ブログ「日々整体」

頭の骨と気温の話

昨年、冬至の日以降はほとんどの人に頭に異常な緊張がみつかります。


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骨の継ぎ目を意識して触れてみると多少わかりやすいかも?


当然、自律神経のバランスが悪くなっていますので、



 ・首、肩、背中に違和感を感じる
 ・過食、食べ過ぎる
 ・言いようのない不調
 ・なんとなく元気がでない
 ・やる気がでない
 ・眠りが浅い


というようなことになっている人がほとんどです。
写真でいうとこの辺りが固くなって盛り上がっています。違った言い方をすると、頭の血の巡りが悪くなってこのあたりで滞っているともいますね。明確にどこかが悪いと感じるのではなく、なんとなく調子が悪いと感じる方がほとんどです。

今年はこの傾向が顕著ですね。
気温が下がって体を冷やした事で起こっているようです。左右の頭のバランスが違いますので、触ってみれば素人の方でも変だとわかるかもしれません。

悪くなっているのは胸椎3~5番です。
人によって多少位置が異なります。この影響でほとんどの人は胃腸の働きが悪くなっています。そのせいで、お正月に暴飲暴食をしていた人などはひどいことになっていますね。今回の冬は暖冬だと言われていたそうでが、急に冷えこんだりすると体が冷を冷やしてしまうのです。

頭骨に強く影響がでているので、耳鳴りがひどくなったというような人もいます。
また、この影響でひどく腰が痛くなってきたというような人もいます。ひどい人だと立てなくなって寝たきりになっているという人までいいますね。毎度いうことですが、原因は1つでもその結果は人によって全然違うということです。



「体を冷やしてはダメだ。」


とよく指導をしていますが、体の調子を崩す、自律神経のバランスが乱れるのは、寒くて体を冷やすというより、


「急激に冷えるときだ。」


といった変化だというのは知っておくとよいでしょう。
じわじわ寒くなっていくというのでしたら、体は寒さにちゃんと対応してくれるので問題になることはないのです。

頭痛がなくなった

先日、一人の方が卒業してゆきました。

「一区切りつけましょう。」

なんて言い方をすることが多いですが、整体というのは本来は、自分で自分の体を整えるための技術です。ですから、私の整体を受けないと健康に元気になれませんというのでは駄目です。

一番、喜んでいたのは、


「頻繁に頭が痛くなっていたのがなくなったのが嬉しい。」


といっていました。
私からすると、自律神経がちゃんと働くようになったんだから当たり前なのですけどね。

頭痛の原因は、人それぞれでです。
今年は以外な原因で頭痛で苦しんでいる人がいました。何が原因かというと、


「右手の親指」


に異常がありました。
毎月2~3日程度寝込んでしまっていたそうですが、その方も割合すぐに解消しました。

長く頭痛と付き合ってきた人にとっては頭痛がなくなるということは思いつきもしないようです。非常にバカバカしい認識だと私は思います。

ただ、日常的に頭が痛くなるという人にとって、頭痛がなくなるとというのはなかなか信じがたいことのようです。
関連カテゴリー< 自律神経失調症頭痛

私が体を整えるときの過ごし方

ここ2週間ほど体の調子が悪いということを感じていました。
原因ははっきりとわかっていて、頚椎2、3番の動きが悪くなっていたからです。その影響で眠りが浅くいくら体を休めても疲れがぬけない状態でした。運動としても顎の動きが悪くなっており、顎を動かすとポキポキと音がなっていました。余談ですが、顎関節症なんですとかいう人はたいてい同じことが起こっていますね。

1週間ほど、試行錯誤していましたが、これは自力ではちょっと難しいと判断したのでリラクゼーションマーサージにいってきました。

目的は、深い睡眠をとるということです。
決して、押したり揉んだりしてもらってゆるめてもらおうなどとは考えません。今回のように自分で体を整えるのがうまくいいかないときにたまに利用しています。また、私が強く体をおされるのを好まないので、それをわかってくれるところを選ぶのもポイントです。強く押されたって痛いだけで体にはなんのメリットも感じません。繰り返しになりますが、30分程度でよいので深く眠りたいだけなのです。

ちなみに、そのための工夫として行く前に銭湯へいって体を温めてゆきます。
普段はサウナなどで汗をかくことをすすめています。しかし、この日は3分ぐらい体力の限界を感じました。やはり、これはいよいよ駄目だなぁと再確認しました。

そして、リラクゼーションを60分うけた後、足の骨にこわばりを感じたので足つぼも30分足してもらいました。

終わったら、すぐに腰が痛くなっていました。


「あぁ、やっとこれで首の疲れが抜ける。」


そう確信しました。
家に帰ったあと、頭痛もしてきました頚椎2番が悪くなっていたのですから、良くなるときには頭が痛くなるのは当たり前です。テレビを見たり、漫画を見たり、ゲームをしたりとゴロゴロとすごしました。頭が痛いのですから外出する気はしませんでしたし、頚椎のこわばりははっきりと感じていましたので体を休めることにしました。


眠ったのは、21時すぎぐらいでしょうか?
朝5時半ごろに目が覚めたのですが、その時には腰にこわばりを感じました。

「もしかしたら2~3日は腰がすっきりしないかも?」

と思いましたが、仕事を初めてみればそんなことはなくいつも以上に快調に仕事をすることができています。

リラクゼーションにいくことなど3ヶ月に1回あるかないかぐらいでしょうか。うまく自分で整えられない時は積極的に利用するようにしています。

ちなみに、頚椎が悪くなる原因もはっきりとわかっています。
原因は、今年はじめて剣術です。まだ刀の扱いが下手なのです。腕力で振り回すから首がおかしくなってしまうわけです。
関連カテゴリー< 腰痛、膝痛頭痛

検査と自律神経の話

「検査をしても問題はない、体にはなんの問題がないから自律神経の異常である。間違いない!」

某お笑い芸人のようなセリフを専門家に言われて、私のところへ相談に来られた人がいました。

体の状態をみると、「死に体」だと私は思いました。
死に体というのは、相撲の用語でもう挽回が無理とう状態です。ちょっと意味は違うかもしれませんが、私が直感的に感じた事を伝えるのはこの言葉がぴったりとくるような気がします。

すでに仕事をする体力も気力もなくなってしまっている状態です。
私には体の機能がまともに働いているとは思えませんでした。それにもかかわらず体に異常なしとは、どういうことかと思います。検査の数字しかみてないから、こんな判断になってしまうのでしょうか。

もっとわかりやすいところでいうと、最近は写真をとらないと骨がおれているかどうかわからないようです。骨が折れていれば、普通は顔色が悪くなってきますし、平静ではいられなくなります。ですから、折れているかどうかなどの判断などは、顔色をみればわかります。さらにいうなら、折れていても血色のいい顔色で、ケロっとしていればツバでもつけておけばそれでよいのです。固定もする必要がありません、固定などしたら逆に治ったあとにまともに動けなくなったりするものです。

多くの人が、


「気がついたら大きな病気になっていて手遅れだった。」


というのを恐れています。
しかし、やはり気がついたらというのもありえません。大きな病気や問題が体におこれば、絶対に痛みや違和感を感じるようになります。しかし、初期の段階ではそれは数字になってはほとんど現れないようです。そのせいで、その痛みや違和感を、

「年のせいである。」
「ストレスのせいである。」

と誤魔化してしまっています。そんな事をしているから、検査で異常がみつかったときには手遅れになるんのです。

ですから、以下の言葉を覚えておいてもらうとよいと思います。


「痛みや違和感は3日で消える、長引いても最大1週間、それ異常続いたら、体になにか問題が起こっている。」


ということです。
自律神経がきちんと働いていれば体の痛みや違和感などそれぐらいできれいになくなります。ちなみに、体の問題は、肩こり、頭痛、腰痛などという形で感じ始める事が多い傾向があります。1週間以上ながびくようなら、何かを間違えていますね。
関連カテゴリー< 腰痛、膝痛自律神経失調症頭痛

体をちゃんと使えていないだけの話

「正座は体に悪い姿勢である。良い姿勢であれば正座して足が痺れるはずがない。」

と、テレビでいっている人がいました。
で、その人の結論は骨盤を閉めれば健康になるからこのベルトを使って骨盤をしめろということでした。こんな人がテレビにでて偉そうな事をいっているのとはひどい話です。この程度の人を取り上げるメデイアにも文句を言いたくなってしまいますね。

見ている側も、この話をきいて、

「あぁ!そうだったのか!」

と正座を辞めてベルトを買うというような人がそうたくさんいるとも思えませんが、実際のところはどうなのでしょうね?

正座をすると足が痺れるのは上手く正座ができていないだけです。
足を曲げて背中をすっと伸ばせばそれで正座ができているというわけではありません。正座というのは全身をうまく使ってこそはじめてできるものです。例えば、足が痺れている人は、足より手に意識を持っていくほうがよいでしょう。全身をうまく使えれば痺れたりするような事はなくなります。日常的に畳の上で生活してお箸で食事をしていた日本人はそういう事が当たり前のようにできたのでしょう。

最近では、

「こういう事ができなくなったのは栄養不足である。」

という風潮です。
正座ができないのは栄養価の少ない野菜を食べているからだとかいってサプリメントをせっせと食べたりしている事になります。ずいぶんおかしな事をやっているとは思わないでしょうか。

実は、腰が痛くなるも、肩や首が痛くなるのも、耳が遠くなるのも、目が見えなくなるのも、眠れないのも、全部体をうまく使えていないことが本当の理由です。

でも、こんな事を言うと、


「そうか!運動不足が原因なのか!」


なんてほとんどの人がいいだします。
本当の原因は、こういう安直な思考といえるかもしれません。
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