ブログ「日々整体」

食べない方が元気がでる

「朝食は食べないと駄目だ。」
「1日3食食べないと駄目だ。」

と、考えている人が圧倒的に多いです。
しかし、ちょっと掘り下げて考えてみれば単なる思いこみであることがすぐにわかります。

「これから40km走ります。」

という人はお腹いっぱい食べたりしません。お腹一杯食べれば重くなるのは誰にでもわかることでしょう。

「今日は大切な試験があります。」

という方もお腹一杯食べたりしません。腹一杯食べれば頭の回転が遅くなるからです。そんな事は誰にでもわかることです。しかし、とんどの人は逆をやろうとします。

プロボクサーは試合前に食事を減らして減量します。

なぜか?

それは簡単です。
減量した方が強くなるからです。食事を抜いていると視力、パンチ力、スタミナ、撃たれ強さ、すべての能力が高まってきます。

野生の生き物でも同じ事が言えます。
ライオンはお腹がすくまで狩りをしません。今食べておかないと明日食べれないとか考えたりはしません。もし、お腹がすいたときに元気がでなければどうなるか?うまく獲物をとることができなくなってしまいます。

お腹がすいている方が体は元気なのです。ちょっと考えてみればわかることではないでしょうか?

自律神経で考えてみると、お腹をすかせた状態だと交感神経が高まってきます。ると、やる気、元気、集中力、持続力、全てが高まってきます。

元気でなければ飯を抜くのです。

それだけで解決する体の問題はとても多いのです。

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うつじゃないねというとがっかりする人たち

うつの状態は頭をみるとわかります。
頭の右側がうっ血してさがってきています。ふれるとぶよぶよとした感触がします。よい状態の頭はある程度ぴんとはった状態です。素人でもわかるぐらいはっきりと違いがわかるでしょう。

ところが、

「うつなのですが・・。」

と相談にこらた方でも、頭にふれてみるとうっ血していない事の方がおおいのです。

そこで、突っ込んで質問してみると、

「会社で配られたチェックリストで一定以上の点数だったからうつなんです。」
「インターネットで調べたらどうもわたしはうつらしいのです。」

と、完全な素人判断なのです。

そこで、

「あなたはうつじゃありませんね。」

というとがっかりして帰っていきます。
どうも、自分はうつだということにしたいので、違うというとがっかりするようです。

体の事で困ってまともに生活できない人からみると、

「馬鹿な人がいる。」

と思うことでしょう。
自分が病気であるということにしたいのか、あるいは、あれこれ調べて出した結論を肯定して欲しいのかもしれません。


こんな方が1週間で3名もこられました。
今の時期は頭に問題が起こりやすいのをうっかり忘れていました。

こういう方がそのままの考え方で放置しておくとどうなるか?というとうつになります。

「病は気から」

という言葉はやはりその通りなのです。
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怒鳴りつけたくなる人たち

たまに怒鳴りつけたくなるような質問をしてくる人がいます。

「何回いけば自律神経が整いますか?」

というものです。
電話をかけてきて、いきなりこういう事をきいてくるわけです。

わかるわけがありません。

体の状態を確認しないままで判断をさせようというわけです。
こんな質問をしてくる人は、自分の体の状態すら説明しません。たいてい、インターネットで情報をあつめて自律神経が悪いと素人判断をして、

「自律神経が悪いんですがどれぐらいでよくなりますか?」

と聞いてくるわけです。

やはり、わかるわけがありません。

自律神経の状態を確認する事は、それほど難しい訳ではありません。
骨盤と背骨をみていけばすぐにわかります。しかし、なんの知識や経験のない素人がすぐにわかるというほど簡単なものでもありません。それを、インターネット上にあるいい加減な情報で自己判断してのものなどあてにならないからです。

人の体は千差万別です。
耳鳴りや不眠などに分類される体の問題も、その原因や解決方法がすべて違うと思ってもいいぐらいです。車やテレビの修理をする感覚で体を整えようなど不可能なのです。


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ニートと交感神経の関係

体には適度な緊張が必要です。
ニートの方の体をみるとそれがよくわかります。仕事をせずずっと引きこもりで暮らしている人の体には緊張感というものがまったくありません。ゆるみきってますし、体には弾力がありません。そうなると、ちょっとしたストレスにも耐えられないような状態になります。だから、外にでて仕事をすることができないのです。

ですから、話をきかなくても体にふれると

「このニートだろうな。」

という事がすぐにわかります。
やる気も根気もまったくないだせない体の状態だからニートになるのです。人間は社会との関わりが必要な生き物です。体が元気な状態になれば、家を飛び出して様々な事に挑戦するようになります。

学生さんから、よく頂く相談は、

「朝おきれない。」

というものです。
朝、目覚めても体を起こすことができないので学校にいけないのです。検査をしても体にはなんの問題もありません。だから、周囲の人は、

「やる気の問題だ。やる気をだせ。」

といいます。
ところが、やる気を出せる状態ではないから、朝起きることができないのです。

さて、ニートの方、朝起きることができないという方は交感神経の働きが悪くなっています。
交感神経はすべての元気の源です。交感神経の働きが悪いと、朝起きれない、やる気がでない、根気がでない、集中力がない、すぐ眠くなる、というような状態になります。端から見て体に問題があるわけではありませんから、周りから、

「やる気をだせ!」

と攻められることが多いようです。
しかし、交感神経の働きが悪いと本人に動きたいという気持ちがあっても、体がついてこないのです。



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人体実験をやってみる

「チョコレートはよく食べて週に1回ですよ。」

整体でいつも指導させてもらっていることです。
チョコレートを食べると右の骨盤がすぐに下がってきます。下がってくるのはチョコレートだけではありません。スナック菓子、ケーキなどの洋菓子はすぐに右の骨盤がさがってきます。

右の骨盤がさがるとどうなるか?いうと、副交感神経の働きが悪くなってきます。

人によっては左の骨盤が開いて交感神経の働きが悪くなる方もいます。
だから、必ずこうなりますと安易にいえるものではありませんが、自律神経の働きが悪くなるというのはほぼ間違いありません。

また、チョコレートを食べたときに頭がすっきりして目が覚めるということもあります。
私自身も経験があります。どうしてそうなるかというと、チョコレートを食べると交感神経の働きが高まるからです。でも、じゃあといって毎日チョコレートを食べていると間違いなく体は壊れてきます。過剰な栄養のとりすぎになってしまうからです。だから、

「チョコレートはよく食べて週に1回ですよ。」

と説明させてもらうのです。

実際、毎日、チョコレートを1かけら食べているという人に、

「それをやめてみなさい。」

と指導したところ、それだけで3年も困っていた体の悩みが解消したこともあるぐらいです。
チョコレートというのはそれぐらい体におおきな影響を与えてしまう食べ物だということなのでしょう。

さて、たまたま体の調子がよいと感じる日に手がすきました。
ふと思いついたのは、

「この状態で、洋菓子を食べたらどうなるか?」

ということです。

そこで、チーズケーキとシュークリームを買ってきてお茶にすることにしました。

そして、買ってきた2つのケーキを食べて後悔しました。
すぐに体が重くだるくなってきたからです。他の変化としては、胃の働きが完全にとまりました。食欲が完全にとまったのです。もう今日はこの後なにも食べたくないという感触です。

それまで元気はつらつな感じだったのが一転して体が重く辛くなってきます。

「もう仕事おわってかえろう。」

そういう気分になってきました。

どうしてかというと、右の骨盤が下がって副交感神経の働きが悪くなったからです。日々、自分の体が今、どういう状態か?という事を意識している私ですから、体の変化がすぐにわかりました。

「洋菓子は1個だけにしておこう。そして食べても週1回にしよう。」

そう、つくづく思いました。

もし、

「気力がわかない、体が重い。」

そんな方はまずは間食をやめてみることです。その原因はたいてい、食べ過ぎで自律神経の働きが悪くなっているからです。
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