ブログ「日々整体」

パニックと骨の関係

パニック症候群だという人の相談には大きく分けて3つあります。

1つは、心臓の働きに難がある場合です。
簡単にいうとドキドキと心臓の動きが高まる動悸が起こっているケースです。


panic_hone.jpg
背骨に異常が見つかります。



骨でいうと胸椎4番です。
心臓の働きに関わる交感神経の働きに異常あるわけです。
ただ、こういってしまうと


「この辺りを温めればよいのか?」
「この硬いところを揉んで柔らかくすればよいのか?」


という具合に早合点してしまう人が多いので、あまりこのような説明はしないようにしています。

緊張が起こるということは、緊張する必要があるということです。
つまり、緊張が起こるのは結果であって、原因ではありません。ここに緊張が起こる原因は1つではありませんが、ジャンクフードばかり食べているという人が割合多い印象ですね。なお、メンタルやストレスはあまり関係がないことがほとんどです。食べるのが好きでいつもにこにこしていたような人、すこしぽっちゃり気味の体型の人が困っているのも多いようにも感じます。


2つ目は、呼吸がうまくできない、つまり肺が上手く動かないケースです。
この場合は、肩甲骨がうまく動かなくなっています。肩甲骨の動きが悪くなると肺の動きが悪くなってずっと息苦しい感じが続くようなことが多いといえるでしょう。こうなる原因も、仕事での手の使い方が悪かったり、過去の怪我や病気のせいだったり、生活習慣に問題があったりと様々です。


3つ目は、胸椎8番に問題がある場合です。
整体という技術を通して体をみるとこれが本当のパニック症候群です。しかし、このケースは非常にレアですね。滅多にみることはなく、ほとんどが最初にあげた動悸がおこっているだけです。事故やストレスなどの影響で体の一部に緊張が残っていたりすることも確かにありますが、ほとんどはやはり不摂生が原因です。


パニック症候群というとストレスが原因であると考えたい人が多いようです。
しかし、残念なことにしストレスが原因でないことがほとんどです。こんなボタンの掛け違いで何年も、ヘタすれば一生ひきづってしまうのはずいぶんもったいないことだと私などは思うのですけどね。
関連カテゴリー< 不安症、パニック症自律神経失調症

チェックリストの罠

先日、テレビをみていて久々に腹がたつ番組をやっていました。
元関脇の貴闘力がギャンブルのせいで、人生を大きく狂わせたという内容でした。角界からは追放され、それと同時に家族も失ったわけですから大きな転落といっていいでしょう。

その彼が今どうしているかというと、約10の飲食店を経営する経営者として生きているそうです。怪我で相撲を引退した元力士や、間違いを犯して第2の人生を歩もうとしている人たちの働ける場、人生をやり直したいと考える人達が活躍できる場を作りたいと語っていました。

ここまでは非常によかったんです。
しかし、この後がひどいものでした。彼が身をくずしたのはギャンブル依存症だったということで、彼のこの依存症がもう治ったか?という事を20項目のチェックリストでチェックして専門家が診断したのです。

その結果は、20項目中20が当てはまり、重度のギャンブル依存症であるという診断をくだしていました。彼は5年間まったくギャンブルに手をつけていないにもかかわらずです。

当院でも、

「心療内科でチェックリストによる診断を受けたらうつ病だという診断をされたんですが?」

という相談がたまにあります。
そして、そのような人の体の様子をみるとたいていは確かに元気はないですが、うつ病というほどでもない方がほとんどです。

そして、詳しく話を聞くと、


「最近、親がなくなった。」
「先月、妻がなくなった。」


なんていう事がほとんどです。
大切な家族をなくしたのですから、気持ちが落ち込むのはあたりまえです。チェックリストはそれを病気にしてしまっています。

また、うつというのは自律神経の働きにはっきりとした異常がみられますので体の様子をみればすぐにわかります。それを見もしないで、チェックリストに丸投げしてしまっている専門家がすくなくありません。

さて、インターネットで検索してみると、今回、貴闘力氏が行ったチェックリストはインターネットですぐにみつかったので内容を紹介しておきます。

言いたいことは山ほどありますが、とりあえひとつだけ。
過去のことばかりで

「今どうなのか?」

という質問がひとつもありませんね。
私も競馬がすきでちょくちょく通っていました。ここ10年ぐらいはほとんど馬券を買っていませんがこのチェックリストによると重度のギャンブル依存症のようです。7つ以上があると治療が必要だそうですが、競馬でなくてもパチンコやスロットなど、ちょっとでもかじったことのある人ならおそらく全員ひっかかりますね。



チェックリスト

  • ギャンブルの為に仕事や学業が疎かになることがありましたか?
  • ギャンブルの為に家庭が不幸になることがありましたか?
  • ギャンブルの為に評判が悪くなることがありましたか?
  • ギャンブルをした後で自責の念を感じることがありましたか?
  • 借金を払うためのお金を工面するためや、お金に困っている時に何とかしようとしてギャンブルをすることがありましたか?
  • ギャンブルの為に意欲や能率が落ちることがありましたか?
  • 負けた後で、すにまたやって、負けを取り戻さなけらばと思うことがありましたか?
  • 勝った後で、すぐにまたやって、もっと勝ちたいという強い欲求を感じることがありましたか?
  • ギャンブルが原因で自殺しようと考えることがありましたか?
  • ギャンブルの資金を作るために借金をすることがありましたか?
  • ギャンブルの資金を作る為に自分や家族のものを売ることがありましたか?
  • 正常な支払いの為に「ギャンブルの元手」を使うのを渋ることがありましたか?
  • ギャンブルの為に家族の幸せをかえりみないようになることありましたか?
  • 予定していたよりも長くギャンブルをしてしまうことがありましたか?
  • 悩みやトラブルから逃げようとしてギャンブルをすることがありましたか?
  • ギャンブルの資金を工面する為に法律に触れることをしたとか、しようと考えることがありましたか?
  • ギャンブルの為に不眠になることがありましたか?
  • 口論屋失望や欲求不満の為にギャンブルをしたいという衝動にかられることがありましたか?
  • 良いことがあると2・3時間ギャンブルをして祝おうという欲求がおきることがありましたか?
  • 一文無しになるまでギャンブルをすることがよくありましたか?


関連カテゴリー< うつ不安症、パニック症自律神経失調症

セルフコントロールの話

職場でミスをしたとき、それを上司に指摘されたとき、


「頭が真っ白になってしまう。」
「パニックを起こして冷静さを保てなくなる。」


というような相談を過去に何回か受けた事があります。
こんなものは、ほとんどの人が心の問題だと思うことでしょう。私自身もそうだと思っていました。私だって何かにしくじったり、誰かに怒鳴られたりしたら慌ててしまって落ち着いていられなくなったりします。でも、一呼吸おいて、


「いま、どのように対処すればよいか?」


という事を考える事ができます。
このような気持ちの切り替えができない人を、セルフコントロールができないといったりします。
太っている人やタバコをやめられない人をセルフコントロールができていないといったりします。しかし、禁煙や過食はセルフコントロールとはちょっと切り離して考える必要があるのではないかと考えるようになりました。


「パニック起こしたり、頭が真っ白になる。」


と相談にこられる人たちの体はほぼ間違いなく同じ状態だからです。
どういう状態かというと、


体が弛緩している、ゆるみきっていて緊張感がまったくない


という状態です。
このような状態の方はたいていニートをしているか、精神を病んでいるということにして引きこもっています。引きこもってしまうのは、トラブルが起こった時に頭が真っ白になってしまうのが恐ろしいからだと考えると、セルフコントロールというのがどういうものか見えてきませんか?

こういったことはシンプル化してしまうのは望ましいとは思いません。
ただ、引きこもってしまう人、頭がすぐに真っ白になってしまう人たちは交感神経の働きがひどく悪いという共通点があります。

全ての元気は交感神経が源です。
あらゆる状況にくじけずに適切な対処、対応ができるようになる元は交感神経の働きにあるということです。

「健全な精神は健全な肉体にやどる。」

なんていう言葉があります。
元々はまったく違う意味の言葉の誤訳だったそうですが、どうもこの言葉は生きるということの真理をついているように思えます。体が元気な時は気持ちが前向きになってどんな困難も乗り越えらるというのは、あたり前といえば当たり前です。そう考えれば、整体で自律神経を整えればセルフコントロールができるようになるとうのもあながち的外れではないと言えます。

ただ、整体すれば解決できるようになるか?
というとうちょっと違います。車を運転できる能力があるというのと、実際に運転できるというのは別だといえばわかるでしょうか?なんの練習もなしでいきなり運転できるわけではありません。車の運転など誰でもできますが、教習所などでのてほどきがなければ大半の人が事故を起こしてしまうことでしょう。

整体でできるのは車を安心して運転できるようになることです。
そこから先は、失敗しながら学んでいく必要があります。大半の人は当たり前のようにやっていることです。



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風邪をひかない人の体はボロボロ?

風邪をひかない人の体はボロボロです。

がおかいしと相談にこられる方の大半は風邪なんかここ何年もひいていないということがほとんどです。


「風邪を一切ひかないから丈夫だ。」

「風邪をひくなんて自己管理がなっていない。」


んな事をいう人がいますが、ほんとうはまったく逆です。なぜなら、風邪というのは、究極の自然治癒だからです。どういうことかというと、


に問題が発生したとき、体内にウイルスや菌がはいった時に、体は痛みや熱をだします。


とえば、刃物の扱いにミスがあって、手を切ったとします。すると、血が出てきて痛みを感じます。もし、そんな状態で、痛みがない、血がでない、ということであれば、生物として重大な問題があるということがいえるでしょう。


くの人は、痛みや発熱を早くなくそうと、痛み止めの薬を使ったり、熱を下げる薬を飲んだりします。しかし、これは大きな間違いです。なぜなら、痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものだからです。


痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものです。

間の体は怪我や故障をしたときには、


①血管を開く

②痛みを出す

③発熱する


という3つのプロセスで体を治します。こうやって傷んだ体の部分の血流をふやして壊れた組織を修復してゆくのです。


風邪による発熱についても同様です。

内に菌やウイルスがはいったときには、免疫によってこれらを退治するのですが、この免疫は体温があがったときにもっとも強力になります。つまり、体温をあげて、免疫力をあげることによって菌やウイルスを退治するのです。これは多くの人が恐れるインフルエンザでも同じ事がいえます。高熱がでるということは、それだけ免疫が強力に働いているということなのです。


みや発熱は体の調子を整えるために必要であるということです。


に痛みがでたということは、治癒力が働いて壊れた腰の組織を修復しようとしているということです。


邪で熱がでたということは、免疫が働いて菌やウイルスを退治しているということです。


れなのに、痛みや熱を薬でおさえてしまったら、治癒力がうまく働かなくなってしまいます。いつまでたっても、風邪や痛みがおさまらない。それは薬を飲んで治癒力が働かなくなっているせいです。




夜になると泣き叫んでしまう

不安症、パニック症で困っている方は相当多いようです。
薬を飲んで治療しているがなかなかよくならない。そういう相談が後を絶ちません。今回、紹介する事例も同じような方でした。

2年程度、薬を飲んで治療をしているがいっこうに良くならない。

ということで相談にこられました。
ただ、一時期は外出もままならないようでしたが、多少はましになったので通えるとというので相談にこられたようです。

体の状態を確認すると、背骨や関節を少し動かすだけでもかなりひどい痛みが生じるというありさまでした。夜になると、恐怖から叫び声をあげてしまう。また、寝付きが悪くまったく眠ることができないということでした。

そんな状態だったので、薬としては安定剤と、睡眠導入剤、うつの傾向もあるというこで抗うつ剤もあわせてのまれているというこで、完全に薬漬けになっていました。

これは駄目だろうということで、まずは薬を減らすことにしました。
状況をきくと、薬は飲んでも眠れないということだったので、睡眠導入剤をやめてはみてはどうかと提案してみました。


「どうせ眠れないなら飲む必要ないでしょう。」


ちょっと乱暴に感じるかもしれません。
しかし、辛くなったら飲んだらいいだけなのですし、医師と相談しながらやってみるようにしてみました。飲んでも眠れないというのは本人も嫌と言うほど実感していたので納得もできたようです。もちろん、眠れるように整体で体を整えながらやるのです。

そういうところからはじめて、うつの薬、不安症の薬と3ヶ月ほどで順にやめることができました。12月からはじまって4月ごろには体の状態はかなりよくなっていました。この頃になると、夜は不安ではありますが、不安から叫んでしまうような事はなく、薬なしで眠れるようにもなっていました。

ところが、夏前あたりから様子が一変してきました。
なぜか、体の状態がどんどん悪くなってくるのです。薬なしでは眠れなくなり、それとともに不安が強くなってきました。そして、なぜ、おかしくなるのか?という原因がはっきりとわからないのです。

いえ、原因は体を冷やしてしまっているというのはわかるのですが、どこで冷やしているか?というのがわからなかったのです。本人も気づかないところで体を冷やしてしまっているのです。

結局、これをみつけるのに3ヶ月ほどかかりました。

原因は、エアコンでした。
この方、週に1回勉強であるところへいっていたのですが、そこのエアコンが強すぎたのです。参加者全員が厚着をして参加しているということもあって、春過ぎからエアコンが全力で稼働したいたそうです。本人は凍えながら勉強をしていたとか・・・。

週に1回エアコンがよくきいた部屋で数時間過ごすだけでこんな状態になることもあるのです。

ただ、原因がわかればあとは簡単です。
再び元気になるまでには1ヶ月ほどすみました。体にたいしての不安はなくなり、もう大丈夫ですとうことで整体を終えました。

不安、パニック症でこれほど時間がかかったのはじめての経験でした。
こんな事で体を壊すこともあるというのは知っておくとよいでしょう。何をやってもよくならない人は、たいていこういう落とし穴にはまっています。



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