ブログ「日々整体」

間食の話

私はいつも間食をやめなさいという話をします。
間食しすぎて体を壊している人が多いからですが、間食が完全にダメかというとそういうわけではありません。

先日、京都の寺町通りにとある電子部品を買いにいったのですが、売っていませんでした。ほかに用事もなかったので、完全に無駄足を踏んだなぁ、時間とお金の無駄だと感じしょんぼりしていたのです。体も気分も重く沈んでいました。

そこで、気分を切り替えるためにおやつを食べようと、ドーナツのお店にはいりました。
するとそこのドーナツはとても美味しかったのです。まぁ、もともと好きで京都に足を運んだ際には必ず買っていたのですけどね。

すると、気分が晴れ体も軽くなりました。
間食というのは、上手にとるととても効果的です。でも、これを毎日ドーナツを食べていると、日々心も体も元気に過ごせるかというとちょっと違います。

食べるのだけが楽しみとか食べないと仕事やってられないとかいう人はよくいますが、たいていは食べ過ぎで肩が凝るとか腰が痛いとかいっています。食感や味覚を刺激することは快感ではありますが、やり過ぎると体を壊します。これでは、たばこを吸っているのとあまり変わらない行といえるでしょう。味わっているとはとてもいえません。

食べることの喜びというのは、食べた時に体が元気になる事だと私は思います。

「自分はこれを食べてこころと体が元気になるか?」

ちょっと考えてみて欲しいところです。
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体の要求というもの

体のことを考えるときには、体の要求という事を考えずにいるわけにはいきません。
世間では、これをストレスということがおおいのですが、実際はちょっと違うものだと考えたほうがよいでしょう。例えば、子供がいたずらをするとします。親は、

「それをしてはいけないよ。」

とさとしたり叱ったりするわけですが、子供がそれを辞めない。
そういうシチュエーションはいくらでも経験があるのではないでしょうか。それでますます強くいいつけたり叱ったりするとほぼ間違いなく子供のイタズラはエスカレートします。エスカレートした場合は安心で、そうならなかった場合は、他人を傷つけたり、盗みを働いたりすることもあります。

これはどうしてかというと、子供の本当の目的は親に注目してもらう事だからです。
いたずらして叱られれば親の注目が集まるので、いたずらをするのです。こういう場合、いくら理屈でダメだと説明しても意味がありません。親の注意がほかをむいていて、それを自分に向けさせるための行動だからです。

今回はイタズラを例に説明しましたが、おねしょをしたり、宿題をやらなかったり、夜遅くなっても家に帰らなかったりなども同様の欲求からくる行動である可能性があります。

これを集中欲求といいます。
赤ん坊が生まれた途端に、泣くのは生理的にいろいろ説明がされているようですが、簡単にいえばこの集中欲求です。自らに集中を集めなければ生きていけないわけですから、赤ん坊は命がけで泣いているのです。

余談ですが、理解ができない、または意図のよくわからない凶悪な事件などは、この集中欲求が満たされないために起こっているとみるととても理解がしやすいです。このような行動は、理屈ではなく、体の本能的な欲求からくるものなので合理性がまったくない上に、殺人のような行動を起こすほど強い欲求なのです。

さて、ここで考えたいのは集中欲求が満たされない時に体を壊す人がいるということです。
よくあるのは、両親がけんかばかりしていると子供が病気になるというケースです。親が喧嘩をはじめると子供が喘息になるなんていう話は割合多いのですが聞いたことはないでしょうか。こいう状況で、いくら一生懸命に子供に手当しても子供は絶対によくなりません。整体すべきなのは親になります。いつも喧嘩をしている夫婦をみたら、旦那さんはお酒の飲み過ぎで肝臓を壊してずっとイライラ怒りっぽくなっていました。そんなことで子供を病気にすることもあります。

子供ばかり例にあげていますが、大人にも珍しくありません。
体の調子が悪いと言っていると旦那さんが優しくなるという理由で体を壊している人がいました。出産後にこられたのですけど、子供に愛情を感じないので、預けて仕事するといっていました。自分の集中欲求が満たされない状態なので、仕事で成果をあげることでその欲求をみたそうとするのです。そのためには生まれたばかりの我が子にさえ愛情を感じなくなるのかと驚きました。

集中要求が満たされないまま大人になってしまう人は気の毒だと思わずにはいられません。
普通は職場で集中欲求を満たすには仕事で成果をあげるのでしょうが、それができないのです。同僚や上司に体が辛いしんどいといって仕事を休みがちな方がいました。その方は私に対しては常に怒らせるような発言や行動ばかりでした。予約は平気ですっぽかすし、1ヶ月に1度ぐらい突然やってきて、体がよくならないのはわたしのせいであると、苦情をいってきます。これは面倒みきれないと思った私は、もう来るなと追い出してしまいました。まだまだ未熟な時のことでしたので、いまならもうこっと違った対応はできたと思いますけどね。

さて、この辺りことは一般の方にはかなりわかりにくい事だと思います。ただ、集中欲求という欲求がみたされないせいで体を壊している人がまれにいるという事について最近すこし理解がすすんだような気がするので少し紹介してみました。こんな事が原因で自律神経がの働きが悪くなっている人がいるということです。
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お酒と自律神経の関係

「酒は百薬の長。」

なんていう言葉があります。
確かに、これはウソではありません。上手にお酒を飲めれば体にはよい影響をあたえることができます。でも、それが実践できている人など見たことがありません。

「1日缶ビールを1杯。」

とかいって飲んでいる人などには、

「それはいったい何の基準ですか?」

と、意地悪に問い詰めたりすることもあります。

奇妙な事に、お酒の飲み方を教えた方は、お酒の飲み過ぎで体を壊すという事がしばしばあります。お酒が飲みたい人は、都合よく解釈して体を壊すまで飲みつづけてしまうからです。そして、

「こういう風に飲めといったじゃないか!」

と私に苦情をいってきたりします。
私が指導したとおりに、できていないから体を壊しているという発想がでてくることはないようです。

「だからあなたは体を壊すだ。」

と、いう具合に説明します。

お酒ですが、基本的に酔っ払うまで飲むとダメです。
酔わないと飲んだ気がしないという人は、お酒の味を楽しんでいるのではなく、酔っ払っていい気分になっているだけです。行動としては麻薬をうっているのとあまりかわりがありません。

こういうのはお酒を楽しむとはいいません。
お酒の味のわかる方は、酔っ払うような飲み方はしないものです。酔えば味覚が鈍くなってきて味や香りがからなくなってきますからね。

辛いことや嫌な事があって、酔いたいということもあるでしょう。
それは否定しませんが、毎日そんな事をやっていれば体が壊れてくるのは当たり前といえます。

毎日、缶ビールを1杯飲んで酔っ払っているのでは自律神経の働きが悪くなってくるという事です。



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風邪をひけない人の体はダメな体

妻が腰が痛いというので、体をみると風邪をひいていました。
具体的にいうと体を冷やして、右の骨盤が下がっている状態です。風邪で腰が痛いとかいうと違和感をかじる人も多いよですが、体のあちこちのリンパが腫れてくるのですから、肩やら腰やらが痛くなるのは別に不思議ではありません。

「喉が痛いのではないか?」

ときくとそのとおりでした。
体を冷やして風邪を引いているのですから、熱がでてくるのは当たり前です。多くの人は風邪を引くことがダメだと考えて、風邪薬を飲んだりします。すると、自律神経がうまく働かなくなって、原因の分からない妙な不調に悩まされるようになるのです。

「健康な人は、きちんと風邪をひいている。」

ということは知っておくとよいでしょう。
風邪というのは、病気ではなく、体の乱れたバランスを整えるための治癒力の働きです。

体がおかしいと相談にこられる方は、

「ここ2~3年、風邪をひいていない。」

という事が多いのです。

今の時期でいうと、冷たいものを食べ過ぎたり、体を冷やすことがおおいでしょうか。自身の不摂生で風邪をひくというのはあまり褒められたものではありません。

ですから、

「風邪をひくなんて自己管理がなっていない。」

というのも的はずれな考えではありません。
しかし、人間というのは一定の周期で風邪をひいている人が健康であるという認識はもつべきでしょう。

風邪をひけない人の体はダメな体です。
人間の体は、風邪をひいたときにリフレッシュされます。体のゆがみやずれ、偏った疲労というのは風邪をひいたときにすべて解消されます。ですから、風邪を上手にひいている人は、重大な病気をしません。

どんな病気でもそうですが、特に癌などという病気は典型でしょう。癌というのは、とどのつまり風邪をひくことができない状態のときになる病気です。

風邪は万病の元という言葉があります。
これは上手に風邪をひく、上手に風邪を経過させなければ体に異常が残ってあらゆる病気になる可能性があるということです。逆にいえば、風邪は上手にひけば病気になるようなことはありません。

余談ですが、年をとった方や体の弱った方は、風邪で亡くなってしまうこともあります。
これは風邪に耐えるだけの力がない、体の異常をリフレッシュする事ができない状態だということです。平たくいってしまえば寿命ということです。人間には寿命があります。れはどうしたって買えることのない事実です。整体をしていると、どうもそのことから目をそらしている人がとても多く、そういう人は病気をすることがおおいですね。

風邪を引いた時には、難しい事は考えないで、

「左の骨盤を閉めて右の骨盤をあげてあげる。」

それだけを考えています。
交感神経、副交換神経をともにバランスよく働くようにしてあげれば、たいていすぐに熱がでてきて1~数日程度で体をリフレッシュさせることができます。

体の調子が悪い、自律神経のバランスが悪い、そういう方は上手に風邪をひくことです。



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頭で考えない事が大切

年齢30歳で、女性とうまく付き合えない男性がいたとします。
そんな男性が、

「かっこいい男になる8の秘密」
「モテ男になるための13の法則」

みたいな本を読んだり、インターネットで情報を集めたとら、この人はもてるようになるでしょうか?

まず無理でしょう。

「女性がこういったら、このように返事する。」

みたいに頭で考えていてはうまく男女関係は築けないからです。
こういうマニュアル人間をどう思うか女性にきけば、いい返事がきけることはまずありません。こういうのは、男女関係だけでなく、仕事や、スポーツなどでも同じ事がいえます。マニュアルをいくら熟読したってそれがうまくできるようにはなりません。

でも、こういう事をきっかけにして、女性と接する機会が増えていけば、もしかしたら普通に女性と付き合うことができるようになるかもしれません。でも、そんな男性になれたらマニュアルなどもう必要なくなります。

健康についても同じことがいえます。

「○○は体にいい。」

そんな情報はいくらでも湧いてきます。
そして、この世から病気が減っているか?というと、どんどん増えていく一方です。これはおかしいというのはちょっと考えればすぐにわかることです。

体をかえるきっかけ作りとして、情報を集めるのはいいでしょう。
しかし、情報を集めただけで健康になった気でいる人がどれだけおおことか・・・。情報を集めてモテ男になったつもりの人と同じ事をやってしまっているのに気がつくべきでしょう。

健康になれるのは、こういった情報や知識を捨てる事ができたときであるということです。
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