで、皮膚科にかよって塗り薬をもらっているとのことでした。その医師の所見は、

「老化のせいである。」

ということでした。
気の毒な事に、完全な誤診といえるでしょう。

実は、静脈瘤で皮膚科にかよっている人は今回がはじめてではありませんでした。
以前も同様に、塗り薬をもらっていたのですが、痛みから塗ることもできずになんとかならないだろうかと相談をされたのです。残念なことに、皮膚科では静脈瘤という判断ができないことがあるようです。

イメージのわかない方は、インターネットで画像検索してみるといいでしょう。ただ、かなりショッキングな写真がでてきますので、それなりの覚悟をもって閲覧してください。

静脈瘤ですが、交感神経の働きが悪くなることによっておこります。
ですから、交感神経の働きを整えてることで整体します。静脈瘤になるような方は胸椎10番、泌尿器(内蔵でいうと腎臓だと思ってもらうといいでしょう。)の働きがすぐに悪くなってしまうため、時間がかかる傾向はあります。しかし、一生付き合わなければいけないというものではないというのが私の考えです。

整体をすると、かなり痛みが和らいだといっていましたが、

「おそらく痛みはまだすぐにでてくるし、ほっておくと歩けなくなるよ。」

と、定期的に通って体を整えるよう説明しましたが、家族の介護があるので難しいといっていました。歩けなくなるまで介護するのかと思いましが、深刻な病気になる人はこのような合理的ではない判断をする事が多いですね。

「あぁ、この人もか。」

と、驚かなくなってしまっている自分に気がつきました。このような方への指導方法はご本人の意思で体を整えるのだという気持ちをもってもらえるように、もう少し工夫が必要なのでしょう。
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今週土曜日は自律神経についての勉強会です。

HPでのお知らせをやったつもりでできていませんでした。

今週土曜日 9月6日(土) 13時 から自律神経についての勉強会を開催します。
 場所は、長岡京市生涯学習センター6階の和室です。
    http://www.bambio-ogbc.jp/

今回のテーマは全6回の総まとめとして癌という病気を取り上げています。
多くの人が癌とう病気を死に至る病気ということで、必要以上に恐れてしまっています。確かに、自覚しにくい病気ではありますが、元気で健康に暮らしていた人がある日突然癌に気がつくということは絶対にないといいきれます。そこにはもっと前の段階でいくつものサインが体には現れてきているものです。

癌という病気になりやすい自律神経の状態というのは確認できます。
実際、病院の検査より私が先に癌という病気を見つけることもこれまで何回も経験しております。少なくとも、以下のような方は参加してもらうのがよいのではないでしょうか?

・癌の家系なので癌にならないかずっと心配である。
・癌治療が恐ろしくて考えるのもいやだ。
・癌の疑いがあると言われている
・検査で癌がみつかり治療が必要であるといわれている。

癌という病気でもっとも大切なことは、ちゃんとした知識だと私は思います。
テレビドラマ、ニュースで有名人の癌治療などの中途半端な知識しかもっていないから恐ろしいのではないでしょうか?自律神経の働きと癌の関係を知っていれば、癌という病気はそれほど恐れる事はないものだということがわかっていただけると思います。

参加費用は 1000円です。

参加希望の方は、電話にてお名前を知らせておいてください。
 TEL075-954-0036
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