ブログ「日々整体」

今年の梅雨は四十肩

5月末から、


「腕が上がらない。」
「手首が痛い。」


という相談が増えています。
毎年のように今年の梅雨は辛いねという話をしているような気がしますが、今年の梅雨は腕の動きに大きく影響がでているようです。

梅雨になって腕の動きに影響がでるということにピンとくる人はほとんどいないでしょう。
でも、人間の体ってそういうものなんですよ。具体的にいうと、湿度が上がることで、酸素が薄くなるのですが、その時、無意識に息を強く吸い込もうとします。その結果、頭の緊張が強くなるのですが、その影響が今年は極端に腕の動きにでるようです。

息を強く吸い込んでいると、リンパの活動が活発になるので、はれぼったいぼーとした感じになる人も多いはずです。頭、首、腕にかけてなんだか腫れてている感じがしているのじゃないでしょうかね。で、そうなると当然熱がでる人もいるわけで、


「コロナに感染したかも?」


と戦々恐々としている人も多数いることでしょう
まぁ、症状が軽い人だと、目がぼやけるぐらいで済むでしょうけどね。


症状で、体の状態を判断するとろくなことがありません。
例えば、雨が降るからといって、


「大気に異常事態が起こっている!」


なんて事を言い出す人はいないわけです。
人間だって、生きて生活してりゃ、腕が痛くなったり、熱がでたりするわけで、そんなものにいちいち、一喜一憂していたらダメなんですけどね。


「雨が降ったら、家で過ごすとか、傘をさす。」


やることはそれだけです。
人によっては大雨になって洪水おこしたりしちゃうこともありますが、どの程度の雨が降っているかは体の様子をよく観察してみることです。まぁ、私へ相談するぐらいだと、たいてい腕がまったくあがりませんみたいなことになっていますけどね。
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6月7日 品川 再開します。

6月7日(日)より品川の整体を再開します。

すでに予約の受付を再開しています。
希望される方は電話にて申し込みください。

ちなみに、この予約の申し込みですが、IT化できるならしてしまいたいですね。
時間の管理が結局、人力になるもんで簡単に自動化できません。システム組んだりするとそれだけで10~30万はかかるでしょうか?
なんて事を考えていたら、会議室の空きを管理するみたいなアプリはあったような気がしますね。うまいこと使えないか確認してみようと思います。
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生存する意識 植物状態の患者と対話する

『生存する意識 植物状態の患者と対話する』 
エイドリアン・オーウェン著 柴田裕之著 みずす書房


という本を読んだので紹介しておきたいと思います。
ポイントを最初にあげてしまうと、

・植物状態と言われる状態になった人でも一部には意識を保っている人がいる
・植物状態になった人で安楽死を望む人は7%程度

という2点です。

植物状態という事を判断するにはいくつかの試験があるそうです。
目をつむるとか、手を動かすとか、外部からの刺激に反応するとか、そういう検査項目をいくつかこなして反応がないというときに植物状態として判定するそうです。

しかし、実はそのような状態でも2割程度の人は意識を保っているのだそうです。
まれに回復することがあるのはそういうケースのようですね。具体的には、脳の働きに問題が起こっている訳ですが、その働き具合をfMRIという設備で脳内の血流を観測することで把握するのだそうです。


私の感覚からすると意識というのは脳の働きによって生まれるものではありませんから読み始めてすぐに違和感を感じ始めていました。ただ、本を読むのにいちいち反論していては面白くありませんから、著者である医師の考え受け入れながら読んでいくのですけどね。


最初、写真を見せたり、音を聞かせたりした時に脳にどのような反応がでるかから研究が始まります。
著者の元奥さんが植物状態になって、彼女が研究対象になり、どうも意識があるのかもしれないなんて事に気がつくわけです。彼女はその後、回復して通常の生活に戻るわけですが、植物状態であったときの記憶がすべて残っているということでした。

眉1つ、指の1本も動かせない訳ですが、医師や看護師にどのような事をされたかを記憶していてます。検査器具を体の中に何回も突っ込まれたそうですがそれがかなり痛くて辞めてくれとずっと思っていたのだとか。コミュニケーションをと一切とれない状態でも意識ははっきりとしているそうで、介護の現場、認知症なんかでも、意識はしっかりしているけどそれを表現できなくなっているだけなんていうケースがもしかしたらあるのかもしれません。


研究が進むと、

・Yesの場合は、テニスをしているところを想像する
・Noの場合は、家の中を移動しているところを想像する

という方法で脳の反応が明確に変化する事がわかります。
二択でのコミュニケーションがとれるようになった訳です。それで、植物状態の人が安楽死を望むかと質問するとほとんどの人は望まなかった訳です。

この事について、回復した方と医師との間で行われた会話が紹介されていました。


「絶望することはなかったのか?」


という問いに対して


「いつか元に戻るという事がわかっていた。」


というような返事で、非常に興味深いでのす。


私の認識でちょっと説明してみようと思います。
脳というのは、身体感覚の情報を効率的に管理するためのものです。ですから、意識というものがどこに宿るかというと、脳ではないと考えています。

だから、例えばルパン対クローンというアニメの映画で、ルパンの宿敵であったマモーが脳だけの存在になっていましたが、そういうことは起こり得ないと考えています。なぜなら、脳に意識というものがあるわけではないからです。

過去のSFなんかでも、未来の人類は脳と目と指先だけの存在になっているとういものがありましたよね。モニターをみてスイッチを押すという動作さえできれば生存できるという訳です。

それで、安楽死を望むという意識はどこから来るものか?
おそらくですけど、未来に対して希望が持てないときではないかと思います。それで、よくいう話ですが、人間は心配、不安を感じたときに胃が収縮するという運動を起こします。そして、もしその運動ができなくなっている状態のときに、

「安楽死を望むか?」

と質問すると、おそらくのぞまないのではないでしょうかね?

植物状態というのは、栄養を無理やり体に注入している状態ですから、胃が健全に働いていませんので、心配するということができない状態だというわけです。

想像してみてくてだい。
体を動かすことだけでなく、手足をまったく動かせない、眉ひとつ動かせない、他人から声をかけられてもそれに答えられない、自分に意識があると周囲の人は思っていませんし、それを伝えられない状態です。それを本人に聞かせるかどうかは別ですが、医師も回復の見込みはないと判断している。

そんな状態で、自分が回復できることを確信できるでしょうか?そして、その状態で安楽死を望むか?と問われたとに、


「ずっとこのままの状態が続くのであれば・・・。」


と考えてしまうのじゃないでしょうかね?
ところが、実際にその状態に陥ってから回復してきた人たちは、そのような心配や不安を感じていなかったようなのです。

それで、こういう考えが頭にあると、認知症の人に対する接し方や介護について考え方をあらためていった方がいいのじゃないかなと、私はそんな風に思いましたね。

本来は、医学者の研究の成果とその過程をまとめたものです。
基本的には、意識は脳に存在しているという考えがベースにあるので、異論をはさみたくなるは私のような人間はかなり少ないと思いますけどね。

英文がかなりストレートに翻訳しているのでちょっと読みにくいと感じるかもしれませんが、知的好奇心をこれほど満たしてくれる書籍というのはなかなか他では見当たらないと思います。






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ホリエモンを救え!

先日、堀江貴文氏に対して不吉な予言をしてしまいました。
亡くすには惜しい人ですから、救わねばいけません。それで、今日、息子と二人で書店にいったら堀江貴文著の東京改造計画が売っていましたので、ここにヒントがあるかもしれないと思って購入してみました。

読み終えるのに、1~1.5時間程度でしょうか。
以前に彼の本を読んだのは、ライブドアのCEOをやっている時に書いたもので、合理的を通り越して、随分と殺伐とした表現をする人だなぁと、そんな感想でした。

それが、この東京改造計画では一変していますね。
随分、私の心に訴えかけてくる内容です。テレビやマスコミだと、彼の毒のある部分しか表にでてきませんから、もしテレビでの印象しか持っていない人であれば、この本に書かれている内容との差にかなり驚くかもしれません。


東京改造計画を読んで、キノの旅という小説にある「船の国」という話と同じだなぁと感じました。私はアニメでみたんですけどね。


その国は上からみるとスタジアムのような形をした船で、ずっと海の上を航海している国です。
そこへ旅人がやってきます。旅人は、この船の国に東の国にまで乗せていって欲しいと頼み、船の国の指導者はそれを了承しました。

数日たって旅人は気が付きます。
船の国では国民たちの食事がとても貧しい事、そして船の国が崩壊をして沈み始めていていた事に。ほおってはおけないと、旅人は国の指導者へ、


「このままでは船の国は海に沈んでしまうので、航海を辞めて陸での生活をしなくてはいけない。」


伝えますが、指導者たちは、


「断ったらどうするのだ?」


と問い返します。
旅人は、その問いに対して、


「私が代わりに指導者になる。」


と答えました。
すると指導者は、やってみるがいいと姿を消してしまいました。

旅人は船の国を陸につけて、船の国の国民たちに、船がもうすぐ沈んでしまうことを伝え陸で生活するようにいいました。しかし、国民たちは、


「いままでずっと幸せに暮らしていたのだから、これからもずっと幸せに暮らせるに違いない。」


そう言って、上陸を拒みました。
結局、旅人は国民たちから仲間はずれにされていた女の子をひとりだけしか助ける事しかできませんでした。


今の日本と全く同じ状況で、ホリエモンは都知事選で落選したら若者を全員連れてどっかにいってしまうのじゃないでしょうかね。



先日、紹介したホリエモンと西郷隆盛の人生の比較(ホリエモンは来年に破滅するか?)ですが、人生12年周期説というのがあってそれで説明するとわかりやすいでしょうか。
1年が12ヶ月、時間が12時間、干支が12、そんな具合に12という数字は人間にとってとても重要な数字です。13という数字が忌み数とか不吉な数字と言われるのは、12から1へ戻るタイミングをうまく乗り切るのが、人生を上手に生きるコツだからですね。人間の内面の成長が12年周期だからと説明されることもありますし、経営者なんかが集まる勉強会に参加すると、普通にこういう周期について話すことがあります。占いなんかにはたいていこの周期の考え方がはいっていますが、一般の方向けにわかりやすく落とし込んだものの代表が動物占いというやつですね。

もういちど、先日のやつを載せておくと、


    西郷隆盛              堀江貴文
13歳  元服              パソコンとの出会い
23歳 師となる島津斉彬が藩主になる
24歳                  オン・ザ・エッジ起業
25歳 斉彬の御庭方役に抜擢
28歳                  ライブドア上場
30歳 斉彬の死、大島潜伏
34歳 島流しにされる            逮捕
37歳 薩長同盟
39歳 大政奉還             収監
40歳 江戸無血開城
41歳                       釈放
48歳                  都知事選出馬
49歳 西南戦争、死去             ?


という具合に、12の倍数の年齢で大きめのイベントがあるのがわかるでしょうか?

司馬遼太郎の小説によると、晩年の西郷隆盛は、すべてを公の議論で決すべしという考えを貫こうとして、大久保利通や伊藤博文といった明治政府の中枢の人間と本心を語り合うという事をしなかったのだとか。富貴になったからには、清廉潔白である事が大切であると考えていたため、水面下で交渉するということを完全に辞めてしまったそうです。それで大久保や伊藤と意見があわなくなって官職を辞めて薩摩に帰ったわけですが、多くの人は、


「西郷は反乱を起こすに違いない。」


と思ったそうですね。
西郷にその気はなかったようですが、西郷はやはり本心を語らなかったので勘違いした若者が暴発して西南戦争がはじまってしまった訳です。開戦のときに、西郷は、


「この身をあずける。」


と、一言だけいったのだとか。
まぁ、小説の話なので、本当のところは違うかもしれませんけどね。

周期が1周するときには価値観や考え方を変えるような出来事が必ず起こります。
西郷隆盛はそのタイミングで、地位にふさわしい人間になろうとしたのだけど、世の中とか時代の変化にはうまく歩調を合わせる事ができなかったのかもしれない、理想が高すぎたのかもしれないなんていうのが、私の分析と解釈ですかね。こんな事をいったら薩摩の人に怒られるかもですが。

ご自分の人生も振り返って12年周期で考えてみるといいでしょう。
たぶんハマるはずですので人生がうまくいかないと思う人は年表を書いてみるといいかもしれません。前後2年ぐらいのズレはあると思ってみるようにするといいですね。

それで、ホリエモンなんですがちょうど次の12年のサイクルがはじまるタイミングです。
新しい事をはじめるにはちょうどいいタイミングなんですが、西郷隆盛のように方向を誤ると大怪我をしてしまいます。それで、大丈夫だろうかと心配していたわけですが、この東京改造計画を読むと大丈夫なような気がしてきました。私なんかより、よほど先の事が見えているような気がするので多分死んだりはしないでしょう。




ちなみに、私はホリエモンと1年違いなんでほぼ同じタイミングなんですよね。
それで、12年の人生のライフサイクルを判定してくれる春夏秋冬理論というのがあるのを思い出しました。もうかれこれ15年ほど前に知ったのですが、再確認してみると、


9月1日生まれのあなたへ

研ぎ澄まされた「思考力」を贈られて生まれてきたあなた。
緻密に計画を立て、きっちり実行していく完璧主義者です。
自分の人生を思い通りにプロデュースすることが課せられた人生のテーマ。
自己管理と努力で実力をつけていくので、自ずと結果はついてきます。
失敗を恐れ、自分にも人にも緊張感を与える面は注意が必要。
感情に素直になることで見えてくる世界にも期待があることを忘れないように。

同じ誕生日の有名人
●土田 晃之(タレント)
●小澤 征爾(指揮者)
●三浦 理恵子(女優)


とのことでした。
失敗を恐れというところが非常に耳が痛いですね。私はいつも何かの心配をしていていますから。

自分が今、どのあたりの周期にいるかという季節判定もできますので、興味があれば覗いてみるといいでしょう。ちなみにホリエモンの誕生日は1972年10月29日なんで、都知事選にでるには絶好のタイミングというのが、ここの季節判定で見てとれます。






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血圧と認知症の関係 Youtubeをはじめました

動画になんて絶対に手を出すものかと思ってました。
しかし、世の中がそれを許さなくなってしまいました。変化せず、ずっとあるがままに生きていくつもりだったのですが、人生はなかなか思い通りにいかないものです。


 
 統計のデータは厚生労働省の患者調査の概況より

高評価およびチャンネル登録をお願いいたします。
なにぶんはじえめてなもので、うまくいったのかどうやらよくわかりませんが、今後、は普段から発言しているような事を検証しながら動画にまとめていきたいと考えています。

薬で血圧を下げている方は、頭骨が固くなっています。
たぶん、脳にあがってくる血液が足りないので頭骨を引き締めることによって血の流れを吸い上げようとする力が働いているのだろうと考えています。たいていの場合、不眠になる、眠りが浅くなるというのまず最初に感じる自覚症状です。

この事を医師に相談をすると、睡眠導入剤を増やしましょうという具合に利用する薬が増えていきます。
睡眠導入剤は私の手の感覚では、肺に入る空気の量を少なくする薬です。逆に感じるかもしれませんが、人間は酸素が足りなくなると意識を保つのが難しくなってくるのでしょう。この状態は睡眠とはいいませんから、睡眠導入剤を使って眠っていると、

「寝た気がしない。」

という方が多いですね。

意識を失っているだけで十分な睡眠がとれず、血の流れる量も少なくなるということになってその結果、様々な病気のきっかけになっているのではないかと考えています。




において、血圧をむやみさげることが得策ではないということが報告されています。
これ以後の調査や研究を私は見つけることができていません。しかし、WHOによって目標とする血圧を下げるよう喚起がされつづけて、血圧の基準はどんどん下がり、昨年2019年にはさすがにこれ以上さげるのはまずいと思ったのか基準が厳格化されて、正常だけと高血圧というような謎の表現がふえいたりします。


年配の方の場合は、めまい、頭痛、イライラ、不眠などに化けていることがおおいでしょうか。体の様子をみていると、血圧は低いければ低いほどいいというのは誤った認識ではないかと私は感じています。


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