ニートと交感神経の関係
2013年11月05日
体には適度な緊張が必要です。
ニートの方の体をみるとそれがよくわかります。仕事をせずずっと引きこもりで暮らしている人の体には緊張感というものがまったくありません。ゆるみきってますし、体には弾力がありません。そうなると、ちょっとしたストレスにも耐えられないような状態になります。だから、外にでて仕事をすることができないのです。
ですから、話をきかなくても体にふれると
「このニートだろうな。」
という事がすぐにわかります。
やる気も根気もまったくないだせない体の状態だからニートになるのです。人間は社会との関わりが必要な生き物です。体が元気な状態になれば、家を飛び出して様々な事に挑戦するようになります。
学生さんから、よく頂く相談は、
「朝おきれない。」
というものです。
朝、目覚めても体を起こすことができないので学校にいけないのです。検査をしても体にはなんの問題もありません。だから、周囲の人は、
「やる気の問題だ。やる気をだせ。」
といいます。
ところが、やる気を出せる状態ではないから、朝起きることができないのです。
さて、ニートの方、朝起きることができないという方は交感神経の働きが悪くなっています。
交感神経はすべての元気の源です。交感神経の働きが悪いと、朝起きれない、やる気がでない、根気がでない、集中力がない、すぐ眠くなる、というような状態になります。端から見て体に問題があるわけではありませんから、周りから、
「やる気をだせ!」
と攻められることが多いようです。
しかし、交感神経の働きが悪いと本人に動きたいという気持ちがあっても、体がついてこないのです。
関連カテゴリー<
無気力、不登校
>