幸福な人生にストレスは必要
2022年09月19日
英語の勉強をはじめて1ヶ月程度が過ぎました。
いまだ、勉強した事が身についている実感がありません。さらに、
「勉強しなくてはいけない!」
という妙な切迫感が日々ついてまわっています。
そのせいで鳩尾に妙な力が入る時があって苦しいとまではいきませんが、プレッシャーのようなものを感じる時がよくあります。
機動戦士ガンダムに登場するシャア・アズナブルという人物に、
「この私がプレッシャーを感じているだと・・・。」
という有名なセリフがあるのですが、シャアが感じていたのはこれだなぁと実感しています。
まぁ、私は学生の頃にはこの何倍ものプレッシャーを感じながら勉強していたはずですから、いまのプレッシャーなど大した事はないとは思いますけどね。
最近の風潮だと、こういうプレッシャーをストレスと言って切って捨てる傾向があります。
そのせいだと思うのですが、
「楽しまなければいけない。」
と思い込んでいる人が、新しい事をはじめる時の緊張感をストレスだというのです。それでその挑戦を辞めてしまうのを何回か見たことがあります。それは非常にもったいない事だと思うのですが、楽しむという事は我々人類に定められた義務なのできっと仕方ないのかもしれません。
しかし、私からするとこの緊張感は自分を後押ししてくれるものです。
だから、頻繁に新しい事に挑戦して緊張を楽しんでいます。今年はすでに趣味みたいな資格を2つとりましたし、そこからさらに英語をはじめたわけです。
私は、英語のオンラインレッスンを受けるなんて嫌で嫌で仕方がないのです。
英語をはじめるにあたっていろいろ調べたのですけど、英語を身につける人ってたいていは元からコミュニケーション能力が高い傾向があると感じました。それで、そういう人はいろんな人と話すのが楽しくて仕方がないという人の方が多いようです。だから、英語でしゃべる事ができるというのは、話せる相手が増える、つまり楽しみの幅を拡げるという事になるようです。
そういう人たちと私では根本的な部分が違います。
私なんてまる1日誰とも話をしないでも平気です。むしろ黙っている方が気が楽で話をしたいと思う事の方が少ないぐらいですからね。でも、英語で書いたり話したり出来るようになった時にちょっと世界の景色の見え方がちょっと変わるんじゃないかと、その景色を眺めてみたいからと思っているのでなんとかやれている訳です。
実はストレスっていうのは私にとっては背中を押してくれるものです。
これは越えなきゃいけないハードルだと教えてくれているのです。他のケースだと、こっちの進路は違うよ、この人は違うよ、私と同じように英語を勉強している人でも、その勉強方法あなたには向いていないからやり方を変えた方がいいよみたいな、そういう事を体が教えてくれているサインだったりすることもあるでしょう。
体は言葉を使えないから様々な方法で教えてくれる訳です。
それをどのように読み解いていくか?というのが上手に生きるコツだと考えています。でも、そういうのを読み解くのを面倒くさいと考えてしまう人がよく言っているセリフが、
「楽しまなければいけない。」
ではないでしょうか。
サインを一切感じないで生活していたらどうなるでしょうか?
スキルや技能が何にも身につかないとか、友達に裏切られるとか、詐欺に騙されるとか、そうなってしまうように思えます。一体いつからストレスは体を壊す害悪だなんて言われるようになってしまったのでしょうかね?
ストレスっていうのは感情の1つです。
嬉しい、楽しい、怒り、悲しいなどの感情がブレンドされて生まれる感情の一つです。だから、ストレスのない生活なんて小綺麗な表現がありますけど、それって嬉しいとか楽しいを感じない生活というのうと同じ意味になるような気がします。泣いて、笑って、怒って、喜んで、そういう感情は人間が幸せに暮らしていくためには絶対に必要なものだと私は思いますけどね。
関連カテゴリー<
ブログ
>