鬱と起立性調節障害の違い
2020年09月25日
「体を起こすことができない。」
昨日、まったく同じ内容の電話が全く違う人からかかってきました。
当然、円もゆかりもない二人ですが、体に起こっている問題がは同じです。それで、一昨日前から台風が近づいてきて気圧が下がっているのか、心臓の動きが悪くなっているようです。私も、妙に腰が重くてじっと座っていられませんでした。だから本当は溜め込んだ本を読みたかったのですがじっとしていられなくてずっと片付けと掃除をやっていました。
それで、この二人は1人は社会人でもうひとりは中学です。
二人とも胸椎4番に問題があるので、うまく心臓が収縮できなくなっていたようです。社会人の人は、予約ははいっていたのですけど、
「うつがひどくていけません。」
と電話がかかってきました。
中学生の方は、学校へいけないという事で親が連れてきたのです。
ここまで言うとわかるでしょうか?中学生の方は、起立性調節障害という診断を受けている訳です。
全く同じ事が体に起こっているのに医師の診断が違うわけです。
まぁ、こんなことをいうと、
「間違っているのはお前の方だろう。」
と思う人もたくさんいるでしょうが、
「医者は神のごとき目を持つ専門家で間違ったことをいうはずがない。」
とか言う人は、この文を読んでいないと思うので話をすすめます。
医師が違うからという事もあるでしょうけど、結局のところ雰囲気でカルテに病名を記入しているという事がいえます。
社会人だからストレスでしょう、中学生の方は小学生の時に診断を受けたのですけど子供だから起立性調節障害にしておこうという事な訳です。
「いやいや、今の時代、小学生だってストレスを受けて大変だ。」
とかいう医者にみてもらったら、きっと鬱という診断がなされていたのでしょうね。
でも、私から見ると、
「心臓がちゃんと動けていないだけ。」
という事になります。
今回は、心臓の収縮がうまくいっていないようでしたが、ちょっと状況が変わると心臓が緩みにくくなったりするので動機がしたりしますね。そういう人は、パニックだとか、不眠だとか、だんだんいろいろ付け足されて行くことになります。
私からすると病名なんてなんでもいいのです。
「朝起きて仕事や学校にいけないのはなんでかな?」
そういう事だけわかればいいのですからね。