ブログ「日々整体」

血小板が少なくなる体とは?

「子供の血小板がすくないのがなんとかならないか?」

と相談を受けたことがあります。
血小板というのは、血管に傷がついたときに、その血管の傷を塞ぐという役割をしています。これがすくないと血が止まらないという事がおこります。

小さい子供ということもあって、怪我して血が止まらなくなったら大変ということで入院していたそうですが、経過をみるしかなくなっていたそうです。

こういう体の問題で、ぱっと思いつくのは胸椎8番という骨です。
胸椎8番は、わたしは生命力の源だと考えています。ですから、ここが悪いと生きるチカラがなくなると解釈しています。だから、体になんの異常がなくても胸椎8番が悪いと生きる力がありません。老齢の方で、8番が悪いければ命数が尽きていると判断することもあります。

今回の場合は、小さい子供だったので、なんらかの理由で胸椎8番が悪いのではないか?と予測したわけです。

さて、胸椎8番の状態を確認すると、左側に硬結がありました。
硬結というのは、ぷよぷよとしたゼリー状のものだと考えてもらうとよいでしょう。お医者さんが使う硬結という言葉とは全然違いますのでご注意ください。

「おそらくこれだろう。」

ということで、この硬結をとるように整体をしてみました。
その後、血小板の増減のゆれはありましたが、2ヶ月後ぐらいには安心できるぐらいには血小板の量が増えてきたそうです。まぁ、数回整体をしたところで、その子はすごく元気になっていましたから、これは大丈夫だろうとすぐに思いましたけどね。

さて、まれにこの手の難しい病気についてもっと詳しく説明して欲しいといわれることがあるのですが、はっきりいって理屈など私にはうまく説明できません。

私は体を見て、悪いところを探して、そこを整えるということをやるだけです。

「胸椎8番が悪くなったら血小板が少なくなる。」

というほど、人間の体は単純にありません。
もちろんそれなりの経験や知識がなければ、体のどこに問題があるかを見つけられないとは思いますけどね。

さて、今回のケースですが、血小板がすくなくなった原因はほぼ間違いなく風邪薬だろうと考えています。ポイントは2点でしょうか。

1.左の骨盤が開いて交感神経の働きが悪くなっている。
2.胸椎8番の左側に異常がある。

ほかにもそう考える理由はいくつかありますが、風邪薬の副作用でおかしくなっている典型的な状態でした。

風邪はしっかりひきましょう。
そうしないと、このようなおかしなこと、生命力を衰えさせてしまうような事になってしまうのです。



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自律神経を整えることの意味

自律神経というのは、交感神経と副交感神経にわけて考えらるのが一般的です。
しかし、この考え方が大きな誤解を生んでいると思います。そこで、人の1日の生活をモデルに自律神経の働きに置き換えて考えてみます。

朝、目覚めた時には交感神経の働きが高まってきます。
交感神経の働きが悪いと、すっきりと目が覚めません。交感神経の働きがたかまってくると、仕事をしよう、学校にいって勉強をしようという意欲がわいてきます。

「私は低血圧なんで朝が苦手です。」

なんていう人がいますが、それは血圧のせいではなくて、交感神経の働きがたかまりにくいせいです。

ちなみに、ここ1年ほど、朝、目が覚めても体を起こせなくて学校にいけないという相談が増えてきています。たいてい、体には問題がないということで、本人のやる気のせいにされてしまっていますがそうではありません。交感神経の働きがたかまってこないのが原因です。

バリバリ仕事をする。勉強をするとうのは交感神経の働きです。
交感神経の働きが悪いと、前向きな気持ちになれませんし、何かをやろうという意欲も湧いてきません。

「やる気をだせ!」

といくらおしりを叩いても、交感神経の働きが悪い人にはやる気などかけらも湧いてきません。


仕事や勉強にはげんで

「ちょっとお茶しよう。」
「一服しよう。」

ということになれば副交感神経の出番です。
食事や休憩時間になれば、副交換神経が高まってきます。そうすることによって、体と心をリラックスさせて休息と必要なエネルギーの補給をすることができるようになります。

そして、休憩が終われば、また交感神経の出番です。
集中力を高めて、仕事や勉強にはげむためには交感神経が高まっていなければ無理です。副交感神経が優位な状態でよい仕事など無理なのです。

そして、1日の仕事がおわれば再び副交感神経がたかまってきます。
そうやってリラックスした状態を作ることで、夕食をとって、テレビや読書をしたりと、ゆったりとした時間を過ごせるようになります。そして最後は睡眠です。疲れを抜いて翌日に備えることができるよう睡眠をとるわけです。

簡単なモデルですが、1日だけみても、状況に応じて交感神経と副交感神経が役割を分担して体の状態を整えているということがわかることでしょう。

自律神経を整えるということは、単純に交感神経を高めましょう、副交感神経を高めましょうという単純なものではありません。交感神経と副交感神経がそれぞれが状況に応じてしっかり働くようにするということなのです。



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風邪をひかない人の体はボロボロ?

風邪をひかない人の体はボロボロです。

がおかいしと相談にこられる方の大半は風邪なんかここ何年もひいていないということがほとんどです。


「風邪を一切ひかないから丈夫だ。」

「風邪をひくなんて自己管理がなっていない。」


んな事をいう人がいますが、ほんとうはまったく逆です。なぜなら、風邪というのは、究極の自然治癒だからです。どういうことかというと、


に問題が発生したとき、体内にウイルスや菌がはいった時に、体は痛みや熱をだします。


とえば、刃物の扱いにミスがあって、手を切ったとします。すると、血が出てきて痛みを感じます。もし、そんな状態で、痛みがない、血がでない、ということであれば、生物として重大な問題があるということがいえるでしょう。


くの人は、痛みや発熱を早くなくそうと、痛み止めの薬を使ったり、熱を下げる薬を飲んだりします。しかし、これは大きな間違いです。なぜなら、痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものだからです。


痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものです。

間の体は怪我や故障をしたときには、


①血管を開く

②痛みを出す

③発熱する


という3つのプロセスで体を治します。こうやって傷んだ体の部分の血流をふやして壊れた組織を修復してゆくのです。


風邪による発熱についても同様です。

内に菌やウイルスがはいったときには、免疫によってこれらを退治するのですが、この免疫は体温があがったときにもっとも強力になります。つまり、体温をあげて、免疫力をあげることによって菌やウイルスを退治するのです。これは多くの人が恐れるインフルエンザでも同じ事がいえます。高熱がでるということは、それだけ免疫が強力に働いているということなのです。


みや発熱は体の調子を整えるために必要であるということです。


に痛みがでたということは、治癒力が働いて壊れた腰の組織を修復しようとしているということです。


邪で熱がでたということは、免疫が働いて菌やウイルスを退治しているということです。


れなのに、痛みや熱を薬でおさえてしまったら、治癒力がうまく働かなくなってしまいます。いつまでたっても、風邪や痛みがおさまらない。それは薬を飲んで治癒力が働かなくなっているせいです。




20年の不調が1.5ヶ月でよくなりました

「子供の頃から、疲れやすく、眠気がとれない」


 そんな相談を頂いた事例です。
 検査をしても異常はないそうで、自律神経失調症と診断されたこともあるとのことでした。

 さて、体の状態をみると冷え、不眠、食べ過ぎと3重苦な状態でした。
 こういうとき、どこから手をつけるのか?を迷うときがあるのですが、まずは眠れるようにすることに重点をおいて整体を行いました。もちろん全て同時に改善し てゆくことは大事です。しかし、一番の問題点はどこか?を、つきとめて整体をおこなえば、すべてが一気にかわってくるからです。

 その上で、生活において

・冷えをとるために足湯を毎日すること

・食べ過ぎているので食事を減らすこ


 の2点を事を指示します。

 そうやって整体をつづけると、一ヶ月ほどで眠りが改善しました。
 すると予想どおり、冷えや食べ過ぎも解消されました。自律神経のバランスが乱れていたので、食欲がとまらなくなっていたようです。整体をはじめてから 1.5ヶ月ほどで、体調に対する不安はなくなったとのことです。若い方だったのでよくなりはじめれば一気に体はよくなりました。約20年調子がおかし かったのが1.5ヶ月でかわることもあります。


 さて、体調がよくなってから本人がこんな事をいっていました。

「食べ過ぎると確かに体がおかしくなりますね。」

「夜更かししていると駄目ですね。」


 とても当たり前のことです。
 こんな些細なことで・・・、と思うかもしれません。しかし、体がおかしい方はまず自分の生活に問題がないか考えることです。少なくとも20年も付き合うようなものではなかったのはおわかり頂けるのではないでしょうか。




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疲れやすく、眠気がとれない

「子供の頃から、疲れやすく、眠気がとれない」

そんな相談を頂いて事例です。
検査をしても異常はないそうで、自律神経失調症と診断されたこともあるとのことでした。

さて、体の状態をみると冷え、不眠、食べ過ぎの3重苦な状態でした。
こういうとき、どこから手をつけるのか?を迷うときがあるのですが、まずは眠れるようにすることに重点をおいて整体を行いました。もちろん全て同時に改善してゆくことは大事です。しかし、一番の問題点はどこか?をつきとめて整体をおこなえば、すべてが一気にかわってくるからです。

その上で、生活において

・冷えをとるために足湯を毎日すること
・食べ過ぎているので食事を減らすこと

の2点を事を指示します。

そうやって整体をつづけると、一ヶ月ほどで眠りが改善しました。
すると予想どおり、冷えや食べ過ぎも解消されました。自律神経のバランスが乱れていたので、食欲がとまらなくなっていたようです。整体をはじめてから1.5ヶ月ほどで、体調に対する不安はなくなったとのことです。若い方だったのでよくなりはじめればいっきに体はよくなりました。約20年調子がおかしかったのが1.5ヶ月でかわることもあるのです。

さて、体調がよくなってから本人がこんな事をいっていました。

「食べ過ぎると確かに体がおかしくなりますね。」
「夜更かししていると駄目ですね。」

とても当たり前のことです。
こんな些細なことで・・・、と思うかもしれません。しかし、体がおかしい方はまず自分の生活に問題がないか考えることです。少なくとも20年も付き合うようなものではなかったのはおわかり頂けるのではないでしょうか。



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