三種体癖の不幸
最近、Youtubeで2chスレッドのまとめを動画にしたものをみるのが日課になっています。
スレッド、スレというのはその掲示板のテーマの事です。私は2chはなじめなくて見る事など皆無です。ただ、ごく希に神スレッドとなる書き込みがあって、それをまとめたサイトをみる事がありました。書籍化、そしてドラマ化された電車男などは多くの人がご存じではないでしょうか。
それで私が今見ている動画は主に修羅場スレのまとめです。
修羅場というのは男女間、主に夫婦間のいざこざから離婚までの流れの事です。知らない事を知るというのは興味をかきたて、大いに私の好奇心を満たしてくれます。
「どのように浮気の証拠集めて、それをどのように活かすのか?」
そして興信所や弁護士の活用方法などなど、様々な知識を得た私は離婚手続きについてはプロ並みの知識を得てしまったかもしれません。
「パートナーが浮気をしたときにどのように対処すればよいか?」
「パートナーと浮気相手に賠償金を支払わせた上に社会的制裁にを加える方法。」
などは、おそらく、たぶん、きっと私には不要な知識のはずなんですけどね。
ただ、まれにこのケースで離婚してしまうのは気の毒だなぁと思うシチュエーションがあります。
それがこちら
【修羅場】【第1話】美容師を追いかけて出ていった嫁に帰る場所はない
【修羅場】【第2話】美容師を追いかけて出ていった嫁に帰る場所はない
【修羅場】【第3話】不倫嫁の恋心が止まらない
動画4本にも及ぶ長編ですけど、側から見ている分には楽しめるのではないかと思います。
奥さんが
「彼を愛する気持ちが止まらない。」
といって家をでていったので愛想が尽きて離婚をするという話です。
常識と良識をもった人であれば彼女の考える事を理解する事は難しいと思います。でも、この女性はかなり色濃い三種体癖なのは明白です。ここまで三種傾向が強いと天才的な才能を発揮する可能性が高いと思うのですけど、時代が悪かったのか、それとも環境が悪かったのか、その天武を発揮する機会に恵まれなかったのだろうなぁと思います。
三種傾向が強いと一般的には天然キャラと言われることが多いです。
知性ではなく感性で物事を捉えるタイプになります。私が三種を説明するときによくやる説明は、
「初めて会った人でも一目見ただけでいい人かどうか判断できる。」
というものです。
直感的になんでも一瞬でわかってしまうのです。でも、欠点としてそれを言語化して説明できない傾向が強くなります。まぁ、これは本当は欠点ではないのですけどね。三種でも自分の直感を原語化できちゃう人がいますけどそれはきわめて希な才能です。直感と言語化能力というのは人間の機能としては相反するものなので両方を兼ね備える事はまずありません。芸能人でいうとマツコデラックスがそういうタイプの人になりますかね。彼?のような人がそこら辺りで普通に出会う事がまずあり得ないのは想像がつくのではないかと思います。
SNSで言うとTwitterとインスタグラムの違いといえばわかってもらえるでしょうか?
私は文字で表現するすることを得意にしているのでTwitterが楽しいと思うのですけど、インスタで映像や画像で表現することは邪魔くさいと感じてしまうのです。インスタを楽しんでいる人はきっとその逆でしょう。
この女性、一般的には天然ボケといわれるタイプです。
その天然ボケがかなりきついですね。思っている事、考えている事、そして伝えたい事が言葉にならずそれでもなんとか伝えようと歌を歌うという具合に、他人から見ると奇矯な行動になってしまうのです。
心のキレイな純粋な人間でしょう。
それをわかってくれる男性と出会うことができればたぶん幸せになれることでしょう。例えば、美容師にすがりついて袖にされた後、
「かえりましょうか。」
と、言った時に頭を叩いて、
「あほっ!」
と突っ込みをいれてくれるような男性だったらいいのでしょうけどね。
そう考えると天然ぼけの人は関西人のもつ笑いのDNAをもった人をパートナーに選ぶとよいのかもしれません。他人からみたらおかしな行動をしても、
「面白い奴。」
と笑いに変えようとする精神をもっている人は少なからずいますから。
たぶん、ご主人の側に何らかの問題があって彼女はそれが不満だったのでしょう。
その不満の解消として美容師に惹かれてしまったのだろうと思われます。理性による判断ではなく、この美容師が信頼のできる男性であることを直感的にわかっていたのでしょう。ただ、それを言葉でうまく説明できないし客観的にみて合理性がないから頭が変だ、おかしいと思われてしまうのです。ちなみに、この動画、うちの嫁にも面白いからと見せたのですけど、
「気持ち悪い人だ。」
といっていました。
うちの嫁も三種傾向の強い人間でもしかしたら共感できる部分があるのではないかと思ったのですが、残念ながら理解をするのは難しかったようです。だから、今回私が言っているような事を理解してもらえる人はまずいないだろうと思いますね。
動画はご主人の視点で表現されていますから、そういう部分は一切ありませんでした。もちろん会った事のない人だから、たぶんそうだろうという話でしかありませんが。
ただ、
「三種体癖の人は生きていくのが辛い世の中なんですよ。」
とよく話をしています。
物事を客観的にとらえて言葉にかえないと頭が悪いとか、おかしいとかいわれてしまいます。勘なんていうのは理性ではなく直感なのですが、それを言語化して他人に説明するのはとても難しい事です。
私は感が鈍いタイプの人間なので、嫁の直感をよく利用しています。
例えば、初めて会った人の印象を嫌な感じなのか、それともいい人だと感じるか?と聞くのです。それで、嫌な人だ、なんかおかしいと感じたという時はその人を警戒するようにします。仕事や金銭が絡む時にはこの直感を120%信用して付き合わないようにしています。
繰り返しますけど、3種の人は考えている事をうまく言葉にできないだけです。
そして、それは能力が劣っているからではなくとても優秀だからです。どういうことかというと、私のような凡人にはそれを解らせるようにうまく説明できないだけで、こちらが劣っているだけなのです。
好奇心と興味が全生には大切です
歳を実感できず、現実も見えない男の話
ちょっと前に競馬場に息子と2人ででかけました。息子が、ウマ娘というアプリのゲームで競馬に興味をもったから一度、生の競馬を見せてやろうと思ったのです。
自宅は京都競馬場の近くなのですが、現在改修工事中という事で仁川の阪神競馬場です。
出かける時には、三冠馬のディープインパクの2戦目のレースを見に行った時以来だなぁと考えていました。でも、よく考えれば息子が幼稚園のころに、馬を見せてやろうと思ってピクニックがてらでかけた事を思い出しました。だから6~7年ぶりぐらいですね。その時は馬、牛、豚といった家畜がもつウイルスに触れておくと体が丈夫になるなんていう論文だったかの情報をみかけて、直接、馬に触れる機会を作っておこうと考えていたと思います。だから馬をさわりに行ったという感覚で、競馬を楽しむという形で競馬場にいくのはやはり15~20年ぶりぐらいになります。
そんな訳で、私の競馬に関する知識は15年前で止まっています。
その日は天皇賞の日だったのですけど、出走する馬の血統をチェックしようとすると、父親をにはキングカメハメハ、ディープインパクト、ステイゴールドとか私が競馬場で応援していた馬たちの名が並びます。
また、リーディング1位の騎手が武豊じゃないんですよね。
この日は関東で天皇賞がありましたから、他の有力騎手がそろって関東へ出張していたのもあってか武豊は大半のレースに乗っていました。私にしたら武豊が天皇賞に乗鞍がないというだけでも驚きなのです。この日は、それなりのレース数に乗っていても1勝もしていませんでしたからちょっと残念な気持ちになったりします。15年前なら、このレースで武豊は勝つか?なんていう思考が中心になるレースも珍しくなかったですから、ずいぶん大きな変化です。
武豊は私より4つ年上で、大きな落馬事故にもあっています。
だから、いまでもよく乗っていられるなぁというのが本当なんですけどね。15年ぐらい前だと、岡部幸雄といってシンボリルドルフの主戦騎手だった人の引退のころで、確か55歳あたりだったように思います。そういうところから踏まえると私が当時岡部という騎手に感じていた印象を、現在の若い競馬ファンたちは感じているのかもしれないなぁと思うわけです。ちなみに、私の岡部幸雄に対する印象というと年寄りがでかい顔をしてんじゃねぇって感じでしたね。
ちょっと嬉しかったのは幸英明という騎手がリーディングの10位以内に入っていた事でしょうか。
彼は若手の騎手の中でかなり注目している人でした。馬の実力を堅実に発揮させる実力のある騎手だったのですけど、その力量に見合わない成績だなぁと思っていたのです。そういう人が、ちゃんと周囲に認められて力量に見合う成績をあげるようになっているのはちょっと嬉しく感じます。
阪神競馬場の一番大きな変化はコースが大きく変わっていた事です。
阪神競馬場はちょっと変な形のコースで枠順での有利不利があったりしたのですけど、それがほぼなくなっているという印象でした。コースも大きくなっていましかたらかなり大規模な用地買収が行われたのだろうなんて事を考えていました。
ただ、かわっていないところがって、それはフードコートだったりします。
当時は改装がおわった直後という感じのきれいな食べ物のお店が並んでいるという印象でした。ところが、古ぼけた商店街という雰囲気が漂っていました。設備としては大きな問題はないから今でも使われているのだと思いますが、変わらないでいると寂れた印象があるのだなぁというのが印象的でした。
自分は日々歳をとっていくのですけどそれを自覚する事はあまりないのです。
高校生だったころをつい先日のように思ってしまうぐらいです。ところが、競馬場に行くと自分がかなり歳をとってしまっているという事に気がつかされてしまいました。とても当たり前の事なのですけど、そういう当たり前の事に気がつけていないということを確認してしまった時、自分がお伽話の登場人物になったような不思議な気持ちになりました。
たぶん、現実感がまったくないんですよね。
「この歳になっても、まだ自分の存在がぼやけている。」
というのは、ちょっと恥ずかしい事のように感じていました。
さて、朝一番からメインレースまで馬券はかすりもしませんでした。
それで最終レースは荒れて大きな配当がでそうな気配がプンプンしていましたので一発当ててやろうと。そのレースには目を付けた馬がいてその馬から総長しで確か1400円買いました。予想通りその馬は1着でしたが配当は1000円程度で的中したのにマイナスになってしまいました。勝負には勝ったけど、馬券で負けるという競馬によくある奴です。
私は帰りの電車で、
「息子には予想と馬券をあてるところを生で見せる事ができたので父親としての面目はかろうじて守られたはずだ。」
自分にそう言い聞かせるのでした。
どうすれば健康になりますか?
「どうすれば健康になりますか?」
様々な質問を頂きますけど、つきつめて意図を集約するとこういう質問になるのではないかと思います。 でも、この質問をしている人はダメなパターンが圧倒的に多いのかもしれません。なぜなら、自律神経というのはあなた自身が心の奥底で抱えている本当の目的に反応するからです。
事例を一つ紹介しましょう。 今年、こういう人は3年ぶりぐらいだなぁと思えるかなり変な人がやってきました。3年もの間が空いたのは、私がそういう変な人、平たくいうと健康になるつもりがまったくない人が反応しないように努めているからです。 進撃の巨人の壁を想像してもらうといいでしょう。 私はそんな面倒くさいだけの人が反応しないように壁を作って、その中に引き籠もって穏やかに暮らしていたのです。しかし、その壁を越えてきて猛者がいました。 私は思い出したのです。 世の中はこういう困った人たちであふれていたという事を・・・。 どういう人だったかを今風の言葉で言うと、 「どうしたらマウントをとれないか?」 をひたすら考えている人たちでした。 たちというのはご夫婦で来られたからです。たぶん、ご主人がそういう人のようで、奥さんがその影響をもろに受けて染まっていると感じました。 話を聞いて、それはこういう事ですね。 と私が説明をすると、耳が遠くて聞こえないというので大きな声で話したら、怒っているとかいいだしました。どないせいちゅーねんと思いましたけど、穏やかに大きな声で説明をするように努めたら、ご主人が 「大人を舐めるなよ。」 とかいって帰っていきました。 50歳目前のおっさん相手に言う台詞ではないから、何を思ってそんな事をいったのだろうかと後になって考えてみましたけど、 「一度、言ってみたかった。」 のではないでしょうか?
ここから先は推測が混じります。
ご主人はコンプレックスに苛まれている方だったのでしょう。 私の物言いが上から目線に感じたので、マウントを取られてはいけないと必死だったのじゃないかと思えました。 それで、そういう人たちが、 「どうしたら健康になれますか?」 と聞いてきたら、 「あなたたちは、健康になるより、自分たちのコンプレックスを埋める事の方が大切なのではないか?」 と、質問で返すのが適切な答えになってしまいます。 先に述べた通り自律神経というのはあなた自身が心の奥底で抱えている本当の目的に反応します。そして、その目的を達成するためには、健康ではない方が都合がよい事の方が圧倒的に多いのです。
今回のようなご夫婦では、社会とうまく関わっていく事は難しいでしょう。 そして、そういう人たちの大半は、病人である事を盾にして自分を守っています。
「病気だから。」 「妻の具合が悪いから。」
とかいっていれば社会との関わりを簡単に絶つ事ができる訳ですからね。
私の所へ来て、私の言うとおりにしたら多分体は元気になりますよ。 それで、体が元気になったとき社会や周囲の人たちとどのように関わっていくかよく考えてみることです。私のように1人で壁の奥に引き籠もっている方が都合がよい人っていうのは想像以上に多いと思われます。
その場合、
「本当に自分は健康になる必要があるのか?」
という事についてよく考えなければいけません。 健康になったら自分の心の安定が保てなくなる人が健康になる事を本心では望みません。自律神経は本当の気持ちに素直に従いますから、そんな人が健康になることはありません。
ピンとこないようなら、
「大人を舐めるなよ。」
みたいな意味のわからない捨て台詞を言うために私のところに来るのは時間の無駄だという事だけでも理解しておいてもらうとよいでしょうね。