ブログ「日々整体」

専門家の話はトイレにでも流してしまえ

電話をかけてきて、


「○○なのですが、そちらで見てもらってよくなりますか?」


と、よく聞かれる訳です。

でも、これって非常におかしな質問です。その理由は、


「それは、いったい誰に言われてそう判断したのですか?」


という私の答えでわかってもらえるでしょうか?

それに対する質問者の答えはだいたい、


「お医者さんに言われて。」

「自分でインターネットで調べて。」


の2通りです。


私は言いたいわけです。


「なんで私が治せない人の考えや説明を前提に考えなければいけないのですか?」


と。


新型コロナウイルスなんかを例にするとわかりやすいでしょうか?

PCR検査で陽性がでても大半の人は無症状です。でも、一部の人が重症化するという事で多くの人が不安を感じているのでしょう。


しかし、私にしてみれば、たぶん心配はいらないだろうと考えています。

なんでかというと、重症化する人がどういう状態の人かは見分ける事ができるだろうと思うからです。残念ながら、実際には未だに1人もみていませんので推測でしかありませんが、


・免役の暴走が起こる

・高血圧、糖尿の人に重症化が起こる

・肥満の人が重症化する

・高齢者にリスクが高い


という所から考えてたぶんあっているだろうと思います。


新型コロナウイルス重症化のポイントは、頭骨の硬直です。

より直接に表現するのであれば、脳幹の緊張であろうと考えています。これは上記のポイントすべてにあてはまる事項です。


頭部、脳幹に硬直が起こる理由や原因なんていうのを説明しはじめると本を1冊書いても足りないですし、私もまだまだ研究中という状態だから今はおいておきます。ただ、わかりやすいところで、アルツハイマー、認知症の発症と、新型コロナウイルスの重症化について、年齢別にグラフを書いてみるとほぼ同じ傾向がでているのじゃないでしょうかね。


つまり、20~30代の人で新型コロナウイルスに対して恐れている人は、


「アルツハイマー症になるかもかしれない。」


と怯えているのと同じ事になります。

バカバカしいと思いませんか?もちろん、アメリカやヨーロッパなど、死者の多い国もあって、違う様子や傾向がでているかもしれません。ただ、少なくとも現状の日本においては、ほとんどの人は心配いらないとみて問題ないと思いますね。


「20代でもアルツハイマー症を発症する人がいる!」


とかいって不安をあおってくる専門家がいたらどう思いますか?


ついでに述べておくと、


「感染発症した後の、後遺症が怖い。」


という意見をちらほら見かけますね。

味覚や嗅覚がなくなってしまっている人がいるそうです。こちらは医療という技術の問題である部分が大きいと思いますね。


子供のころに副鼻腔炎や中耳炎の治療をした人に、頭骨に深刻な問題を起こしている人がいます。

そういう人が、新型コロナウイルスで発症すると味覚、嗅覚に問題が起こる事があるというのが一つ、もう一つは、新型コロナウイルスの治療にかなり強烈に炎症を押さえるという薬を使っているのじゃないでしょうか。例えば、アビガンとかいう名前をよく見かけますけど、そういう類いの薬を使いすぎ、効かせすぎると頭部の硬直が強くなって味覚や嗅覚に問題を起こすという事があるのじゃないでしょうかね。


それで、後者の場合は特に要注意で、発症して症状が収まった後、味覚や嗅覚が消失しているという人が再び発症すると重症化するケースがでてくるかもしれません。これから気温が下がってくると、そういう人が現れてくるかもしれないと、ちょっと気にしています。


「またマスコミが大騒ぎするのかもしれない。」


なんて、私は思っている訳です。


ただ、後遺症なんか残ってもケアをしてあげればそんなものは解消できるだろうし、適切なケアをしておけば再発症で重症化する事もないだろうと考えています。


念押ししておきますが新型コロナに感染発症した人の体の様子を見たわけではありません。

ただ、公開されている情報から判断するに、当たらずとも遠からずだろうというぐらいの確信めいたものはあります。当然ですが、体のどういう部分に注目してケアをしておけばいいかも見当がついています。


もちろん、この考えを押しつけるつもりはありませんし、一通りの感染症対策はきちんとやっていますけどね。


ただ、医者や他の専門家の理屈や解釈をを前提にしてしまうと、


『私とは話が噛み合う事がない。』


という事は理解してもらえるのではないでしょうか。


話を最初に戻しましょう。

医師に頭骨の状態、脳幹の緊張状態を確認して、それから私に電話してくるのであればまだ噛み合う余地はあります。しかし、


「新型コロナウイルスは感染すると死に至る事もある恐ろしいウイルスです。」


といっている奴の話なんぞ、猫の手ほどの役にも立たないから、そういう情報はトイレにでも全部流してしまってから電話してくださいという事です。

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考え方の問題か?

「自分の考え方に問題がある。」

整体にこられた人が口にするセリフで、これほどうんざりさせられるものは他にはないかもしれません。


私が知る限り、こういう言葉を最初に言い出しのは医者です。

「検査をしても何も問題ないからあなたは健康で、不調を感じるのはあなたの考え方に問題があるからです。」

というような使われ方をしていますね。
まぁ、最近は突き放すようないい方がよくないと思ったのか、そこにビジネスチャンスがあると思ったのか知りませんが、心療内科が幅を着替えるようになってきましたけど。


確か、たまたま見たドラマで天海祐希が医者の役をやっていたのですけど、そのエンディングのシーンでこういう話をしていたのが妙に記憶に残っています。

水筒に水が半分入っているとして、その時に、

「もう半分しかない。」

と考えるか、

「まだ半分もある。」

と考えるかで健康状態が変化するという説明をしていました。

覚えているのは、多分、

「あほやな。」

と思ったからでしょう。

理由は簡単で、水筒に水が半分あるなら、

「水筒には水が半分入っている。」

と考えるのが適切な判断です。
その上で、状況によって考えが変わってきます。

例えば、水筒に水が半分の状態で砂漠を50kmほど歩かなくてはいけないという状況であれば、

「もう半分しかない。」

と考えるのが適切な判断でしょう。
この場合、真っ先に考えなくてはいけないのは飲水の補給です。目的地を目指すことは、後回しにしなくてはいけません。こんな状況で、プラス思考が大切だからと、

「まだ半分もある!」

とか、やっていたら間違いなく脱水を起こして途中で力尽きるでしょうね。


一方、大阪や東京などの都会で現金を十分に持っているとしましょう。
その状況で、水筒に水が半分はいっているとします。その状況で、

「もう水が半分しかない。」

とか言っている人がいたら、いったい何をいっているのだと思うでしょう。
深読みするなら、なにか特別な水が必要なのかと考えるかもしれませんね。水の補給など、コンビニなり、スーパーなり、自動販売機なりでいくらでも可能です。水筒など持っていないほうが軽快に行動できるというものです。

当然、この状況であれば、

「まだ半分もある。」

と考えるのが適切でしょう。

まぁ、この話でわかっていなければいけないのは、特定の状況でお医者さんの言う通りプラス思考なんてやっていら死ぬことがあるということですね。


それで、先日、

「私の考え方が悪いからめまいがするのです。」

なんていっている人がいました。
それで仕事がうまくすすめられないのだけど、周囲の人から、

「そんなものはおまえの考え方が悪いからできないだけ、甘えているだけだ。」

なんて言われて、

「そのとおり。」

と、納得しているのです。
それじゃあ、私のところになんてきていないで、精神修養でもして考え方を矯正すればいいじゃないかと思うわけですけどね。

ただ、一つだけ言わせてもらいましょう。
この考え方についての発想なんですが、医者が体についてすべての事を見通す神の目をもっているという前提でしか成立しません。診察しても、体の状態をうまく説明できない、解決の糸口を見つけることができない時に、

「そんなのはあなたの考え方が悪いからです。」

と発言していると考えてみてはいかがですかね?
考え方をちょっと変えれば解決方法は見つかったりすることもあるんですけどね。





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Amazonでときめきを探してみる

「ときめきを探しなさい。」


といつもお話しています。

探し方はいろいろあるのですけど、書店をまわるといいですよとすすめています。

ただ、最近の書店は売れ筋をタダ並べているだけで面白くないところがほとんどです。店には書店員がおらず、いるのはただのアルバイトだったりします。


それで、アマゾンでときめき探しができないかと試してみました。

アマゾンは、購入履歴から興味を持つであろう書籍を表示してくるので、ときめき探しには向いていません。ときめきを感じるのに手っ取り早いのは経験がない新しい事だからです。


そこで普段は見ることのない、ランキングをチェックしてみました。

1位は、


「本能」を知れば、もう振り回されない!恋愛&婚活以前の 男のトリセツ


という本でした。

かなり良心的なタイトルかもしれません。男性に振り回されて恋愛がうまくいかない女性に向けて、男性の気持ちを理解できるようになるものであれば良書といえるでしょう。


ついでにいうと、女性を振り回す男性は、振り回しても大丈夫な女性を必ず選びます。

恋愛の対象として選んではいけないタイプなのですけど、そういう男性を選んでしまう傾向のある女性が必ずいるので成立してしまいます。振り回したい男性と振り回されたい女性が付き合う訳ですから、それでいいといえばいいのですけどね。しかし、振り回したい男性は浮気や二股をするのが平気な傾向があるのでいい恋愛にはなりにくいのです。そういう事が書いてあればかなりいい本かもしれません。


私が男であるからでしょうけど、ときめきはまったく感じません。


2位

ジャパネットの社員が毎朝実践する ロングブレス 1週間痩せプログラム


ダメな本の典型です。

『1週間で』といった具合の、数字には人を惑わせてしまう事があります。私にはほぼない感覚ですが、


「1週間ぐらいなら。」


と思ってしまう人が一定するいるからです。

ジャパネット社員はスタイルのいい人が多いのでしょうか?私には根拠が不明です。


ダイエットってなんでしょうね?

1週間で痩せる事がダイエットだといってしまうと問題がありますね。女性がダイエットしたいということであれば、魅力的な女性になる事ではないかと思います。


1週間で魅力的な人間になれるか?

体の内と外、両方を時間をかけて磨いていく事を説く内容ではないという事は明白ですからときめきどころか、典型的なダメ本でしょう。


4位

「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考


東大というブランドにあやかった本ですね。

たぶん、中身は東大とはなんの関係も関連もないと思います。


研究分野の荒廃が進んでいるという話は10年ぐらい前から耳にするようになりました。

学者は、時間をかけて探求するという事をやめて、すぐに結果の出る目先の研究ばかりに労力を裂くようになったそうです。最近では、ノーベル賞なんかも中身スカスカだという批判も聞くようになってきました。人類に進歩をもたらすような研究は時間がかかるので誰もやらなくなっているそうです。また、平成の30年間で、哲学や文学の分野にまともな学者や作家は誰1人として誕生していないそうですね。


で、東大は今その最先端に位置している大学です。

たまにテレビなんかででかける東大教授の発言なんて中身が軽すぎて聞くに堪えません。一方、京大、阪大あたりにはまだ面白い教授がいるようですけどね。


東大というワードにひっかかるような時代錯誤な頭であればときめきを感じるかもしれませんね。


13位

発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47


発達障害という言葉を生み出した人間は死刑にしてしまっていいと思うぐらいの罪悪だと考えています。

発達障害と言われている小学生何人かに接して感じる事は、彼らがみな高い知性をもっているという事です。丁寧にみていくと知性の発達が遅れている子供も本当にいるかもしれませんけど、99%は違うだろうというのが私の感じている事です。


ワンピースというマンガがあってその登場人物は悪魔の実を食べて特殊な能力をもっています。

それで、その中に、ピカピカの実を食べて体が光に変化する光人間と、ヤミヤミの実を食べて体が闇、ブラックホールに変化した闇人間がでてきます。それで、


「その2人が戦ったらどういう戦いになってどういう結果になるか?」


という事について発達障害と言われてる小6の2人に説明したら面白がって聞いていました。高校で学ぶ程度の物理学の内容になるのですが、ちゃんと理解していましたね。


話していてわかるのは、彼らは知性が高くて学校での妙な決まりや行動に疑問を持つという事です。

それで、その疑問を教師に投げかけると、発達障害というレッテルを貼られてしまうようです。結局のところ、子供と正面から向き合う事のできない、力量の足りない教師が自己弁護をするために発達障害という言葉を使っているだけのようです。


本人と親がそれを間にうけるからこんな本が売れるのでしょう。

親バカならぬ、バカな親のせいで子供が存在しないコンプレックスを抱えてしまう訳です。こんな阿呆な事がまかり通っているのをみていると義憤が沸いてきますね。


19位

DVDでよくわかる!120歳まで生きるロングブレス


いったらあかんと思いますけどゴミです。


25位 ヒロシのソロキャンプ ~自分で見つけるキャンプの流儀~


お笑い芸人のヒロシです。

生きにくそうにしている人に、いつも彼の生き方を手本にするようにすすめています。別に、彼自身と話したことも、考えを聞いたこともありませんけど、彼の生き方は多くの人に手本になると感じるからです。


どうやら私はヒロシにときめいたようです。

キャンプに興味はなかったのですが、読んでみたらキャンプをやってみたいと思うかもしれません。こういう本をきっかけに新しい事に挑戦してみれば、ときめき度はマックスに振り切ったりするという事を、私は経験から知っていますね。


書店でもアマゾンでも探しようによってはいくらでもときめきはみつかるものだと思います。

注意するのは楽しそうとか面白そうというのと、ときめきはまったく違うという事ですね。最初はうまくいかないかもしれませんが、ちょっとづつ試していけばときめきへの感性が高まってくるはずです。


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子育ての成功と失敗を判断する方法

整体にこられた方から、

「子育てに失敗した。」

それで後悔をしている話をうかがいました。
子供が3人いるそうですが、ついつい世話を焼きすぎて、子供が自分で身の回りの事をまったくできないのだそうです。

それで、お子さんの年齢を聞くと、一番上が中3ということでした。
私は、

「それなら、子育て失敗の判断はまだ早い。」

と答えました。

私の同級生には、同様に母親があれこれと世話をやいてくれるので家事をまったくできないという奴がいました。奥さんと話す機会があったのですが、出産で入院したときに、

「うちの旦那が、ゴミを捨てれるようになった。」

と、自慢されました。
ゴミぐらいで何をと思いましたが、母親によっては、

「男が家事をするのは恥。」

みたいな認識を植え付けられる事があります。
ある種の教育ですが、深層心理にすり込まれてしまうとゴミ捨てをすることを恥だと考えるようになります。すると本当にゴミを捨てる事ができなくなります。

合理的に考えるなら、ゴミ捨てなんぞゴミ袋をゴミ捨て場にもっていくというだけの行動です。
しかし、深層心理で拒否をしてしまうとできなくなります。最近だと、テレビで延々と新型コロナウイルスが恐ろしいとすり込まれてしまって、合理的、理性的な判断ができない人がほとんどですね。

なかなかわかりにくいかもしれないので、異性の好みで考えてみてください。

「生理的に受け付けない。」

そういう異性っていませんかね?
所得がそこそこあって、ルックスも悪くない、性格だって人並みといっていい人なのだけど、どうしても受け付けない。そういう異性を、いい人だからと、紹介されたとしても、付き合っていずれは結婚みたいな事になるかというと、まず無理であろうと思われます。

なぜかというと、最初に述べた通り生理的に受け付けないからです。
こういうのは、本能的に拒否をしてしまう要素を相手が持っていたりする事で起こったりします。例えば、子供の頃にいじわるされて辛い思いをさせられた相手に目元がよく似ているとかいった具合でしょうか。これは本人の顕在意識のもので、意識に浮上してくるわけではありません。潜在意識の中で辛い気持ちを思い起こさせてしまうけです。こんな具合だと、生理的に嫌われる側には何の問題もなく、普通は対処のしようがないかもしれません。

こういう時には脳を洗う、いわゆる洗脳というのが必要になります。
洗脳というと、ある種の思想や考えをすり込むという印象のある言葉なのですが、本当は文字通り脳を洗うという意味で、誤った認識や考えをニュートラルの状態に戻すという意味ですね。

私が知っているケースだと、嫌悪感をもったまま結婚して10年ぐらいかけて相手の男性のイメージを上書きすることで洗脳したという話があります。その女性は、結婚して10年たって相手の男性を愛せるようになった途端に、その男性が病気で亡くなって、さらに深い傷を負うなんていうオチがついていましたけど。

話がそれました。

それで、中3の男の子が、家事ができないとか、家事は恥だみたいなことがすり込まれているか?
というと、おそらく違うでしょう。単に、これまで経験がなかったし、興味もなかったのでできないだけだろうと思われます。

この状態で、

『子育て失敗』

と判断するのは早計ですね。

私は、

「子育ての結果というのは、連れてきた嫁さんによって判断されるべきものだ。」

とアドバイスしました。もちろん、女の子だったら旦那ですけどね。
どういう人間を人生のパートナーとして選べるか?人間としてもっとも大切な要素の1つだと思います。子育ての結果は、短期間で判断するべきではなくもっと長いスパンでみてあげなければいけないと思いますね。

また、

「女の子は、体の成長、時間とともに精神も成長するのだけど、男の子の場合は精神の成長はある日突然起ここります。男の場合、なにかしらのきっかけである日、突然に変化する。その機会は必ずやってくるのでその変化をまってあげないといけない。」

と、さらに付け加えました。
男はいつまでも子供で、女の方が、大人びるのが早いなんていうのはこういう事が理由ですね。

ついでに、加えとくと、男の子はこの変化のタイミングで父性を必要とします。
この時、父親がしっかりしていないと、男の子はぐれてしまったり、腑抜けになってしまいます。父親が背中を見せる必要があるのは実はこの時だけです。もしいない場合は、日本だと、先輩だったり、学校の先生だったりが父親の役割をもめられます。

子供が父性をもとめている様子は私の世代だと金八先生のドラマがわかりやすいですかね。
校庭をバイクでバイクで走り回って、ガラスを割って、父親を求める様子をドラマ化したのがこのドラマです。
で、話していて気が付きましたが、金八先生が流行っていたころ、父性をもとめていたのに与えられなくて、腑抜けになった世代が、今、政治家をやっていたり、企業のトップにいますね。新型コロナウイルスの対応がうまくできないのは当然の事といえるでしょう。子育ての結果は、ウイルスが蔓延した時の対応でもわかるわけです。今、マヌケな事ばかりやっているのは、彼らの両親たちが子育てに失敗したからでしょう。
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べきを使いはじめる

禁句にしている言葉がいくつかあります。
その中の一つに、

「~するべき。」
「~であるべき。」

という具合に、『べき』というのがあるのですけど使い始めるようになってきました。
この事に気が付く人がいるとは思えませんが、最近、書いている文のところどころにでてきています。ただ、もしかしたら文の印象がちょっと変化しているかもしれません。

今までであれば頭に浮かんで来る事はありませんでした。
万一、浮かんできて打ち込んでも必ず書き直していました。それが、自然と『べき』を使うようになって、その事に違和感を感じることができず、むしろ適切な言葉を選んでいる感覚があります。

禁句にしたのは確か20年ぐらい前の事です。
自由な発想ができる人間でありたいと考えて、使用するのを禁止にしたように記憶しています。『べき』を使っていると、思考の幅が狭くなるという事に気が付いたからです。

それで、今、

「自由よりもっと大切な事がでてきたから使うようになったのか?」

というと、違うと思います。
自由でいたいから『べき』という言葉を使うようになりました。

自由でいるために禁止にして、自由でいるために解禁する。
一貫性がないといわれるかもしれません。しかし、私自身が変化したというより、周囲とか社会とか、そういうのが変化したので使う言葉が変化したのではないかと、そんな風に感じています。

それで、こういうのって言葉だけの問題ではないなと気が付きます。
食べものなんていうのがいい例でしょうか。必要になれば欲しくなりおいしいと感じるし、不要になればたべたくなくなりますし、食べてもおいしいとは感じなくなります。いかにおいしいうな丼であっても、2杯も食えば気分が悪くなるし、疲れて胃の働きが悪い時には重たすぎて食べたいと思いませんからね。

体の状態によって食べる物が変化するように、使う言葉は周囲の環境によって変化するのでしょう。
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