ブログ「日々整体」

体は努力でどうこうするものではない

努力して健康になろうという人がいます。
はっきりいって駄目です。体というものは努力して作るものではありません。ですから、


「努力して体にいいものを食いる。」
「努力して運動をしている。」
「努力して不摂生しないようにしている。」


なんていうのは、見当違いもいいところです。
現実、最近ひどく体を悪くしている人がいるのです。その人に、


「このままでは入院程度ではすまないかもしれませんよ。」


という話をしました。
すると、


「私はこんなに頑張っているのに駄目だしをされた・・・。」


と口にしていたそうです。
努力のいきつく先などというのはたいていこんなところです。


体というのは、ほっておけば健康になるようにできています。
努力するというのは、その邪魔をしているようなものです。もう少しわかりやすくいうなら、努力しなければいけない時点で何かを間違えているということです。なぜなら、


「体は、ほっておけば健康になる。」


からです。
こんな事をいうと、


「じゃあ、どうすればいいんですか?」


なんて聞いてきます。
こんな質問する時点でもう間違えてます。
それに対する私の答えは、


「まずは、清く正しく美しく、辛いことや悲しいことがあっても笑って生活してください。」


となります。
まずは、これがはじめの第一歩だということです。
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ある日突然に体はよくなるという話

今年にはいって剣術を始めたという話は何回かしたように思います。
その剣術ですが、はじめて3ヶ月ほどたったときに気づいたことが一つあります。それは肩の可動範囲がせまいということです。そのせいで刀をうまく振り下ろすことができていませんでした。

それが先週になって急に動く範囲が広くなりました。
肩の動く範囲が広くなることで、剣を振り下ろすスピードは早くなります。また剣を振り下ろす軌跡にブレがすくなくなりまっすぐ振り下ろせるようになります。どちらも刀で人や物を切るということをするためにはとても大事なことです。

また、これまた先日ですが、体を動かすときに腰椎3番の状態を意識して体を動かしていました。すると、どうも腰椎3番にうまく力が集まっていないということに気が付きました。

腰椎3番は、体を動かすうえで中心になる骨です。
ですから、腰椎3番を壊すと人はまばたきすらできなくなるそうです。ただ、残念ながら、私はそこまで腰椎3番をダメにしてしまった人をみたことがないので話として聞いて知識としてしっているだけです。

余談ですが、ぎっくり腰というのは本来腰椎3番を痛めた状態を示していると考えています。しかし、世間でいうぎっくり腰は、


「ある日、突然腰が痛くなった。」


とういだけのことです。
私の肩の可動範囲がある日突然大きくなったように、ある日突然腰が痛くなっただけのことです。


「ぎっくり腰なんです。」


いってこられる人の95%ぐらいは腰椎2番か5番を悪くしているだけですね。ぎっくり腰というのが何かを知らないままに、安易にぎっくり腰なんていう言葉を使うのは辞めるのをおすすめします。


さて、腰椎3番の話です。
先日、稽古中に腰椎3番の動きが急によくなりました。準備運動をして温まったからとかそういうレベルではありません。あからさまによくなったのを私は感じました。その結果は、いままでは体全体の感覚がまったく異なるということです。


こちらも突然にかわったというのがポイントでしょうか。
体というのは少しづつ変化をしていても、それが成果や結果として現れるのは突然だということです。これは私の体だけではなく、整体にこられている人すべてにいることです。

このことを知っていると、


「すこしづつ良くなれば、少しでもよくなれば。」


なんていっている人はいつまでたっても体が変わることはないということでもあります。



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健康診断の結果が・・・

先日、整体にこられた人から、


「毎年、健康診断にひっかかって再検査になっていたのが今年は全部問題なしのOKだったのがとても嬉しかった。」


という感想をいただけました。
まぁ、検査ででてくる数値などあまり重要視する必要はないと考えていますが、整体師としての仕事がなんらかの数値になってでてくるというのは、やはりちょっとうれしいものだったりもします。

自律神経の状態というのは、検査の数値にはでてきませんが、自律神経の働きが整えば検査の数値が整うというのは、私にすれば当たり前なのですが、そうは思えない人もまだまだいるようです。

まぁ、このぐらいで満足しているようじゃダメなのですが、1つ結果がでたということについては満足して、さらなる精進に結び付けたいものです。




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豊かで幸せな生活ができるようになるだろうか?

最近、空手の達人の話をききました。
その達人は、膝に怪我を抱えているので、歩くときには足をひきずらなければ歩けないような状態でした。その怪我は、悪い手本をみせようとして、


「このような形の構えは駄目だ。」


と実演をしているときに、門下生がうっかり蹴りを放ったところ、もろのその蹴りを受けてしまって怪我をしたのだそうです。

ところがこの人は、組手をはじめると足の怪我を感じさせることはないそうです。
体の動きにはまったくぶれるようなことはなく、足をひきずるような状態でも門下生相手に組手ができるそうです。当然ですが、怪我する以前とまったく同じ体の動きや技もだせるそうです。

また、日本一の居合の達人は日常的に腰が痛いそうです。
刀を抜く速度は、1/60秒で撮影するカメラでも捉えることができないぐらいのスピードです。私もビデオでみたことがありますが、目ではとらえられませんでした。

達人クラスになると、体の問題と運動能力にはあまり関係がないということがいえます。足や腰が痛かろが能力を発揮できる状態はあるということです。

もちろん、


「ここが壊れてしまうと身動きができなくなる。」


という部位はありますが、基本的には靭帯が伸びてようが、骨が折れていようが、人間の運動能力は落ちることがないといえそうです。


こんな事を知ったタイミングで、


「体が健康になれば、豊かで幸せな生活ができるのではないか?」


という人が続いて整体にやってきました。
さて、この人たちは


「体が健康になれば、日常生活に感じる不安、不満を解消して、豊かで幸せな生活ができるようになるだろうか?」


というと、おそらく違うのだろうとそんなことを考えました。
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1年中傘をさす人はいない

このところに整体指導について、

「矛盾がある。」

と苦情をいう人が続いています。

私が指導している内容を簡単にいってしまうと、


「雨が降ったら傘をさしましょう、雪が降ってきたら防寒しましょう。そして、春になったら外にでて元気に暮らしましょう。」


ということです。
こんな当たり前のことを、くどくどと難しい理屈をこねてお話しているというだけのことといえます。ところが、雨がやんだのだから傘をたたんでしまえというようなことをいうと、


「前は傘をさせばよいといっていたではないか!」


といいだす人がいたりします。
また、ちゃんと傘をさしているつもりでも、


「横風で雨を浴びてずぶ濡れになっているからカッパを着ましょう。」


というと、


「私は、言われたとおり傘をさしているのに、前といっていることが違う!」


なんていう人がいるわけです。
晴れようが、雨がふろうが、雪がふろうが、おかまいなしで年中傘をさして生活しているようなことで、自律神経の働き整うわけがないのです。
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