手根管症候群の話
2016年04月26日
先日、手先のしびれについて記事をかきました。
そして今朝、新聞記事をみると手根管症候群との書籍のをみかけました。もしかしたら、こういう症状がはやっているのかもしれません。はやりというと不謹慎に感じるかもしれませんが、こういう仕事をしていると手足のしびれというものについては、本当に流行り廃りというを感じます。
ちょっと前の話で言うと、何年か前にヘルニアが流行したことがあります。
腰が痛い、足がしびれるなら皆、腰椎のヘルニアで、手がいたい、手がしびれるというと首のヘルニアということになります。それがある時を境にヘルニアの人がほとんどいなくなって、ほぼすべての人が脊椎管狭窄症に変わったという事を目の当たりにしました。
研究がすすんで判断が変化したということこともあるかもしれません。
しかし、1~2年では手足や腰の痛みやしびれを抱えている人は、ストレスが原因であるということで安定剤を飲んでいる人が急激に増えてきました。
「それで成果があがているか?」
というと、私の目の届く範囲だとそんなことはないと思えます。
結局のところ、いまひとつ成果があがらないので、手を変え、品を変え、あれこれ試しているという印象が拭えません。
手根管症候群についの記述をインターネットでさらっとみましたが、整体的に考えるととんでもない見当違いの事をやっていると感じます。それで手術までやってしまう人もいるようで、とても怖いと感じています。的はずれなことをしなければ、よほどひどい人でもない限り1ヶ月もあればしびれは落ち着いてくると私は思います。
なお、先日書いた記事はこちらです。