ブログ「日々整体」

自律神経を整えることの意味

自律神経というのは、交感神経と副交感神経にわけて考えらるのが一般的です。
しかし、この考え方が大きな誤解を生んでいると思います。そこで、人の1日の生活をモデルに自律神経の働きに置き換えて考えてみます。

朝、目覚めた時には交感神経の働きが高まってきます。
交感神経の働きが悪いと、すっきりと目が覚めません。交感神経の働きがたかまってくると、仕事をしよう、学校にいって勉強をしようという意欲がわいてきます。

「私は低血圧なんで朝が苦手です。」

なんていう人がいますが、それは血圧のせいではなくて、交感神経の働きがたかまりにくいせいです。

ちなみに、ここ1年ほど、朝、目が覚めても体を起こせなくて学校にいけないという相談が増えてきています。たいてい、体には問題がないということで、本人のやる気のせいにされてしまっていますがそうではありません。交感神経の働きがたかまってこないのが原因です。

バリバリ仕事をする。勉強をするとうのは交感神経の働きです。
交感神経の働きが悪いと、前向きな気持ちになれませんし、何かをやろうという意欲も湧いてきません。

「やる気をだせ!」

といくらおしりを叩いても、交感神経の働きが悪い人にはやる気などかけらも湧いてきません。


仕事や勉強にはげんで

「ちょっとお茶しよう。」
「一服しよう。」

ということになれば副交感神経の出番です。
食事や休憩時間になれば、副交換神経が高まってきます。そうすることによって、体と心をリラックスさせて休息と必要なエネルギーの補給をすることができるようになります。

そして、休憩が終われば、また交感神経の出番です。
集中力を高めて、仕事や勉強にはげむためには交感神経が高まっていなければ無理です。副交感神経が優位な状態でよい仕事など無理なのです。

そして、1日の仕事がおわれば再び副交感神経がたかまってきます。
そうやってリラックスした状態を作ることで、夕食をとって、テレビや読書をしたりと、ゆったりとした時間を過ごせるようになります。そして最後は睡眠です。疲れを抜いて翌日に備えることができるよう睡眠をとるわけです。

簡単なモデルですが、1日だけみても、状況に応じて交感神経と副交感神経が役割を分担して体の状態を整えているということがわかることでしょう。

自律神経を整えるということは、単純に交感神経を高めましょう、副交感神経を高めましょうという単純なものではありません。交感神経と副交感神経がそれぞれが状況に応じてしっかり働くようにするということなのです。



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風邪をひかない人の体はボロボロ?

風邪をひかない人の体はボロボロです。

がおかいしと相談にこられる方の大半は風邪なんかここ何年もひいていないということがほとんどです。


「風邪を一切ひかないから丈夫だ。」

「風邪をひくなんて自己管理がなっていない。」


んな事をいう人がいますが、ほんとうはまったく逆です。なぜなら、風邪というのは、究極の自然治癒だからです。どういうことかというと、


に問題が発生したとき、体内にウイルスや菌がはいった時に、体は痛みや熱をだします。


とえば、刃物の扱いにミスがあって、手を切ったとします。すると、血が出てきて痛みを感じます。もし、そんな状態で、痛みがない、血がでない、ということであれば、生物として重大な問題があるということがいえるでしょう。


くの人は、痛みや発熱を早くなくそうと、痛み止めの薬を使ったり、熱を下げる薬を飲んだりします。しかし、これは大きな間違いです。なぜなら、痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものだからです。


痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものです。

間の体は怪我や故障をしたときには、


①血管を開く

②痛みを出す

③発熱する


という3つのプロセスで体を治します。こうやって傷んだ体の部分の血流をふやして壊れた組織を修復してゆくのです。


風邪による発熱についても同様です。

内に菌やウイルスがはいったときには、免疫によってこれらを退治するのですが、この免疫は体温があがったときにもっとも強力になります。つまり、体温をあげて、免疫力をあげることによって菌やウイルスを退治するのです。これは多くの人が恐れるインフルエンザでも同じ事がいえます。高熱がでるということは、それだけ免疫が強力に働いているということなのです。


みや発熱は体の調子を整えるために必要であるということです。


に痛みがでたということは、治癒力が働いて壊れた腰の組織を修復しようとしているということです。


邪で熱がでたということは、免疫が働いて菌やウイルスを退治しているということです。


れなのに、痛みや熱を薬でおさえてしまったら、治癒力がうまく働かなくなってしまいます。いつまでたっても、風邪や痛みがおさまらない。それは薬を飲んで治癒力が働かなくなっているせいです。




20年の不調が1.5ヶ月でよくなりました

「子供の頃から、疲れやすく、眠気がとれない」


 そんな相談を頂いた事例です。
 検査をしても異常はないそうで、自律神経失調症と診断されたこともあるとのことでした。

 さて、体の状態をみると冷え、不眠、食べ過ぎと3重苦な状態でした。
 こういうとき、どこから手をつけるのか?を迷うときがあるのですが、まずは眠れるようにすることに重点をおいて整体を行いました。もちろん全て同時に改善し てゆくことは大事です。しかし、一番の問題点はどこか?を、つきとめて整体をおこなえば、すべてが一気にかわってくるからです。

 その上で、生活において

・冷えをとるために足湯を毎日すること

・食べ過ぎているので食事を減らすこ


 の2点を事を指示します。

 そうやって整体をつづけると、一ヶ月ほどで眠りが改善しました。
 すると予想どおり、冷えや食べ過ぎも解消されました。自律神経のバランスが乱れていたので、食欲がとまらなくなっていたようです。整体をはじめてから 1.5ヶ月ほどで、体調に対する不安はなくなったとのことです。若い方だったのでよくなりはじめれば一気に体はよくなりました。約20年調子がおかし かったのが1.5ヶ月でかわることもあります。


 さて、体調がよくなってから本人がこんな事をいっていました。

「食べ過ぎると確かに体がおかしくなりますね。」

「夜更かししていると駄目ですね。」


 とても当たり前のことです。
 こんな些細なことで・・・、と思うかもしれません。しかし、体がおかしい方はまず自分の生活に問題がないか考えることです。少なくとも20年も付き合うようなものではなかったのはおわかり頂けるのではないでしょうか。




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疲れやすく、眠気がとれない

「子供の頃から、疲れやすく、眠気がとれない」

そんな相談を頂いて事例です。
検査をしても異常はないそうで、自律神経失調症と診断されたこともあるとのことでした。

さて、体の状態をみると冷え、不眠、食べ過ぎの3重苦な状態でした。
こういうとき、どこから手をつけるのか?を迷うときがあるのですが、まずは眠れるようにすることに重点をおいて整体を行いました。もちろん全て同時に改善してゆくことは大事です。しかし、一番の問題点はどこか?をつきとめて整体をおこなえば、すべてが一気にかわってくるからです。

その上で、生活において

・冷えをとるために足湯を毎日すること
・食べ過ぎているので食事を減らすこと

の2点を事を指示します。

そうやって整体をつづけると、一ヶ月ほどで眠りが改善しました。
すると予想どおり、冷えや食べ過ぎも解消されました。自律神経のバランスが乱れていたので、食欲がとまらなくなっていたようです。整体をはじめてから1.5ヶ月ほどで、体調に対する不安はなくなったとのことです。若い方だったのでよくなりはじめればいっきに体はよくなりました。約20年調子がおかしかったのが1.5ヶ月でかわることもあるのです。

さて、体調がよくなってから本人がこんな事をいっていました。

「食べ過ぎると確かに体がおかしくなりますね。」
「夜更かししていると駄目ですね。」

とても当たり前のことです。
こんな些細なことで・・・、と思うかもしれません。しかし、体がおかしい方はまず自分の生活に問題がないか考えることです。少なくとも20年も付き合うようなものではなかったのはおわかり頂けるのではないでしょうか。



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素人判断はやめましょう

「私うつなんです。」
「自律神経がおかしいのです。」

そう相談されることがあります。
どうやってそれを確認したのか?と質問すると、

「ネットでみて。」

なんていう返事がかえってきます。

本気か?と疑いますが、本人はいたって本気だという点が困ったところでしょう。

インターネットでは様々な情報をえることができますが、その情報の精度はそれほど高くありません。

うつ、パニック、不安症、自律神経失調症の判断は、日々そういった方に接している専門家の方でも誤ることがあるのです。
よくある例をあげると、

「うつという診断をされたのですが・・・。」

と来られた方でも、私が確認するとうつと判断するような状態でなく、整体すればすぐに元気になってしまう方の方が多いのです。

ひどい方では、

「うつというほどひどくないね。」

というと、がっかりしてしまう方までいます。どういう事かと思いますが、どうやら、自ら調べてだした判断が違うと言われてがっかりしたり、病気である方が都合がいいという方だったりと・・・。

ネットを情報をとっての素人判断は非常に危険です。病気でもないのに、自分が病気であると判断してしまうことで、本当に病気になってしまうことが少なくないからです。

「○○かもしれない。」

そう思ってもその判断は、自分でしてはいけません。



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